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2018年12月5日

849. 秩父鉄道 武川駅 本線と三ヶ尻線の分岐 ウッドセクションインシュレーター

     秩父鉄道 武川駅 本線と三ヶ尻線の分岐 ウッドセクションインシュレーター


アプローチ:武川駅
分岐の状況を確認するため大麻生駅から武川駅まで徒歩で移動。

大麻生変電所からの2回路分 22kV(三ヶ尻変電所・小前田変電所)が分離する。但し小前田変電所は、22kV受電を停止。大麻生変電所での送出も切断されている。
右架線柱 22kV 2回線 左 小前田変電所方 右 三ヶ尻変電所方
次の架線柱で分離
通常2回線平行に送電線が張られて、一方が休止されている場合
誘導電圧が発生するので休止側を接地するのだが、接地は、されてない模様

左 小前田変電所(無加圧)方 右 三ヶ尻変電所(加圧)方に分離折返し

右 三ヶ尻変電所からのき電線が断路器とつながり、本線き電線と合流する。
但し 断路器は開極

左 三ヶ尻変電所からのき電線が断路器とつながり、本線き電線と合流する。
但し 断路器は開極

本線側はエアーセクション 奥 武川駅 電車線区分標
ここから武川駅構内

三ヶ尻線の区分は、セクションインシュレーターで行われている。

よく見るとウッドセクションインシュレーター

ウッド(木製) 切り口に導管の跡

ウッド(木製) 焦げているように見える

Dの文字のようだがセクションインシュレーターにはJIS規格がありD型は、強化木材のようだ
電車線路用セクションインシュレータ リンク

このほかにウッドセクションインシュレーターを見つけたのは、長野電鉄 須坂変電所
814. 長野電鉄 須坂変電所  ブログリンク

どう見てもウッドセクション 初めて見た 長野電鉄の物


真ん中の架線柱 構内分離き電のき電線が引きとめられる。
右 大麻生変電所からのき電線(2条)は通過

右 大麻生変電所からのき電線(2条)は、ここでケーブル化される

構内き電分離用の断路器
下から先ほどのケーブル化されたき電線が立ち上げる

構内き電を、大麻生変電所方か小前田変電所方かに切り替える断路器
断路器は、全て閉極
大麻生変電所方・小前田変電所方は直列接続
T分岐する形で構内線が分岐する。
構内停電時(真ん中断路器開極)でも大麻生変電所方・小前田変電所方は疎通可能

断路器の識別

き電線は2条一括ジャンパ
 

武川駅は、電気機関車のプールする場所となっている