目次と免責事項

2022年1月31日

1194. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄(仮称)羽沢変電所 2021/9の現状

(仮称)羽沢変電所 2021/9の現状

953. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)き電系統 2019/12時点の記事

1200. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄 新羽沢変電所 2022/2の現状続き


アプローチ:羽沢横浜国大駅 容易 
受電:地下を通っている神洞32MHからの66㎸ 2回線引込 
き電:相鉄新横浜線
き電系統図

拡大 この部分に仮称羽沢変電所が建設されている
相鉄新横浜線とJR線の電気的区分はエアーセクションの模様


仮称羽沢変電所
2Fのドア兼用機器搬入口が小さいので1F部に66㎸受電C-GIS設備が置かれている可能性大

洞道の換気口 変電所脇
ここから引きこまれていると考えるのが妥当

神洞133号MH(マンホール)京換32号が洞道の名称

変電所内部では、アース棒の打ち込み作業中
変電所金網の等電位接地用

接地抵抗計の準備中 電圧、電流補助電極準備中 1本は地面に打ち込み終了
奥に測定する接地線が見えている。

き電線引出し口は1F天井部から 
1Fは66㎸受電設備、1Fは整流用変圧器、シリコン整流器が置かれる
雑草防止シートを張り込み、砂利を撒いている
トラフは2回線収容が上下線用にトンネル方に伸びている

トラフの終点に鉄構の基礎(接地線が出ている)

トンネル上部のトラフ

 相鉄新横浜線き電線が引き止められているので、この部分から上部トラフにケーブル敷設
この下の部分のき電吊架線は、JR羽沢変電所からのき電なので、JRのき電吊架線からも分岐して変電所内に引き込まれる模様。羽沢横浜国大駅はJRき電なので、JR側が落ちた場合仮称羽沢変電所から構内き電を行うのだろう 

JR線、相鉄新横浜線間のき電吊架線同士のジャンパ線上り線側

JR線、相鉄新横浜線間のき電吊架線同士のジャンパ線下り線側


奥 仮称羽沢変電所
円柱トラスの上部のき電線2回路は相鉄新横浜線の新横浜方に繋がる

き電線2回路は相鉄新横浜線の新横浜方に繋がる
この部分でトンネル内に引き込まれ剛体架線と繋がり
き電吊架線の部分とエアーセクションを形成


2019/12との相違点 トロリ線、き電吊架線に絶縁碍子が割り入れられている。

2019/12との相違点 トロリ線、き電吊架線に絶縁碍子が割り入れられている。
新横浜方の架線(剛体架線)敷設工事が開始されるので絶縁されている
左 無加圧 右 JR羽沢変電所方 加圧

2019/12当時は、同じ場所のは絶縁体は割り入れられていない

2019/12当時は、同じ場所のは絶縁体は割り入れられていない

無加圧のき電吊架線の末端 剛体架線との接続が行われる部分

参考文献
今岡真二ら;神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の電気設備(工事)計画について:鉄道と電気技術,Vol.29,No.5,pp.46-53,2018