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2019年7月9日

896. 富山地方鉄道 稲荷町変電所(再訪)

地鉄 稲荷町変電所
既に訪問していたが、駆け足だったので再訪

523. 富山地方鉄道 稲荷町変電所(直流) ブログリンク
 

アプローチ:地鉄 稲荷町駅 容易
22kV受電 1回線
き電区分はY字型 電鉄富山駅と、寺田方(本線)、南富山方(不二越線)、そして車両基地を区分

22kV受電の送電線は2回線がジャンパされ1回線となる。稲荷町変電所は、その構造から当初から1回線受電

2回線 鉄塔だがよく見ると

別角度 2回線が1回線にジャンパ線で繋がる

稲荷町変電所に向かう22kV送電線 1回線

北陸電力の送電線系統図には記載されていないので、地鉄側専用(単独利用)の設備となっている可能性がある。
本線脇を通過する22kV送電線

上から22kV送電線
整流用変圧器の手前にCTおよびVTによるMOF設置
右 手前 避雷器 奥 6.6kV降圧変圧器

別角度 整流用変圧器は2台設備 両脇に6.6kV降圧変圧器

直流 き電線引き出し 3回路 
地鉄富山駅方と、寺田方(本線)、南富山方(不二越線)、そして車両基地分
車両基地用は、不二越線から再分岐

き電線引き出し
右 電鉄富山方
左 本線 寺田方

 

左 セクション表示(電車線区分標) 2本斜線 不二越線から車両基地へのき電区分
 

セクションインシュレーター拡大
電鉄 富山方から車両基地への導入部 セクション表示(電車線区分標)2本斜線
信号機上にセクションインシュレーター 電鉄富山方から車両基地への分岐


どうやら地鉄では、セクションインシュレーターがある部分は、斜線2本の電車線区分標で示す

不二越線 稲荷町駅手前 き電区分箇所 エアーセクション

不二越線 稲荷町駅手前 エアーセクションを形成
左 電車線区分標は斜線1本 奥 電鉄富山方き電 手前 南富山方き電(不二越線)

右上に箱 き電線が繋がる 不二越線 稲荷町駅手前

き電線が入る箱

木製箱に断路器 表示が見える
蓋は取れ、内面のカバーが1500V電極に触れている

区分開閉器 き電線の区分
 


本線 稲荷町駅手前 き電区分箇所 エアーセクション 奥電鉄富山 手前寺田方


稲荷町駅側から本線き電区分箇所を見る
左電柱に電車線区分標

本線側 電車線区分標 斜線1本 エアーセクション
地鉄では、エアーセクションは斜線1本 セクションインシュレーター箇所は斜線2本で示すようだ


地鉄での斜線2本表示箇所
富山地方鉄道 軌道線 南富山変電所と軌道線・鉄道線 異電圧接続 直直デッドセクション 
600V・1500V 異電圧 直直デッドセクション 中央の渡り線 セクション表示が斜線2本
セクションインシュレーター設置場所は斜線2本の電車線区分標となる
左 軌道線 右 鉄道線



拡大 手前1500V 奥 600V


おまけ
稲荷町車両基地内車両





電鉄富山駅
ヘッドマークの数々

Wクロス 先に右に分岐ポイント かつてのJR線への分岐
この先に交直デッドセクションが存在していた。
 

電鉄富山駅 連動操作盤

JR方と表示 

地鉄側では、設備上は廃止されていないようだ。 電鉄富山駅 安全側線としてではなく、JR線側が存在。連動装置にまだJR線が存在している。