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2017年9月30日

611. JR東日本 会津若松変電所 磐越西線 (BTき電・交流)

会津若松変電所 磐越西線

 


グーグルマップで表示名がでる
アプローチ:会津若松駅 容易
東北電力66kV 1回線受電
磐越西線 末端の変電所 

追記 喜多方ー会津若松間が非電化される計画がある。会津若松変電所は、磐越西線末端に位置し、喜多方ー会津若松、会津若松ー翁島SP間をき電している。喜多方ー会津若松間の電車運転は、日に数本しかなく会津若松変電所としては、三相側(受電)の不平衡状態であるのは、間違いない。

 さて非電化の方法だが
1.会津若松変電所を廃止。翁島SPをスルー化、上戸変電所から会津若松までき電。
 (これは、実際に会津若松変電所をき電停止してスルー化、翁島SP延長き電で末端の電圧降下がどれくらいか調査できる)これが問題なければそのまま廃止。
2.1.の検討で末端の電圧降下が大きければ
 ① 上戸変電所の変圧器の容量を増やして交換で対応。
 ② 会津若松変電所のスコット結線変圧器を撤去。不等辺スコット結線変圧器を会津若松変電所に設置して三相側不平衡を除き、会津若松変電所ー会津若松駅間をき電。
の方策が考えられる。








東北電力 JR若松支線66kV  1回線受電


左から 断路器 遮断器 MOF 所内母線 断路器 スコット結線変圧器

断路器 遮断器 MOF 所内母線 断路器 左奥 高配変圧器

スコット結線変圧器 66kV 降圧 20kV


断路器を経てNF側はCTを経て直列コンデンサへ



T座 M座 分離 NFにはCTが咬む

左М座 真ん中NF 右T座 左にあるのは直列コンデンサと保護装置

T座 M座のき電線は、変流器を経て真空遮断器、断路器 途中タイ断路器「開」を経てき電用避雷器

真ん中 若松変電所脱落時のタイ断路器常時「開」その後VT(電圧計)、避雷器をへてトロリ線へ

T座 デッドセクション後の翁島き電区分所 M座はこの部分でトロリ線に繋がる


奥 会津若松方 M座 手前 翁島SP方

踏切より 奥 会津若松変電所

車中から奥 翁島SP方


構内線部分のエアーセクションによるき電区分 奥 会津若松方 手前 喜多方方面
奥にある断路器でエアーセクション部を区分

断路器 上部 会津若松方トロリ線から分岐のき電線
断路器 左側 喜多方方面トロリ線 右側 会津若松駅構内 き電

断路器 上部 会津若松方トロリ線から分岐のき電線
断路器 左側 喜多方方面トロリ線 右側 会津若松駅構内 き電
 
エアーセクション 会津若松方にある 会津若松方と喜多方方の両トロリ線に繋がる均圧き電線

会津若松駅構内 4線跨用片持式ビームと加圧ビームの混合

会津若松駅構内 4線跨用片持式ビームと加圧ビームの混合
駅構内はM座き電で統一
 おまけ 会津若松駅
SLばんえつ号 入換 田島線出発

発車の瞬間 緊張がみなぎる

入換中

喜多方(新津に向かう)SLばんえつ号


参考文献
戸石泰司ら;磐越西線 郡山・喜多方間 電化 電車線路設備について
電気鉄道:1967、Vol.21,No.8,pp.2-7

2017年9月29日

610. JR東日本 翁島き電区分所 磐越西線 (BTき電・交流)

翁島き電区分所 磐越西線

 
グーグルマップで表示名がでない
アプローチ:猪苗代駅 歩く 容易
単純明解なき電区分所 上戸変電所方(M座)会津若山変電所(T座) 突合せ
通常は、同座の突合せだが、会津若松変電所から追っていくと会津若松側はT座となる。


き電区分所 全景


き電線引き出し 会津若松方は、こ線橋を通過してデッドセクション会津若松方につながる



上戸SS方のトロリ線にき電線がつながる(M座)

断路器 3組 左 会津若松方 真ん中 中性線 右 猪苗代方


デッドセクション両端をつなぐ真空遮断器 定位は「開」 変流器が隣にある
中心の断路器は当然「開」

左 上戸SS 右 会津若松SS


デッドセクション 会津若松方 き電区分所からのき電線がつながる

猪苗代方 セクション入口

参考文献
戸石泰司ら;磐越西線 郡山・喜多方間 電化 電車線路設備について
電気鉄道:1967、Vol.21,No.8,pp.2-7

2017年9月28日

609. 福島交通 桜水変電所 飯坂線(飯坂鉄道)

桜水変電所 飯坂線(飯坂鉄道)


グーグルマップで表示名がでる
アプローチ:福島交通 飯坂線 桜水駅 容易
多分6.6kV受電
全線路長9.2㎞の中間部5.1㎞(福島駅起点)に変電所 変成設備2組が稼働
直流1,500V 福島駅では、阿武隈急行と同じホームを使用 
線路もわたり線でJRと接続 但しトロリ線無し

櫻水変電所 右側 6.6kV 受電


N0.2変成設備 シリコン整流器と整流用変圧器


No.1 変成設備

No.1 変成設備

変電所からのき電線立ち上がり 
き電区分
左 福島線 右 飯坂線
真ん中 車庫線


左右にき電線が分かれる。2条一括き電 左 飯坂線 右 福島線

帰線 直接つながる

櫻水駅構内車庫線き電断路器

車庫内き電 断路器



飯坂線 福島方 スプリングポイント


き電区分 エアーセクション 奥 福島方 手前 飯坂方

櫻水駅 運行管理盤 上部に風向風速計2組

福島駅 阿武急といい電は、同じホーム同じ改札

いい電 入線

福島駅 飯坂線架線 直流1,500V

1,500Vき電線がトロリ線に繋がる。奥 交流20,000V 加圧ビーム 福島上り方
一番 左 飯坂線DC 1,500V 渡り線(無架線)で阿武隈急行AC 20,000Vに繋がり
JR 東北本線上り線と繋がる


一番 左 東北本線中線 真ん中 東北本線下り線 一番右 山形線(奥羽本線・公軌)
東北本線下り線 一番右 山形線(奥羽本線・公軌)は加圧ビームで架線が吊架(同一き電)