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2024年7月12日

1378.  JR東日本 中央本線は大月ー初狩間で電力ケーブル火災のため大月ー甲府間の上下線で運転を見合わせ 7/12

 TBS NewsDIGによると以下引用

TBS NEWSDIGJR中央本線 運転再開は午後4時20分ごろの見込み 甲府ー高尾間で運転見合わせ 【午後3時50分現在】 リンク切れ注意

JR東日本によりますと、中央本線は大月ー初狩間で電力ケーブル火災のため大月ー甲府間の上下線で運転を見合わせています。

引用終わり

 大月ー初狩間で電力ケーブル火災とあるが、き電線はケーブル化されておらずケーブル化されているとすればトンネル内通過の高配ケーブル6.6㎸となる。調べてみたが大月ー初狩間にトンネルはない。あとは信号用変圧器がある引き下ろし部分、駅構内等の引き下ろし部分がケーブル化されている。

 Webの分析では初狩タイポストが燃えたとの情報があるが引込口までは裸線で内部にケーブル引き込みがされている。ケーブルが燃えてとすると引込口から直流高速度遮断器までの間に敷設されているケーブルが燃えたことになる。ちなみに初狩には変電所は無い

初狩タイポストが燃えたとしても切り離せば問題はなくなるので、長時間の運転停止はない。

よって高配系の電力ケーブルが燃えたものと推測する

燃えたのは高配専用の引き下ろし電柱部分と確定(追加)

植物のツルが巻き付き出火か JR中央本線で電力ケーブル火災 甲府ー高尾で一時、運転見合わせ U ワク UTYから引用

12日午後、山梨県大月市のJR中央本線で線路内の電力ケーブルが燃える火事があり、甲府と高尾の間の上下線が一時、運転を見合わせました。

植物のツルが巻き付いたことが火災の原因とみられています。

引用終わり

場所 特定 Google street view  より 
丁度草刈りの最中 過去画像 毎年 草が生い茂る場所であった。


参考

439. JR東日本  初狩タイポスト(直流)

 引込口までは銅線で引き込まれている。ここでケーブル化されて内部にある直流高速度遮断器に繋がる

碍管部分まではき電線が引き込まれているので燃えない
325㎟2条だから約2,000Aが上限


これは村井タイポストの内部構造
中央右上のDCLA(避雷器)と書かれている部分(外側に突起がある部分が碍管)からき電線が引き込まれてケーブル化される
89Lは断路器 DC-CTは電流計 DC-PTは電圧計
54Fが直流高速度遮断器 この間ケーブル接続


以前に燃えたタイポストは相模湖タイポストがある。


参考資料
志々目浩一;東日本旅客鉄道㈱篠ノ井線村井タイポスト機器の更新:明電時報:2014,Vol.344,No.3,pp51-53