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2021年4月15日

1039. 東武鉄道 日光線 鹿沼変電所(66kV 2回線受電 Zセクション方式)

 鹿沼変電所

 

アプローチ:新鹿沼駅 容易 
受電 東武鹿沼線 66kV 2回線 
 変成設備 シリコン整流器 3,000kW×2  
受電設備はC-GIS化 
変成設備はケーブルヘッドで整流用変圧器につながるが高配変圧器はケーブル受電 
Zセクション方式の断路器はキュービクル収容 直流スイッチギア



旧建屋 水銀整流器が置かれていた、半地下2階構造

き電線引き出し口が見える

新建屋は、制御部だけ 圧空のコンプレッサーがある 東武はこの形式が多い

66kV 2回線


東武鹿沼線

受電最終鉄構 ポリマ碍子のケーブルヘッド

1,2号受電盤、断路器、遮断器、VCTがC-GIS化されている

高配、整流用変圧器1,2のC-GIS

高配はケーブルが直接つながる

変成設備は、交流側一次はブッシング 二次側はケーブルでつながる

整流用変圧器容量3,300kVAなので必然的にシリコン整流器は3,000kW

変成設備は2台 平行に配置

Zセクション方式の断路器盤

接続図の部分は金崎変電所の断路器配置と似ている

金崎変電所の断路器の配置

Zセクション方式の引き出し

東武の電車線区分標は大きい


帰線が繋がるインピーダンスボンド

帰線が繋がるインピーダンスボンド

参考資料(順不同)
渡部 洋平;鉄道事業者の電車線路設備:鉄道と電気技術,Vol.32,No.3,pp51-55,2021
関根 利文;東武鉄道の本線電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.22,No.2,pp.17-22,2011
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増),No.1,pp106-109,2008