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2022年1月31日

1194. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄(仮称)羽沢変電所 2021/9の現状

(仮称)羽沢変電所 2021/9の現状

953. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)き電系統 2019/12時点の記事

1200. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄 新羽沢変電所 2022/2の現状続き


アプローチ:羽沢横浜国大駅 容易 
受電:地下を通っている神洞32MHからの66㎸ 2回線引込 
き電:相鉄新横浜線
き電系統図

拡大 この部分に仮称羽沢変電所が建設されている
相鉄新横浜線とJR線の電気的区分はエアーセクションの模様


仮称羽沢変電所
2Fのドア兼用機器搬入口が小さいので1F部に66㎸受電C-GIS設備が置かれている可能性大

洞道の換気口 変電所脇
ここから引きこまれていると考えるのが妥当

神洞133号MH(マンホール)京換32号が洞道の名称

変電所内部では、アース棒の打ち込み作業中
変電所金網の等電位接地用

接地抵抗計の準備中 電圧、電流補助電極準備中 1本は地面に打ち込み終了
奥に測定する接地線が見えている。

き電線引出し口は1F天井部から 
1Fは66㎸受電設備、1Fは整流用変圧器、シリコン整流器が置かれる
雑草防止シートを張り込み、砂利を撒いている
トラフは2回線収容が上下線用にトンネル方に伸びている

トラフの終点に鉄構の基礎(接地線が出ている)

トンネル上部のトラフ

 相鉄新横浜線き電線が引き止められているので、この部分から上部トラフにケーブル敷設
この下の部分のき電吊架線は、JR羽沢変電所からのき電なので、JRのき電吊架線からも分岐して変電所内に引き込まれる模様。羽沢横浜国大駅はJRき電なので、JR側が落ちた場合仮称羽沢変電所から構内き電を行うのだろう 

JR線、相鉄新横浜線間のき電吊架線同士のジャンパ線上り線側

JR線、相鉄新横浜線間のき電吊架線同士のジャンパ線下り線側


奥 仮称羽沢変電所
円柱トラスの上部のき電線2回路は相鉄新横浜線の新横浜方に繋がる

き電線2回路は相鉄新横浜線の新横浜方に繋がる
この部分でトンネル内に引き込まれ剛体架線と繋がり
き電吊架線の部分とエアーセクションを形成


2019/12との相違点 トロリ線、き電吊架線に絶縁碍子が割り入れられている。

2019/12との相違点 トロリ線、き電吊架線に絶縁碍子が割り入れられている。
新横浜方の架線(剛体架線)敷設工事が開始されるので絶縁されている
左 無加圧 右 JR羽沢変電所方 加圧

2019/12当時は、同じ場所のは絶縁体は割り入れられていない

2019/12当時は、同じ場所のは絶縁体は割り入れられていない

無加圧のき電吊架線の末端 剛体架線との接続が行われる部分

参考文献
今岡真二ら;神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の電気設備(工事)計画について:鉄道と電気技術,Vol.29,No.5,pp.46-53,2018

2022年1月30日

1193.  東北・北海道巡検25 JR北海道 千歳線 新札幌き電区分所(ATき電ーBTき電境界) 再訪

 新札幌き電区分所(ATき電ーBTき電境界) 再訪

288. JR北海道  新札幌き電区分所・銘板が無いので仮称(交流、ATき電・BTき電の分岐点にある)

前回は時間が無く、詳細に見ることができなかったので行き掛けの駄賃で再訪

 

アプローチ:厚別駅(函館本線) 
き電:千歳線(ATき電)―千歳線(BTき電)の区分箇所

以前の系統(電化当時)
電化当時のき電系統

 沼ノ端変電所(ATき電)の札幌方き電区分所は、北広島き電区分所が担当、千歳は補助き電区分所であった。距離的には、き電区分所まで約52㎞ ATき電としては盤石なき電系統である。
 白石変電所(BTき電)は、途中の新札幌ATPでAT-BT間の接続が行われている。一応デッドセクションは存在しているが区分開閉器で接続され新札幌ATPでAFを生成している。
 北広島き電区分所は、沼ノ端変電所(ATき電)と白石変電所(BTき電)を新札幌ATPでAT化された部分のき電区分所(TF,AF)となっている。

