目次と免責事項

2019年7月11日

898. 富山ライトレール 城川原変電所




アプローチ:富山ライトレール 城川原駅 容易
6.6kV 2回線受電 かつて(国鉄時代)この場所には、交直の試験設備があったようだ。
大正時代(富岩鉄道)から、この場所には変電所が設置されていた。富山港線の全長の約半分の位置 JR富山港線時代は、ここ一箇所に変電所があった。
富山港から奥田変電所間は、鉄道の法規制、奥田変電所から富山駅までは軌道の法規制が掛かる

城川原変電所

6.6kV 2回線受電 常用と予備

常用 北陸電力 岩瀬変電所受電
予備 北陸電力 奥田変電所受電 予備系は、ライトレール奥田変電所と同系列

6.6kV 常用、予備、切 三態切替SW

奥田変電所方 き電線 右から

奥田変電所からのき電線は、この架線柱で引き止め

別角度 奥田変電所方

岩瀬浜方き電線立ち上がり

車庫のき電設備

車庫用き電設備 必要時接地ができる断路器

セクションインシュレーター間のき電を担当

セクションインシュレーター

車庫線への渡り線にある区部用 セクションインシュレーター 斜線2本の電車線区分標
 
富山ライトレールでの電車線区分標識まとめ

エアーセクションはJRと同じ 電車線区分標(但し地鉄で使っている斜線1本もある)だがセクションインシュレーター部分は斜線2本となる。富山地方鉄道でも、このセクションインシュレーターが設置されている部分は2本斜線となる。



車庫線への渡り線にある区部用 セクションインシュレーター 斜線2本の電車線区分標 拡大

富山ライトレールでは、エアーセクションは斜線1本の電車線区分標とJRで使われている電車線区分標が混在している。 ライトレール直通運転時には、どちらかに統一される?
鉄道の法規制が入るこの部分は、JR型?
電車線区分標 2種類 混在

奥 岩瀬浜方と手前 奥田変電所方の区分
エアーセクション

城川原駅 すれ違い駅の説明
「ここで切り替え整備を行っていた」 交直の試験設備があったのか?
つまり交流流加圧 設備?

おまけ

軌道途中の給電設備
軌道脇には6条のコルゲート管が敷設され、き電線と負き電線(帰線)が通っている。軌道は、鉄道と違って帰線がレールと平行に敷設されているが、レール電位の抑制と電食の軽減が目的である。電気事業法による規制(専用軌道ではないため)

軌道途中のき電設備

別角度

き電盤




富山駅北口駅
富山駅の工事状況 富山港線と地鉄軌道線の接続点には、セクションインシュレーターが駅 北側に設けられるであろう。地鉄軌道側には、既に千歳変電所が近隣にある。

783. 富山地方鉄道 軌道線 千歳変電所と富山ライトレールとの接続  ブログリンク

5月初旬 貫通には奥の階段を撤去する必要がある

奥 ライトレール側

ライトレール側工事状況 5月初旬



2019年7月10日

897. 富山ライトレール 奥田変電所

 奥田変電所

アプローチ:富山ライトレール 奥田中学校前駅 容易
中央の白い建物
6.6kV 1回線受電 この部分からかつて北陸本線側に線路が延びていた。
城川原変電所 一箇所では末端に当たるため電圧降下があるため。ライトレール化される際に変電所が設けられた。
奥田中学校前から岩瀬浜駅までは鉄道事業法、富山駅北口までは軌道法の範疇。したがって奥田変電所から富山駅北口までの区間は、き電線と負き電線(帰線)が敷設されている。

この部分からかつては、北陸本線へ乗り入れが行われていた経路がある。
富山港線は、直流1500Vであったので北陸本線につながる部分に交直デッドセクションがあった。

奥田変電所

6.6kV 1回線受電 右ケーブル立ち上がり 一旦空中を経由して
左 変電所受電 電柱へ

負き電版(帰線)

DC 600V き電盤

き電線立ち上がり 富山駅北口方

かつてこの直進方向に線路が伸びていた ここから富山駅北口までは軌道法の管轄
右 き電線立ち上がり

き電線とトロリ線の繋がり

城川原方 き電線 立ち上がり

奥 富山駅北口方 き電区分 鉄道事業法の管轄
手前 城川原方 電車線区分標は通常タイプ

奥 富山駅北口方 き電区分
手前 城川原方 電車線区分標は通常タイプ

軌道途中の給電設備
軌道脇には6条のコルゲート管が敷設され、き電線と負き電線(帰線)が通っている。軌道は、鉄道と違って帰線がレールと平行に敷設されているが、レール電位の抑制と電食の軽減が目的である。電気事業法による規制(専用軌道ではないため)

