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2021年6月20日

1071. 山手線西半分、埼京線 停電 6/20 渋谷変電所down

 山手線西半分、埼京線 停電

変電き変電通信職人の一日は忙しい

京浜東北、東北本線が生きているので東半分は健全 山手、埼京ラインが全滅

東北本線、京浜東北線が生きているので赤羽変電所は健全

山手、埼京ラインが停電の場合

目黒、渋谷、池袋の変電所がダウン 埼京線 池袋ー赤羽間運転再開なので池袋変電所は除外

 但し中央線、総武緩行線もダウンしているので新宿変電所もダウンの可能性あり なぜ?

 変電所は生きていたが、当該線区の乗客を線路内下車誘導のための措置のようだ。

 新宿交流変電所は、武蔵境変電所からの154㎸で運転できるはず。最初は動いていた。

大井町交流変電所からの山手線沿い66㎸ラインに繋がる変電所が落ちていると判断する。

20:00現在 渋谷変電所のトラブルが確定 渋谷変電所を切り離して新宿、目黒変電所間でき電すれば、ノッチ制御でゆるゆる運行できるが、受電系統66kVの故障だと目黒を動かすのは無理。但し新宿交流変電所は、影響がないはずなので中央線は動かせるはず。

 渋谷変電所 切り離し、目黒ー新宿間延長き電で埼京線、山手線をノッチ制限で動かすのか?新宿変電所の直流母線電圧が、埼京線、山手線運行に従い低下、波及で中央線快速緩行線もノッチ制限がかかるのか? 要の新宿交流変電所の運転が難しい。

 当初は一割引きでの運行を始発から予定したが、それもなく通常運行になった。

原因 TVニュースでは漏電、66kV 系は渋谷変電所はGIS受電であり漏電の可能性は低い

66㎸受電設備

き電線引き出し部はケーブル
 
山手線き電線 CVケーブルは4本

埼京線き電線 CVケーブルは4本

 き電吊架線に繋がるき電線は325㎟(直径20㎜)の硬銅線×2、それを一端受けて400㎟のCVケーブル4本で変電所に引き込まれている。400㎟のCVケーブルの直径は22.6㎜+被覆
(通常は4本 一括でコルゲートチューブに敷設される)

4本一括でコルゲートチューブに引き入れられている例(新宿変電所)

以下引用

ケーブルは直径3センチで、JR東日本が公開した写真では、ケーブルを覆う部分が破れているのが確認できます。引用終わり

 導体直径3㎝は面積で約700㎟ コルゲートチューブ内には2本の被覆CVケーブルが見える
通常き電線は1回線は4本の400㎟CVケーブルで引き回されているので、コルゲートチューブ内に2本しかCVケーブルが無くそれも面積が700㎟だと、帰線かもしれない。

 DCケーブル部の漏電で64Pが働き停電。どこのケーブルが損傷しているかの判定に時間が掛かる。最初の発表では始発から1割減(渋谷SSスルー化)だったが、漏電部位特定し修理。スルー化は避けられて通常運転で運行中。 原因の場所はコルゲート管内のDC1,500Vき電線部分もしくは帰線  

20:30 水道橋ー千葉間の緩行線運転開始 飯田町、神田変電所は健全。