 白石変電所にAT設備のスペースが無く白石駅構内は、函館本線と並走するため配線が複雑になりATき電線の敷設が困難となり、また将来札幌貨物ターミナル(BT電化)から千歳線へのEL乗入れも考慮して新札幌にAT-BTの接続点を設けた。しかし道内の貨物輸送はDLが担当し、結局千歳線の札幌貨物ターミナルへの渡り線、分岐線も架線のない非電化対応となっている。

AT-BTき電の接続点は以下の記事に記載してある 
 BTき電が、デッドセクションもなくしれっとATき電化されている区間は日豊本線 鹿児島ー竜ケ水間の 鹿児島ATPがある。

「快速」エアポートの増発に伴い白石変電所方の電力容量が不足するので1990年に恵庭ATPと北広島き電区分所の中間地点に恵み野変電所が新設された。その結果千歳補助き電区分所は、沼ノ端変電所とのき電区分の役割をもつ南千歳き電区分所となった。また北広島き電区分所は、北広島ATPとなり新札幌ATPは、恵み野変電所(ATき電)と白石変電所(BTき電)のき電区分となり、新札幌き電区分所となった。



新札幌と白石変電所の部分拡大
 現在でもこのデッドセクションは位置は変わっていない。千歳線は二重デッドセクションとなっており、白石変電所からの専用き電線が新札幌き電区分所ー白石変電所間に繋がっている。デッドセクションが4つ揃って配置されているように見えるが、実際は別々の距離である。この項の詳細は白石変電所の項で述べる。

今回は、き電区分所銘板がある

き電線の取り回し
左方にATーBTのデッドセクションがある。そのためAF,TFのき電線が左に伸びている
右はBT区間なので架線のみ

BTき電のNFはここでAT(単巻変圧器)のNWと繋がりATき電のPWとなっている


上画像の詳細
ATき電線のPWは、色々と名前を変えるのでややこしい(ほかにCPWもある)
BTき電のNFが直接AT(単巻変圧器)のNWに繋がっている


き電線引き出し部 以下左から説明

左 白石方面上りPF(BT) 右 沼ノ端方面上りTF(AT)

左 白石方面上りNF(BT) 右 沼ノ端方面上りAF(AT)


左 沼ノ端方面下りAF(AT)右 白石方面下りNF(BT)


左 沼ノ端方面下りTF(AT)右 白石方面下りPF(BT)

左 ケーブルヘッドは白石方面上りPF(BTき電)
上り方 沼ノ端方面TF,AF 白石方面NFは右AT(単巻変圧器)のTF、PW、AF側に繋がる
このATが沼ノ端方面上り方の末端ATとなる
TF側は分岐してケーブルヘッドに繋がる


ケーブルヘッドは白石方面上りPF(BTき電)


ケーブルヘッドは白石方面下りPF(BTき電)

沼ノ端方面上りのAF,TF, 白石上りNFは 下り方と同様にAT(単巻変圧器)に繋がる

沼ノ端方面上りのAF,TF, 白石上りNFは 下り方と同様にAT(単巻変圧器)に繋がる


上り方 AT(単巻変圧器)の放冷ラジエーター ATは防音建屋に収容されている

下り方AT部分との違いは、OT(所内電源変圧器)がTFとNF間に入っている


通常は、新札幌き電区分所はBT、ATき電区間の境なのでデッドセクションで分断されている
延長き電を行う場合、AT→BTもしくはBT→ATを行う場合はC-GIS化されたSIS盤で対応する

