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2014年12月1日

30.  JR東日本 東中野変電所(直流)

東中野変電所
 
アプローチ:東中野駅 徒歩 困難マンション敷地内に囲まれている。
場所:中央線脇 以前は広大な土地であったがGIS化されコンパクトになった。
空いた場所にマンションが建っている。そのため変圧器が低騒音型になっている。
受電:新宿交流変電所からの22kV地中2回線、ここから高円寺変電所に1回線分岐する。     
給電:中央線快速緩行上下線、中野電車区        
特徴:1906年の甲武鉄道のころの柏木発電所があった場所。
柏木発電所は、1918年廃止(変電所化)
中野電車区に給電
境-新宿線154kV2回線が、まじかに見られる

22kV新宿高円寺線が引き込まれているハンドホール 
中央線 新宿方向左ここから線路を潜って東中野変電所に繋がる。

 東中野駅構内 中野寄り
154kV 境新宿線 1,2号と赤い標識が付いた中野電車区行き庫21き電線
東中野駅を通過する 中野電車区 庫21き電線
東中野駅を通過する境新宿線1,2号 OFA 154kV 2回線
154kV境新宿線 OFケーブル
東中野駅を通過する154kV地中OFケーブルと庫21き電線
中野電車区 庫21は、架空ケーブル化される。
東中野駅を通過する庫21ケーブル 2条
東中野変電所に繋がる庫21地中ケーブル
 
変電所アプローチ 右にある柏木不動尊 かつて東中野変電所付近は柏木と呼ばれていた。

 
 門型鉄塔で給電 一部給電線は川向こう東中野寄りに繋がる
 
新宿交流変電所から東中野変電所に向かう2回線の東中野2号線と高円寺2号線ともに22kV
東中野変電所諸元
独身寮およびテニスコートを取り壊しそのスペースに新しく変電所を建設。旧変電所は跡土地売却
受電 22kV  気中キュービクル VCB2回線
変成設備
22kV 気中キュービクル VCB2回線 
整流用変圧器6,780kVA油入自冷二重防音45db 22kV →1.2kV×2台
シリコン整流器6,000kW 2台
き電設備
1,500V DC キュービクル 11回線(共用25,26回線を含む)
中央急行4回線、総武緩行2回線、共用それぞれ1回線路線別Z母線+庫21
配変 6,000kVA変圧器油入自冷二重防音45db 22kVから6.6kV×1台
特徴 新旧変電所面積55%減 7,000㎡の用地転売マンション建設
超低騒音変圧器3台 東京支社で初めて

参考文献

橋本 眞ら:首都圏における運転用変電所の一括更新
鉄道と電気技術;2005,Vol.16, No.12,pp.62-65