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2014年12月9日

262. JR東海 汐留補助き電区分所(新幹線・同軸き電)

汐留補助き電区分所

グーグルマップでは、表示名がでない。                                    
2013年大井周波数変換変電所と同時期に立上げ 浜松町FCが担っていた本線き電区分を位置を移動し、汐留に補助き電区分所が設置された。

アプローチ:新橋駅 容易 
                                   
区分:東京駅構内・大崎変電所・大井周波数変換変電所間                         
特徴:ATが無い区分だけのき電区分所C-GIS化 ATが無い理由は同軸き電方式だから
大井周波数変換変電所からのき電を、ここから東京駅方にき電する役割を持つ。東京駅滞泊用 詳しくは下記の東芝pdf参照
新幹線高架下にき電設備が設置。
機器室(文献では配電室)
C-GISのき電区分設備 2面構成
所内変圧器 OTが見える
ケーブル引き出し部
ケーブル立上り
ケーブル立上りとブッシング
7回線のき電線とPW(N)が4本
き電線の構成は、東芝 pdf参照
ブッシングは、シリコンコンパウンドが塗布され緑色
この部分は、同軸き電ケーブルではない
次の浜松町旧FC給電点から同軸となる
東京方には、2本のTき電線が引き出されている。

JR東日本側からの全景 浜松町方に3本のき電線 本線き電用 
同軸1,2号と車両基地接続線は次の浜松町旧給電点で同軸ケーブル接続
区分表示 下り線 Tがトロリ線に接続 架線ブラケットに機器が設置。東京方
もう片方がトロリ線に接続
トロリ線摩耗検知装置 センサー線が入ったトロリ線がエアーセクション部に架線されており
ある程度摩耗するとトロリ線内部に埋め込まれているセンサー線と短絡。
この四角の箱の検知器が作動し表示がでる。本線停電時に作動するよう
電池とタイマーが設置されて四角の窓の部分に表示がでる。25,000V架線上に設置。
新幹線のお仕事 トロリ線の摩耗検知装置について  リンク  JR東海
トロリ線よりセンサー線引き出し口 ブラケットの検知装置に繋がる
トロリ線摩耗検知器裏側
区分表示
23き電線と23中性線N、
22き電線と22中性線N、
23き電線と23中性線N、
22き電線と22中性線N、21き電線と21中性線N

13T 下り線はトロリ線に接続
浜松町方に延びるき電線上22下21とヤード23(大井基地方面) 3本
専用の中性線PW(NF)と組

参考文献

石津成一:東海道新幹線における「警報トロリ線」の実用化
鉄道と電気技術;1996,Vol.7,No.11,pp.19-22