白石変電所・新札幌き電区分所の位置関係
出典(「配線略図.net「https://www.haisenryakuzu.net/」)引用改変



上り方 PFとTFを繋ぐ断路器、遮断器が収容されているC-GIS化されたキュービクル
上り方 PF、TFのケーブルヘッドからのケーブルが引き込まれている
上り方 PW(NF・NW)ケーブルも引き込まれている

下り方 PFとTFを繋ぐ断路器、遮断器が収容されているC-GIS化されたキュービクル
左端 共通のVT(電圧測定)避雷器が収容されている
下り方 PF、TFのケーブルヘッドからのケーブルが引き込まれている
下り方 PW(NF・NW)ケーブルも引き込まれている



千歳線上り方デッドセクション 右BT区間 左AT区間 上部にAFき電線上り方が通過

千歳線上り方デッドセクション 右BT区間 左AT区間 上部にAFき電線上り方が通過

千歳線下り方デッドセクション 左BT区間 右AT区間 


デッドセクションは改良楔型を使用

千歳線下り方デッドセクション 左BT区間 右AT区間 上部にAFき電線下り方が通過


参考文献
漢人幸夫:千歳線.室蘭本線・池ノ端間送変電設備について;1980:電気鉄道,Vol.34,No.10,pp.16-19 文献名の池ノ端は沼ノ端の間違い
















2022年1月28日

1192. JR東日本 池袋変電所 老取 進捗状況(時系列)2022年1月まで

 池袋変電所 老取 進捗状況

40.  JR東日本 池袋変電所(直流)とその周辺 2014年記事

824. JR東日本 池袋変電所老取・池袋配電所、池袋変電所66kV大井町電源導入2018年記事

完成予定はH31年(2019年)2022年1月 現在まだ完成はしていない

 山手線の変電所は、戦前の系譜から20kV 受電が多かったが、やっとのことで池袋変電所が66kV 受電に変更される。山手線、埼京線、山手貨物線を抱え重要な基幹変電所が20㎸受電だったとは意外である。

 まだ20㎸受電は山手線関係では巣鴨変電所、品川変電所、日暮里変電所、田町変電所である。そのほかの20KV系統は総武線(総武快速線) 両国、錦糸町、平井、丸の内、中央線 東中野、高円寺 京葉線 鍜治橋、越中島、貨物で大井ふ頭がある。吉祥寺、国分寺は66㎸化されたとの情報があるが吉祥寺だけは未確認である。国分寺変電所には66㎸系の機器が搬入されている(碍子の大きさから判断)

2021年6月時点の状況

以前からある3号機の変成設備20㎸受電の変圧器が後ろ側、手前6,000kWシリコン整流器

1,2号変成設備放熱器 本体は変電所内

20㎸受送電のケーブルダクト ダクトの隣にあるのは高配用変圧器の放熱版
新池袋変電所が完成時には撤去される。

ダクトに収容されている送電線系統 全て20㎸
新宿池袋1,2号線受電 2回線
池袋巣鴨線 1回線送電 山手線沿いに敷設
王子池袋線2号 1回線 埼京線沿いに敷設
王子交流変電所には66㎸降圧22㎸変圧器がある

新変電所側敷地

一番端の変圧器 高配用ではないような気がする。なぜなら既に池袋配電所として2基の66㎸降圧6.6㎸変圧器が揃っているため

右から3台は整流用変圧器66㎸降圧1240V エコ対応なので放熱器が大きい

以下は個人の推定である。
左端は、多分66㎸降圧20㎸の変圧器であろう。(もしかしたら3次巻き線付き6.6㎸も有り)
 新宿変電所からの20㎸は、武蔵境変電所からの154㎸を2次66㎸、3次20㎸に降圧する変圧器を使用している。修理、事故時対応すると20㎸が止まってしまう。
 新宿からの20㎸が止まると巣鴨変電所、池袋配電所への供給が王子変電所からの1回線と赤羽変電所からの1回線 合計2回線対応となる。そこで池袋変電所に66㎸20㎸の降圧変圧器を設備すれば、池袋配電所、巣鴨変電所の20㎸を供給できる。
 新宿変電所からの66㎸受電は、大井新宿線、神田新宿線66㎸で担保されているので、3次巻き線付きの変圧器が修理、事故時対応しても問題はない。と読んだ。

