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2020年9月13日

997. 会津鉄道 七ヶ岳登山口変電所(直流)

七ヶ岳登山口変電所

アプローチ:七ヶ岳登山口 駅前
受電:東北電力
東北電力 田島変電所(37.201929, 139.791437)⇔八幡変電所(会津高原 高杖 37.10169 ,139.59815)間 66kV 2回線 6F1Q線(八幡線)途中分岐 七ヶ岳登山口変電所に66kV 1回線 6F1R線(会鉄 七ヶ岳線)で分岐する
八幡変電所は、東北電力 内川発電所(37.1434 ,139.49117)に繋がるので、田島変電所が落ちても受電できる?

変成設備(会津田島SS、野岩鉄道 男鹿高原、三依、川治SSとも同様な設備を持つ)
整流用変圧器 1,700kVA=1,200V×818A×√3、66kV降圧1,200V    
シリコン整流器 1,500kW 1,500V 1,000A
共に定格D種 100%連続 150% 2時間 300% 1分

 会津鉄道は、両端に1500kWのシリコン整流器を持つので、片方が落ちても運行は可能かと思われる。

整流用変圧器の定格D種定格なので1,200A/2hは大丈夫、但し、シリコン整流器引き出し部分が、1条510㎡のき電線なので1000Aが限度だろう(被覆ケーブル2条で1000Aが限度)変電所 断路器からのき電線は510㎟×2条なので1800Aは、流せるが断路器手前が被覆ケーブル2条なので1000Aまで

会津鉄道、野岩鉄道 変電設備 位置関係
会津鉄道、野岩鉄道、東武までの変電所間隔 大体10㎞ SS=変電所
会津田島から会津高原までは、登り勾配
同じく 東武立石から男鹿高原までは登り勾配
会津高原⇔男鹿高原間(山王トンネル内)に頂点がある(分水稜)
七ヶ岳登山口変電所は、会津鉄道 末端に位置するので並列き電は行えない。
但し、会津高原区分開閉所 断路器を閉路(常時開路)とすれば、並列き電となる。(野岩鉄道 男鹿高原変電所間)



田島変電所から続く 6F1Q線(八幡線) 66kV 2回線

八幡線分岐 66kV 1回線 6F1R線(会鉄 七ヶ岳線)

左 断路器、遮断器、変流器(CT)、MOF、避雷器の順


変成設備 整流用変圧器(SRTr) 66kV 降圧1200V 二次側電流818A 定格D種 
SRTrとSR(シリコン整流器)の間にあるのは所内変圧器(OT)

整流用変圧器(SRTr) 右に所内変圧器(OT) 66kV降圧1,200V
 二次側電流818A 定格D種 
SRTrとSR(シリコン整流器)の間にあるのは所内変圧器(OT)

シリコン整流器(SR) 1,500kW 1,500V 1000A定格

正極(89P)、負極(89N) 母線断路器(動力式・遠制)
FLと直列リアクトルは裏にある



き電線引き出し部
会津田島方 2条 会津高原方 1条 会津田島駅まで2条で敷設
野岩鉄道との融通き電(並列き電)は、想定されていないので1条

延長き電用断路器 手動

会津田島方 2条 会津高原方 1条
会津田島駅まで2条で敷設 但し 会津田島変電所⇔会津田島駅間は1条
1条で常時900Aは流せる 会津鉄道内 片肺でも き電可能と思われる。


リバティー(500系)は、会津鉄道、野岩鉄道内は、VVVFの出力を抑えて対応
新型特急車両 500 系リバティ (Revaty) の概要について 鉄道車両工業 482 引用

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線