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2019年9月28日

913. 東北巡検その八 JR東日本 角館ATP(ATき電)

角館ATP((Auto-transformer Post)
#単巻き変圧器、#AT、#き電、#交流、#AC20kV、#ATP、#ATポスト、#変圧ポスト
 

アプローチ:角館駅 容易 田沢湖線、秋田新幹線
ATき電区間は、約10㎞間隔で通信線の誘導障害 軽減、また電圧確保のため単巻変圧器が設備されている。
SP(き電区分所)SSP(補助き電区分所)が設置されない場合ATP(ATポスト)が設置される。
田沢湖線電化の際は、小岩井、大地沢、田沢湖、角館、羽後長野のATPは、無かった。
また、田沢湖変電所も無かった。
田沢湖ATPは、田沢湖SSPであった。
田沢湖線電化当時の変電設備配置


ATP銘板は、線路側にある


単なる単巻変圧器がAFとTF間に挟まって設置されている

単巻変圧器からのAF,TF AF=(ATき電線)

上部を通過するAF(ATき電線)から分岐(左) 単巻変圧器へ
単巻変圧器からのTFがトロリ線(右)に繋がる 

参考文献(順不同)
二階堂 彰一ら;秋田新幹線の電気設備工事:電気と工事,Vol.37,No.12,pp.57-65,1996
野村秀成;田沢湖線電化開業について:車両と電気,Vol.34,No.1.pp.15-18