新宿変電所交流部 20㎸降圧部詳細
154㎸から2次66㎸、3次20㎸、4次分路リアクトル付きの主変圧器が2台ある。
66㎸から22㎸降圧の直接の変圧器は無い。 
 新宿変電所66㎸母線は、神田、大井町からの66㎸が繋がりバックアップは出来ているが22㎸は主変のみがたよりである。そのため池袋に66㎸降圧20㎸の設備を設けバックアップを取った。周辺の66㎸降圧20㎸の設備は、荻窪、王子、大井町がある。池袋に66㎸降圧20㎸変圧器を置くのは盤石の体制であろう。推定終わり


変電所2階部分のキュービクル部分 高配用

変電所2階部分のキュービクル部分 き電断路器盤 Zき電線、庫21等 旧池袋変電所と同じ

新池袋変電所 全景 右は戦前からある回転変流器時代の建屋
中央建屋が変成設備が収容された建屋、左は多分66㎸C-GIS収容建屋
66㎸受電部建屋と思われる部分 C-GIS化

埼京線部分のインピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 
帰線引出用の端子板が既に設置されている

過去の同じインピーダンスボンド コの字形端子板はまだない
き電保護パックも設備されていない


き電保護パックは装着済
まだ、帰線の引き下しは少数 左鉄柱部

レタンの周囲にまだ、コンクリ枠が無い

変電所2Fから引き出されるケーブル 末端は端子加工済

線路側レタンには帰線は繋がっていない
山手線、山手貨物線の帰線はこの部分をスルーして旧池袋変電所レタンに繋がる

拡大 4本で1組(1回路分)

別角度 一番右は既に既存き電線に接続準備中 4本で1組(1回路分) 
ケーブルは未接続

もうすぐ無くなる旧池袋変電所(稼働中)

2021年7月時点の状態

新宿から66㎸3回線分(予備菅1)の敷設状況
山手線 外回り左側に管路、トラフを敷設
左奥 ここで線路を潜る
入替信号機の横にピットがあるので既にここまで管路は伸びている

管路はまだ完成していない。ケーブル敷設はまだ時間が掛かる

管路は、山手線外回りホーム下を通過

東上線との境に66㎸ケーブル敷設トラフが延びる

東上線との境に66㎸ケーブル敷設トラフが延びる
右 東上線
左 東京総合車両センター池袋派出所 入出庫線


変電所側に伸びる

ケーブル尖端の端子板が碍子に固定され き電線が引き出されれきた
右部分 帰線はまだ本数は少ない

碍子部に加工が行われる


池袋変電所 き電線引出し この順番に新しい変電所に引き繋がれるかは不明

緑・山貨下、白・山貨上2枚、緑・山貨下、緑・山電下、白・山電上、白・山電上、緑・山電下、赤・電上、緑・赤電下、紫・庫21 11回線(2本で1回線)


山手線貨物線下りに繋がる帰線専用インピーダンスボンド 8本で1組(1回線分)
ここら辺の配線は既に池袋変電所方に延びているので変更はないものと思われる

山手線内回りに繋がる信号兼用インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 
8本で1組(1回線分)
ここら辺の配線は既に池袋変電所方に延びているので変更はないものと思われる


2021年8月時点の状態

左 ピットからの管路が繋がる 管路が繋がった。

あとは砕石を埋戻し突き固めるだけ

変電所 き電線引き出し部 碍子引き止めの数が増えてきた
右 帰線の数も多くなる

帰線が右と左に振り分けられている
コンクリ桝中に端子板が碍子で支えられている 多分線路側レタンとなる


2021年10月時点の状態

き電線引き出し部の骨格が出来つつある

一部は、従来のき電線接続に向けた準備がされている。
中央の電柱は、帰線の立ち上がり固定用となる。本数が増える

き電線引き出し部の奥は、変電所上部の断路器キュービクルに繋がる

帰線部の下部は、左 コンクリ桝の集約部に向かう部分と右に向かう部分に振り分けられる

池袋配電所からの高配はまだ配線されておらずコルゲートチューブが敷設されている

帰線部は従来の埼京線 左帰線用インピーダンスボンドに向かうケーブルが敷設され
右 山手線、山手貨物線への帰線は、コンクリ桝の方向に敷設されている
また、整線はされていない

