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2016年2月25日

448. JR東日本 御茶ノ水駅 改良工事 動力式検電接地装置

 御茶ノ水駅 改良工事 動力式検電接地装置

現在 駅舎の改良工事中 代々木駅に設置されていた動力式検電接地装置 発見
まだ接続前の状態
御茶ノ水駅駅構内は、この数年以上改良工事が続いており、まだ終了していない。工事の際は、架線及びき電線の停電工事を伴うことが多く、その際に停電検電担当者ではなく、一般の工事責任者が停電を確認。検電し同時に接地作業を行えるようにした常設の装置であった。通常の停電作業は、電力係員が出向き、電力指令と連絡を取り、検電棒で検電を行う。無加圧を確認の後、ジャンパ線で架線とレール間を接地する。この作業を電車線1本ごとに行うことになり手間も掛かる。この装置を利用すると接地作業費用の削減、作業時間の拡大が可能になる装置

詳細は、代々木駅参照

動力式検電接地装置(御茶ノ水駅 御茶ノ水橋より)
動力式検電接地装置
動力式検電接地装置
接地線は、まだ接続されていない
クリートで挟まれた接地線
中央線・総武線の架線を接地
クリートで挟まれた接地線 まだ架線に接続されていない
 
追記
接地線がインテクレート架線に接続

動力式検電接地装置からの接地線がレールにボンド



参考文献
JR東日本,青柳ら:直流電車線路用動力式検電接地装置の改良
鉄道サイバネ・シンポジウム論文集(CD-ROM);2005,論文番号608