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2014年12月1日

152. 東京地下鉄 和光市き電区分所(仮称・直流)とその周辺

和光市き電区分所(仮称)
 
和光市き電区分所はグーグルマップで表示名がでない
アプローチ:和光市駅構内  不可能                            
給電:有楽町線和光市駅構内及東武東上線志木駅までの複々線部
右に建屋部分が、多分き電区分所。



1F部分には表示が見える。

拡大すると 変電設備と読み取れる


有楽町線のメトロ和光変電所からのき電線が分岐する。
 
横からみると良く判る。
地下鉄線からの渡り線にある標識 インシュレータは、なくエアーセクションで分離している。


エアーセクション部は、黄色の絶縁カバーでトロリ線が吊架されている。

地下鉄線から東上線への渡り線 下り線 通常はインシュレータが使用されるがエアーセクションである。

地下鉄線から東上線への渡り線 通常はインシュレータが使用されるがエアーセクションである。
拡大 区分標識がある。

東上線から地下鉄線への渡り線 上り線 通常はインシュレータが使用されるがエアーセクションである。
区分標識がある。


          
朝霞変電所からの複々線部分内側のき電線がケーブルで、き電区分所に引き込まれている。下り方面

朝霞変電所からの複々線部分内側のき電線がケーブルで、き電区分所に引き込まれている。上り方面
 


左 朝霞変電所からのき電線複々線真中部分 右 複々線外側 下り方面

この朝霞変電所からの内側き電線には、別に細いケーブルが接続されている。下り方面
高圧カットアウトスイッチが接続されており、接続部は開の状態。ブレードが見えない
  
 この朝霞変電所からの内側き電線には、別に細いケーブルが接続されている。上り方面
高圧カットアウトスイッチが接続されており、接続部は開の状態。ブレードが見えない

左部分にこの内側2本のき電線に繋がる細いケーブルが引き下ろされ、小さい機器箱が見える


 

拡大 良く見えない
 

これと同じ場所を成増駅で見つけた

構成は同じ

高圧カットアウトには、ブレードが無い



高圧カットアウトの先には、ケーブルが碍子にまとめて引き止められている。
どこにも接続されていない。
何も接続されていない機器箱
き電電圧測定用と記載

 
箱の下にはブッシング口が2個
これは、停電作業用の検電接地装置の手動版であろうと推測する。JR東日本の代々木駅には動力式の検電接地装置があったが、東武鉄道では、これを手動で行っているのであろう。
高圧注意と書かれた機器箱には、端子があり、接続されていない細いケーブルをブッシング部から引き入れて、接続。同時にレールから接地線を接続。変電所のき電線停電を確認後、高圧カットアウトにブレードのついた短絡棒を差し込み、カットアウトを挿入することで、き電線が接地状態になるのである。二重、三重の手間をかけて安全に接地作業を行うため常時接続となっていない。

おまけ 和光検車区の検修庫のトロリ線接続

扉が閉まるよう、架線部分が剛体架線になっており分断できるような構造である。