新池袋変電所の帰線部 一部は軽量プラスチックトラフ内に整線されているが
もう一部は、まだトラフには収容されていない。青ビニルシート部

帰線は、き電線と同じケーブルを使用

コンクリ桝の中には端子板のついた碍子が設置されている

一部帰線が端子板に繋がっている。
また別の帰線が黄色カバーで防御されて脇に置かれている
旧池袋変電所に向う帰線が分断されてレタンに繋ぎ始められている


別角度 拡大 線路側レタンとなる部分であろう

埼京線上り側の赤羽変電所方 き電線とき電吊架線の取り合い 
下り方(左)は、まだ既存のき電線を使用 この部分が加工される
この部分は、き電吊架線部が、富士見橋桁に接触する恐れがあるため、
き電線として別径路で富士見橋の下を潜っている
き電吊架線に碍子の割り入れで絶縁を行っている

埼京線 上り側は、新しく交換されている。

埼京線の線路上 左から右に横断する東京車両センター池袋派出所への専用き電線庫21




2021年12月時点の状態

山手貨物線下りの帰線専用インピーダンスボンド

山手貨物線下り帰線専用インピーダンスボンド 拡大 8本1組(1回線)

山手線内回りの信号兼用用インピーダンスボンド 変化無し
この辺は既存帰線を有効利用
クロスボンド用の帰線が伸びている

クリートで整線され始めた帰線 多数 クリートで固定

帰線がコルゲートチューブで保護 帰線下部は整線終了 
右に伸びるのは埼京線インピーダンスボンドに繋がる



右 新変電所からの帰線はまだ線路側レタンに固定されていない
左側に引き出されているのは新変電所帰線ではない。山手線、山手貨物線用
右側に引き出されているのは旧池袋変電所への帰線
帰線は一端ここで分断されレタンで各ケーブルの帰線電流を平均化されている

反対側の端子板がまだ空いている


端子板は延長され上方に伸びている。


10月画像 コンクリ桝の中には端子板のついた碍子が設置されている。一部帰線は、黄色カバーで防御されて脇に置かれている。端子板が延長されている 上記画像と比較
新変電所からの帰線はまだ繋がっていない

埼京線側のインピーダンスボンドの傍に新変電所からの帰線が仮敷設されている
(コルゲートチューブ部分)

一部のケーブル端子が碍子に固定 き電線が引き出されている

一部はさらに手前にき電線が敷設されはじめている

奥 変電所に引き込まれる
左 高配配線
中 き電ケーブル
右 帰線 帰線はまだ変電所側は整線されていない

変電所に向う山手線上下、山手貨物線上下の従来き電線 8回線


直列リアクトル(SL)の上部から帰線が引き出される 


直列リアクトル上部のき電線接続点の端子板 片方はシリコン整流器へ片方はレタンへ
8本で1台分



まだすべてのケーブルは碍子に固定されていない 11回線分
き電線の固定もまだ終了していない 
裸き電線2本に対してケーブル4本接続 ケーブル被覆部の放熱対応
右端 帰線部
一部帰線4本分がクリートで線路上を横断

従来のき電線から上部に張られているき電線にジャンパ線で繋がる予定



車両センタの既存き電線庫21に、新しいき電線が引き止められている
この部分で既存き電線を切断 圧着されるのであろう

既存池袋変電所のき電線引き出し部は変化無し

既変電所一番右の庫21き電線が碍子で引き止められ先ほどの新き電線に繋がっている。
新変電所が稼働すれば切断される。

22㎸送電ダクトには変化無し


拡大 右新しい建屋


過去画像 右取り壊し工事中の建屋からの22㎸受電部を左建屋内にC-GIS化で移動
右 建屋は取り壊すので新しくダクトを立て、
道路を管路で経由、取り壊し建屋を迂回して22㎸回線を敷設


