宇奈月変電所
アプローチ:宇奈月駅ホーム
受電:多分6.6㎸
変成設備:シリコン整流器 300kW 600V 500A
この建物の1Fが変電所 |
き電線立ち上がり部 |
最終断路器 |
側線の断路器 開路 |
参考文献
岸 由一郎ら;黒部渓谷鉄道:鉄道ピクトリアル,Vol.51,No.5,pp.65-73,2001
坂井 政彦;わたしの会社 黒部渓谷鉄道(株)の巻:鉄道と電気技術,Vol.28,
No.3,pp.93-95,2017
宇奈月変電所
この建物の1Fが変電所 |
き電線立ち上がり部 |
最終断路器 |
側線の断路器 開路 |
笹平変電所
奥の建屋が変電所 |
段々近づいてくる 高電圧の標識 |
笹平変電所からのき電線立上り 左 柳橋SS方 中央 延長き電用断路器 開路 右 猫又SS方 |
欅平変電所
宇奈月駅 この階段の上が多分変電所 |
き電吊架線の末端が取り込まれている |
右側にき電線が引き込まれている |
き電線がき電吊架線となる部分 |
き電線600V |
構内き電と構外はセクションで分離されていると思う 最終欅平方 51断路器 51は母線断路器なので変電所から構外への最終断路器だと思う |
名立変電所
変電所銘板が無い |
単純な構成 断路器、遮断器、MOF、避雷器、整流用変圧器が直線構成 |
MOF 東北電力の所有 |
整流用変圧器 放熱板は反対側 防音室に入れられている。 このタイプは微量PCBが油に含まれている問題を内在している |
6,000kW 1,500V 4,000A シリコン整流器(1,000Aのバンクが4台並列) 奥に見えるのが正極負極断路器 |
正極負極断路器 |
1Nは負極 |
負極の裏は正極断路器 き電線が建屋に向かう |
シートが被っているのは直列リアクトル 下のトラフから帰線が繋がっている |
電力沪波器(FL)に向かうき電線(正極)断路器89FLBは開極 電力沪波器は室内に設置 |
き電線は、ケーブルで駅ホーム側に引き出されている |
左より 直江津上り14H、直江津下り13H、 能生下り11H、能生上り12H 避雷器は、個別についている 並び順は能生SSと同じ |
ホーム側 き電線引出口に延長き電用断路器2基と51R,52Rの母線断路器が付いている 能生SSとは違う形 |
左 2基が延長き電用断路器 左から上側が能生12下側が直江津14と繋がっている 次が上側が能生11と直江津13と繋がっている その隣51Rは直江津13の母線断路器一番右は52Rで直江津14の母線断路器 |
裏から見た構図 黄色が上り線 赤が下り線 |
駅側には6本のき電線 |
左2本の太いき電線が順に能生12,11 次の細いのが構内き電線13,直江津方13、直江津方14、細いのが構内き電線14 |
色で区別している 黄色が上り線 赤が下り線 |
色で区別している 黄色が上り線 赤が下り線 |
架線支持のバーも色で区別 黄色が上り線 赤が下り線 |
名立トンネルに吸い込まれるき電線4本 左から構内き電線13,直江津方き電線13,14,構内き電線14奥にエア―セクションがある |
頚城トンネル 直江津方 |
頚城トンネルへ吸い込まれるき電線4本 構内き電線14,能生12,11、構内き電線13 奥にエア―セクションがある |
直江津方坑口に国鉄技師長の藤井松太郎の揮毫 |
出典(「配線略図.net・https://www.haisenryakuzu.net/から引用 一部改変) |
能生変電所
糸魚川AB線7H9D分岐7H9A線66㎸2回線受電 |
受電最終鉄構 下に断路器 海に近いため碍子数が154㎸級 |
受電母線からMOFへ 左 受電断路器 左 遮断器 |
MOF 東北電力の所有物 |
所内母線 変成設備2組と高配用変圧器1台に分岐 |
正面避雷器 |
整流用変圧器に繋がる遮断器 2組 |
防音室で遮蔽された本体と外部に出ている放熱器 このタイプは微量PCB含有油の問題がある |
整流用変圧器 容量 2,290kVA 66,000V×19.9A×√2 |
防音室で遮蔽された本体と一次側66,000V受電ブッシング |
シリコン整流器は2台 変圧器容量から推定すると3,000kW 1,500V 2,000A |
SR1は故障中 SR2一台で運用 |
交換するSR1 シリコン整流器 |
SR2 正極2P断路器は閉路 負極2Nも閉路 但し共通で使っている1N断路器は開路 故障中のSR1の正極1P断路器ももちろん開路 |
1P側(CTが嚙んでいるき電線) 断路器は開路 その隣の89FLBは電力沪波器行きの断路器は閉路 電力沪波器は、室内に設置 直列リアクトルは、このブロック塀の内側にある |
き電線引出口 左より 名立上り14H、名立下り13H、 梶屋敷下り11H、梶屋敷上り12H T分岐の上は、架線方へ 下は、避雷器用の細線と延長き電用断路器に繋がる太線 |
各き電線に繋がる避雷器 |
延長き電用断路器 状態は開路 |
変電所側帰線立上り |
線路側 帰線引き下ろし |
梶屋敷側 き電線 梶屋敷下り11H、梶屋敷上り12Hは左に分離 名立側 き電線 名立上り14H、名立下り13Hは右に分離 更に名立上り14H、名立下り13Hは、駅構内き電用に細線で左右に分離 |
き電線 名立上り14H、名立下り13Hは右に分離し、き電線は動力式断路器51R,52Rを経由 して頚城トンネル内の駅構内エアーセクション部の名立方に伸びてき電を行う |
線路反対側から見た動力式断路器51R名立13H |
左に 51R断路器 別角度 |
頚城トンネル側に伸びる名立上り14H,名立下り13Hき電線と分岐した細線(構内き電担当) |
上り側は、頚城トンネル内にエア―セクションがあるのでセクション標がある |
頚城トンネル内からの渡り線用電車線区分標(構内き電範囲) |
頚城トンネル 全長11.353km 長大トンネルのため両端口、能生と名立に変電所がある |
頚城トンネル入り口 下り線構内き電線は引き留め、のこりはトンネル内へ |
国鉄総裁(当時)石田礼助が揮毫 |
き電系統が複雑なため色分け |
木浦トンネル方に伸びるき電線 太線2系統は梶屋敷下り11H、梶屋敷上り12H そのわきの細線のき電線は名立方名立上り14H,名立下り13Hから分岐した構内線 |
木浦トンネル方に伸びるき電線 太線2系統は梶屋敷下り11H、梶屋敷上り12H そのわきの細線のき電線は名立方名立上り14H,名立下り13Hから分岐した構内線 川があるため接近不能 |
駅構内から見た頚城トンネル口とき電線引出部 渡り線が見える |
出典(「配線略図.net・https://www.haisenryakuzu.net/から引用 一部改変) |