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2015年8月16日

330. JR東日本 矢板変電所(直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所

矢板変電所 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所
TEPCO受電に切り替え中
グーグルマップ
場所:矢板駅
アプローチ:容易
受電:東電 新栃木変・那須町変間 沼原線2号(現在は栃那線に名称変更)分岐JR矢板線154kV 



154kV側 沼原線のはずだが表示が違う 再掲
小山から黒磯までのJR送電線経路 H24当時 文献引用
電源開発 沼原線は275kV 矢板が供給を受けるのは、新栃木変電所⇔那須変電所間の154㎸ 沼原線2号TEPCO管轄(現在は名称が栃那線となっている)


送電:交流・蒲須坂(小山)方面と西那須野方面 直流・東北本線
特徴:66kVと154kVの共架の送電線が見られる。66kVは小山変電所から遥々送電されており、途中の東電片岡開閉所からの154kVの送電線と共架される。154kVは、この変電所で66kVに降圧され、黒磯方面と宝積寺方面に送電されている。154kV側にはMOFが無く、降圧後の66kV方にMOFが設備されている。


154,000V受電

154kV受電 66kVは、この鉄塔で分離して66kV受電部へ反転

154kV受電 断路器

断路器 遮断器 避雷器 奥に154kV降圧66kV 変圧器



断路器 遮断器 避雷器 奥に154kV降圧66kV 変圧器 MOFは154kV側には無い


奥に154kV降圧66kV 変圧器 さらに奥にオレンジキャップのMOFが見える

154kV変圧器用中性点抵抗器

154kV変圧器用ルアクトル類中性点設置用

154kV変圧器用抵抗器群
66kV側変電設備 母線側避雷器

66kV側変電設備 西那須野 蒲須坂方面 整流用変圧器とシリコン整流器

66kV側変電設備所内母線

黒磯方面送電口 左にオレンジキャップMOFが微かに見える

き電線引き出し口


下り方面はき電線が太い



インピーダンスボンドに繋がる帰線

154kV 66kV  共架の行方 かなり離れた場所の片岡開閉所から共架となる。

蒲須坂(小山)方面は捻転している右 送電鉄塔 左西那須野線

154kV 66kV 共架







片岡開閉所 入り口
片岡開閉所 改修作業 鉄塔解体

片岡開閉所 奥のブロッキングコイルがあるのが矢板変電所行き154kV


左 蒲須坂(小山)からの66kV送電線 右 154kV 東電沼原線2号

蒲須坂(小山)からの送電線 片岡開閉所

左 154kV 沼原線2号分岐 右 蒲須坂(小山) 66kV JR線




154kV側 沼原線のはずだが表示が違う
小山からの66kV 1回線

参考文献

矢野一朗:東北線大宮-宇都宮間及び山陽線西明石-姫路間の電気運転設備について
電気鉄道;1958,Vol.12,No.4,pp.2-9

「自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社東京支社電気部給電課