特高ケーブルCV2万ボルトの標識柱が現る これももうすぐ撤去

道路には特JR電のマーク

この下に特高ケーブルが敷設されている

新しい建屋を迂回して敷設

線路際に迂回して敷設

敷設箇所には所々 特JR電のマークが表示
これらも掘り起こされて撤去

66㎸降圧20㎸変圧器放熱器、整流用変圧器放熱器3台に変化無し


直列リアクトル(SL)から引き出される帰線がみえる

変電所側 帰線接続部 レタン

コルゲートチューブ傍まで帰線が伸びている

全景

2022年01月時点の状態

富士見橋下のき電吊架線の取り扱い
富士見橋下 埼京線 き電吊架線部 奥の鉄構部分が、き電吊架線と支障
き電線で陸橋を潜り、き電吊架線と繋がる


以前の状態 下り線側はまだ、上り線側と同じ処理はされていない


下り側き電吊架線部が繋がる

上下線とも完成


旧き電線との接続部




山手線、山手貨物線の帰線の行方
山手線、山手貨物線からの帰線が線路上を横断する部分
左 電柱部分から手前に帰線がコルゲートチューブで伸びている

コルゲートチューブ部は、高配
山手線内回り、山手貨物線下りインピーダンスボンドからの帰線 8本1組が2系列

この部分で左変電所側にコルゲートチューブで移動
き電線 4本1回路(山手線14H,13H)もコルゲートチューブで移動

変電所方に移動する帰線 山手13H,11Hはコンクリトラフ収容、高配もコンクリトラフ収容

コルゲートチューブ帰線収容は1本に2本の帰線 1回路8本だからコルゲートチューブ4本を使用
上下2段で対応で16本の帰線


中央ハンドホールはレタン(帰線集約部)がある模様
全ての帰線が端子板で集合
帰線ケーブル1本あたりの電流分布を均一化


また引き出されて変電所方に伸びる
一部帰線がレタンから引き出されている コルゲートチューブ2本分

池袋方面に伸びているが、行く先は追えてない


新しいダクトができている
その下の防炎布(立川変電所放火事件)で覆われたケーブルは高配ケーブルが収容
帰線は、コルゲートチューブに収容

新しいダクトは高配用? 防炎布で覆われた高配ケーブルが収容されている
帰線はコルゲートチューブに収容



線路側レタンがある部分は防炎布でで覆われた高配ケーブルが渦巻いている

帰線ケーブルはコルゲートチューブに収容されている

東上線を潜る 帰線、地中送電線類

き電線は、東上線の上を跨いでいるが、旧池袋変電所の帰線、送電線は地中を通って変電所側に移行している。東上線側で一部石垣を補修した跡があったので、多分この部分で東上線の下を潜り変電所側に移行していると思われる。

右 標識柱は通信管路との表示がある。手前標識柱は判読不可能




埼京線側に東京給電の標識柱と送電管 管径Φ20? 
この部分で66㎸送電線は変電所側に移行しているものと思われる。

他の場所も、東上線の下を潜っている場所がある。
これは新宿池袋1,2号、池袋巣鴨1号、池袋赤羽1号の22㎸送電線収容管路だろう

一番右 ケーブルが覗いている

奥が先ほどの管路、手前は帰線用トラフ?

こちらのトラフも帰線用?

高配ケーブルは東上線の上を跨いでいる
右側のトラフは変電所の帰線取り出し口に近いのとトラフが大きいので帰線用?


