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2022年12月16日

1269. 北陸巡検08 えちごトキめき鉄道 名立変電所 直流

 名立変電所

 
アプローチ:名立駅 
き電範囲:能生SS-名立SS-直江津SS 
変成設備:6,000kW シリコン整流器 1基 
駅構内は、直江津SS方電源で独立き電ができるよう両端にエア―セクションがある。
受電:東北電力 能生A,B線7H9A分岐 専用線7H9C 66㎸ 1回線

変電所銘板が無い

単純な構成 断路器、遮断器、MOF、避雷器、整流用変圧器が直線構成

MOF 東北電力の所有

整流用変圧器 放熱板は反対側 防音室に入れられている。
このタイプは微量PCBが油に含まれている問題を内在している

6,000kW 1,500V 4,000A シリコン整流器(1,000Aのバンクが4台並列)
奥に見えるのが正極負極断路器

正極負極断路器

1Nは負極

負極の裏は正極断路器 き電線が建屋に向かう

シートが被っているのは直列リアクトル 下のトラフから帰線が繋がっている

電力沪波器(FL)に向かうき電線(正極)断路器89FLBは開極
電力沪波器は室内に設置

き電線は、ケーブルで駅ホーム側に引き出されている

左より 直江津上り14H、直江津下り13H、 能生下り11H、能生上り12H
避雷器は、個別についている 並び順は能生SSと同じ


ホーム側 き電線引出口に延長き電用断路器2基と51R,52Rの母線断路器が付いている
能生SSとは違う形

左 2基が延長き電用断路器 
左から上側が能生12下側が直江津14と繋がっている
次が上側が能生11と直江津13と繋がっている
その隣51Rは直江津13の母線断路器一番右は52Rで直江津14の母線断路器

裏から見た構図 黄色が上り線 赤が下り線


駅側には6本のき電線

左2本の太いき電線が順に能生12,11 
次の細いのが構内き電線13,直江津方13、直江津方14、細いのが構内き電線14



色で区別している 黄色が上り線 赤が下り線

色で区別している 黄色が上り線 赤が下り線

架線支持のバーも色で区別 黄色が上り線 赤が下り線

名立トンネルに吸い込まれるき電線4本
左から構内き電線13,直江津方き電線13,14,構内き電線14奥にエア―セクションがある




頚城トンネル 直江津方

頚城トンネルへ吸い込まれるき電線4本 構内き電線14,能生12,11、構内き電線13
奥にエア―セクションがある

直江津方坑口に国鉄技師長の藤井松太郎揮毫

名立変電所周辺のき電線配置図
出典(「配線略図.net・https://www.haisenryakuzu.net/から引用  一部改変)