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2021年8月21日

1102. 東武鉄道 東上線 高坂変電所

 高坂変電所

 

アプロ―チ:高坂駅 容易 
受電:TEPCO東武高坂線66㎸ 2回線  TEPCO埼玉変電所発入間線54号鉄塔分岐
き電:東上線  Zき電方式でなく、通常の方面別き電
変成設備  3,000㎾×2 GIS化されておらず屋外開放型変電所
高配設備 有り



変電所建屋

入間線54号鉄塔分岐

東武高坂線1号鉄塔



66㎸ 2回線受電

断路器を経て母線へ 66㎸2回線を1回線にまとめ
左 遮断器へ

母線遮断器から経路を変更

CT(変流器)をへてMOFへ

MOFから所内母線へ
手前 CT(変流器)をへて高配用変圧器 66㎸降圧6.6㎸

断路器。遮断器をへて各辺変成設備へ

右 整流用変圧器とバスダクトでつながるシリコン整流器

奥と手前に変成設備

シリコン整流器は3,000kW

整流用変圧器とシリコン整流器

整流用変圧器の容量は3,230kVA
必然的にシリコン整流器は3,000kW

変電所側から見た
インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線

線路側から見たインピーダンスボンド中性点に繋がる帰線
帰線専用インピーダンスボンド
上下線条に帰線が繋がる

方面別き電線間の延長き電用遮断器4回線分(上下各方面別)
方面別き電線には避雷器が繋がる

方面別き電線引き出し



方面別き電線に繋がる短絡用断路器群
工事等で不注意の加圧事故を防ぐ

短絡用遮断器 ブレードは、プラスチックチェーンで固定
投入時チェーンを外し上部ブレード受けに投入



東武東上線の新しい電力管理システムより記載の系統監視盤 
一番左が若葉変電所 Zセクション方式 次が高坂変電所だが通常のセクション方式であることが判る


参考資料(順不同)
鈴木 孝郎ら;東武東上線の新しい電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.12,No.6,pp37-41,2001
柴田 浩一郎;東武鉄道株式会社:鉄道電気協会誌,Vol.41,No.11,pp.53-57,1987
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増)pp.106-109,2008
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010