既存池袋変電所右 帰線トラフ

変圧器に名前が付いた
一番左はDTr DTはJRでは降圧変圧器を示す
やはり高配用としては大きいので66㎸降圧20㎸用だろう

左より DTr、SRTr1~3

奥はSL 直列リアクトル


変電所直列リアクトルからの帰線の状態
直列リアクトルからの帰線が変電所側レタン(中央柱下の金網で囲まれた部分)に繋がる

レタンにはインピーダンスボンド側帰線が集線している
最近の変電所ではレタンが設けられる。
レタンの金属板は大電流に対する熱容量が大きい大きさが必要

直列リアクトル3台からの帰線がレタンに繋がる 約10kAが最大流れる
1台の直列リアクトルから8本1組の帰線が3組レタンに繋がる(24本)

まだインピーダンスボンド側はレタンに繋がっていないので仮設状態

帰線が収容された軽量プラスチックトラフ
12本のコルゲートチューブが整線されてクリートで止まられている

1本のコルゲートチューブに2本の帰線が収容
合計24本の帰線が線路側に向かう
1インピーダンスボンド8本の帰線だから3インピーダンスボンド分


1端子8本の帰線 右が2端子分接続済16本分但し新変電所用ではない
コルゲートチューブに帰線が余っているのが新変電所からの帰線
左が山手線、山手貨物線用として2端子16本で数は合ってる
右が旧変電所のレタンに繋がる帰線
ここのレタンでさらに分岐する帰線があるようだ。
変電所側のと、ここの分岐部のレタン金属部の面積が大分違うが熱容量設計は大丈夫?



線路側レタンはまだ2端子16本分の空端子がある
変電所側からのコルゲートチューブ3本6回線
その外側にむき出しの帰線2回線
金属端子は合計48本分

4本 降りてきているが埼京線下り用の信号兼用インピーダンスボンドに繋がるはず

埼京線側インピーダンスボンドの中性点を見ると通常の帰線が6本
残り1本は帰線の径が大きい、また単線の細い帰線が2本出ている。
コの字形の端子板には穴が8個 帰線1本に2端子で4本あるから8個で数は合う

引き続き き電線部、帰線部を観察継続

コルゲートチューブ以外は防火布で覆われた高配ケーブル

既存き電線引き出し部をみると帰線が2回線分出ている
中央鉄構上部

拡大 帰線2回線分(赤羽線・埼京線用の帰線)

1本はこのコンクリ柱から引き下される

帰線2回線分

新変電所からの帰線4本が線路を跨いで奥の電柱から引き下げられ
最終的にコルゲートチューブに入り軽量プラスチックトラフ内に収容されている

もう1回線は、さらに左の鉄構に引き止められて引き下げられる

中央土嚢が積まれた部分に既存変電所からの帰線が来ている。但し末端は繋がっていない
その脇を軽量プラスチックトラフ内に収容された新変電所からの帰線4本が通る
この土嚢が積まれた部分 帰線用のインピーダンスボンド 埼京線上り線用があったと
仮定すると既存変電所からの帰線がここで終了している理由が付く

変電所からのき電線
2回線が既設き電線に繋がった。

埼京線上り方にき電線が繋がる
下り方は準備中
左から右に通過する赤銅色のき電線は庫21に繋がるき電線

新変電所から2回線が引き出されている
新変電所の電柱に支障しているゴム絶縁カバーのき電線が移動してくる模様

ケーブルとき電線の取り合い ケーブル4本一組でき電線2本と対応

ケーブルとき電線の取り合い ケーブル4本一組でき電線2本と対応

右2回線が埼京線上下に繋がる

池袋方から来るき電線
山手線上下、山手貨物線上下 新宿方、巣鴨方
手前のあったトラスビームが撤去されている

新変電所からのき電線が2回線 既存き電線に繋がる
接続部がPGクランプではなく圧接スリーブなので本固定化されている

山電内 巣鴨方13H 山電外巣鴨方14H

新変電所側 ケーブル4本はまだ端子板に繋がっていない
加圧中の新変電所き電線と未加圧のき電線が混在している 
現場ネコ状態 加圧表示も防御もされていない