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2014年12月1日

34.  JR東日本 秋葉原駅

秋葉原駅構内とその周辺
項目

22kV地中ケーブル立上り、クロスボンド、旧マルスセンター、上野駅構内電留線き電線、総武線区分き電区分箇所、JR東日本 秋葉原仮設き電区分所跡(新幹線・同軸き電)


神田交流変電所経由錦糸町変電所へ22kV2回線地中ケーブルが京浜東北線脇から立ち上り総武線浅草橋方面に繋がる。

クロスボンド 秋葉原駅は、鉄鋼で作られており電食の関係で総武線と山手線は、各インピーダンスボンドの中性点からの帰線が繋がっている。

相当昔であるが、マルスの計算機が秋葉原駅に収容されていた名残の、神田秋葉原配電所線と神田錦糸町線22kV 1回線がT字分岐で建物に繋がっている。現在、その建物は、電源の冗長性から他社にデータセンターとして建物を貸している。昔は東給電指令所があったが1995年田端に移転した。

総武線区分き電区分箇所が、御茶ノ水⇔秋葉原間にある。


22kV地中ケーブル立上り

神田錦糸町線 22kV 秋葉原駅 京浜東北線 北行ホーム側

22kV地中ケーブルが京浜東北線北行線路際から立上り、総武線ホーム下に伸びる 
左のダクト


総武線 中野方面 ホーム下22kV 2回線立上り そばのケーブルは帰線

神田錦糸町線1,2号は、総武線千葉方面向かって右のトラフに収納


総武線下りホームから見た神田錦糸町線1、2号
ケーブル外筒を金属に交換 不燃化

ケーブル外筒を金属に交換 不燃化


ケーブル外筒を金属に交換 不燃化

ケーブル外筒を金属に交換
 
 
山手線と総武線のクロスボンド 
山手線に繋がる帰線専用インピーダンスボンド中性点に帰線が繋がる。

総武線ホーム下に伸びる、山手線から立ち上がる帰線。


総武線に繋がる山手線から上がってきた帰線。
 秋葉原駅は、鉄骨リベット留めで全体が構築されているため電食防止のため山手線と総武線がインピーダンスボンド中性点を通じてクロスボンドされている。

総武線 右のインピーダンスボンドは中性点を介して山手線のインピーダンスボンドと繋がる。上下線タイ接続のインピーダンスボンド(通常のインピーダンスボンドとは違う接続・レールに絶縁の繋ぎ目がない)
 
旧マルスセンター建物
昔 マルスセンターが収容されていた建物 2F部分が電源室にあたる

神田交流変電所から秋葉原配電所に送られる22kV地中ケーブル(下のトラフ)
 
秋葉原配電所に繋がる22kV地中ケーブル(奥のトラフから建物に分岐)1回線
秋葉原配電所には、ほかに神田錦糸町線1号からT字分岐で1回線つながる。
手前のトラフは通信ケーブルが収納されている。
電留線き電線(神田交直流変電所より)
秋葉原駅を通過する神田交直流変電所からの上野駅構内電留線用き電線
秋葉原駅 京浜東北線南行 脇にある神田交直流変電所からの上野駅構内電留線専用き電線
総武線区分き電区分箇所 (中央線と総武本線の区分となる)
総武線 上り方面き電区分断路器 インテグレート架線上のき電線を区分している

総武線 下り方面 き電区分 動力式断路器
総武線 上り方面 インテグレート架線上のき電線を区分する動力式断路器 拡大
 
 たぶん御茶ノ水中野方面折り返し時に開極(OFF)にする
  
秋葉原駅でのイベントでのピーポくん
日本鉄道電気技術協会編:マルス発達史 ,2013, 9.コンピューターセンターの変遷その他

網谷岳夫ら:東北縦貫-上野構内線改良-
東工技研;2012,Vol.26,pp.224-239