軌道途中のき電設備

別角度

き電盤




富山駅北口駅
富山駅の工事状況 富山港線と地鉄軌道線の接続点には、セクションインシュレーターが駅 北側に設けられるであろう。地鉄軌道側には、既に千歳変電所が近隣にある。

783. 富山地方鉄道 軌道線 千歳変電所と富山ライトレールとの接続  ブログリンク

5月初旬 貫通には奥の階段を撤去する必要がある

奥 ライトレール側

ライトレール側工事状況 5月初旬



2019年7月9日

896. 富山地方鉄道 稲荷町変電所(再訪)

地鉄 稲荷町変電所
既に訪問していたが、駆け足だったので再訪

523. 富山地方鉄道 稲荷町変電所(直流) ブログリンク
 

アプローチ:地鉄 稲荷町駅 容易
22kV受電 1回線
き電区分はY字型 電鉄富山駅と、寺田方(本線)、南富山方(不二越線)、そして車両基地を区分

22kV受電の送電線は2回線がジャンパされ1回線となる。稲荷町変電所は、その構造から当初から1回線受電

2回線 鉄塔だがよく見ると

別角度 2回線が1回線にジャンパ線で繋がる

稲荷町変電所に向かう22kV送電線 1回線

北陸電力の送電線系統図には記載されていないので、地鉄側専用(単独利用)の設備となっている可能性がある。
本線脇を通過する22kV送電線

上から22kV送電線
整流用変圧器の手前にCTおよびVTによるMOF設置
右 手前 避雷器 奥 6.6kV降圧変圧器

別角度 整流用変圧器は2台設備 両脇に6.6kV降圧変圧器

直流 き電線引き出し 3回路 
地鉄富山駅方と、寺田方(本線)、南富山方(不二越線)、そして車両基地分
車両基地用は、不二越線から再分岐

き電線引き出し
右 電鉄富山方
左 本線 寺田方

 

左 セクション表示(電車線区分標) 2本斜線 不二越線から車両基地へのき電区分
 

セクションインシュレーター拡大
電鉄 富山方から車両基地への導入部 セクション表示(電車線区分標)2本斜線
信号機上にセクションインシュレーター 電鉄富山方から車両基地への分岐


どうやら地鉄では、セクションインシュレーターがある部分は、斜線2本の電車線区分標で示す

不二越線 稲荷町駅手前 き電区分箇所 エアーセクション

不二越線 稲荷町駅手前 エアーセクションを形成
左 電車線区分標は斜線1本 奥 電鉄富山方き電 手前 南富山方き電(不二越線)

右上に箱 き電線が繋がる 不二越線 稲荷町駅手前

き電線が入る箱

木製箱に断路器 表示が見える
蓋は取れ、内面のカバーが1500V電極に触れている

区分開閉器 き電線の区分
 


本線 稲荷町駅手前 き電区分箇所 エアーセクション 奥電鉄富山 手前寺田方


稲荷町駅側から本線き電区分箇所を見る
左電柱に電車線区分標

本線側 電車線区分標 斜線1本 エアーセクション
地鉄では、エアーセクションは斜線1本 セクションインシュレーター箇所は斜線2本で示すようだ


地鉄での斜線2本表示箇所
富山地方鉄道 軌道線 南富山変電所と軌道線・鉄道線 異電圧接続 直直デッドセクション 
600V・1500V 異電圧 直直デッドセクション 中央の渡り線 セクション表示が斜線2本
セクションインシュレーター設置場所は斜線2本の電車線区分標となる
左 軌道線 右 鉄道線



拡大 手前1500V 奥 600V


おまけ
稲荷町車両基地内車両





電鉄富山駅
ヘッドマークの数々

Wクロス 先に右に分岐ポイント かつてのJR線への分岐
この先に交直デッドセクションが存在していた。
 

電鉄富山駅 連動操作盤

JR方と表示 

地鉄側では、設備上は廃止されていないようだ。 電鉄富山駅 安全側線としてではなく、JR線側が存在。連動装置にまだJR線が存在している。