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2026年3月15日

1559. 東急電鉄 停電 2026/3/13 長区間での停電 簡単に(追記あり・3/19)

 記事をUpした直後の停電事案

日経新聞 Web版 026年3月13日 18:04 (2026年3月13日 22:19更新)から引用

 13日午後0時20分ごろ、横浜市の東急東横線大倉山駅と、直通運転するみなとみらい線みなとみらい駅の間で停電が発生した。一時、東急東横線菊名―みなとみらい線元町・中華街間の上下線で運転を見合わせていたが、午後9時50分ごろ、全線で再開した。中略

  東急電鉄によると、停車したのは、東急東横線反町―東白楽間と反町―横浜間。乗客の避難は午後2時ごろまでに終わった。停電の原因などを調べている。〔共同〕

引用終わり

関係する変電所






以下 反町変電所と横浜開閉所間の複雑なき電系
東白楽ー横浜間のき電系統

 反町―横浜間に電車が停止した位置がデッドセクションと上下線別き電の位置ならば、停電した場合、上下反町変電所 停電及び延長き電を行なっている みなとみらい変電所が停電して電車を動かせない。

 これが上下線別き電の位置に電車が停止してたならば反町変電所のデッドセクションを開放して、横浜開閉所の延長き電で電車は、横浜駅まで動かせた。この停車した電車に問題が無ければ、みなとみらい線は、横浜駅と中華街駅間で折り返し運転ができたはず。

原因は、横浜駅ー新高島駅間の落下物による一時地絡と判明
2026/03/19 横浜高速鉄道株式会社 プレスリリース
これでは横浜駅折り返しが、みなとみらい線で出来ない。

 横浜駅起点0k296m付近で構造物の接触事故があったので、横浜起点0k145mのセクションは生かせた。東横線は、横浜開閉所の延長き電を止めれば横浜駅折り返しが可能であったが、当初のみなとみらい線の発表では東横線が原因とみていた。

 そのため 東急線内の接続部の点検確認を行なっていた。(資料より引用・みなとみらい線)
3 月 13 日(金)東横線(反町駅~横浜駅間)の点検実施
3 月 14 日(土) 東横線(反町駅~横浜駅間)の点検実施
3 月 15 日(日) 東横線(反町駅~横浜駅間)の点検実施
 
 やはりこの区間のき電回路の複雑(上下一括き電・上下線別き電・2つの独立変電所と開閉所)な構成が怪しいと睨んでのだろう。

 東急は電路損傷による停電事故を過去に起こしている。この反町ー横浜間も反町変電所内の電路がケーブルで複雑な構成であったので重点的に調査していたと推測する。
場所は三軒茶屋駅にある 開通時想定していた三茶に変電所を設けたようだ

 反町-東白楽間に電車が停電で止まった場合は、白幡変電所ー反町変電所が停電しているので上下一括き電区間の電車は動かせない。大倉山駅の大倉変電所は、綱島方にあるので横浜方の白幡変電所までは、き電ができる。それならば菊名駅で但し折り返し運転は出来たはず。
     き電可能範囲              き電不可能範囲
大倉山SSー菊名駅(折り返し線あり)ー白幡SSー上下反町SSーみなとみらいSS







参考資料
小塩敏貢;テーマ技術資料 東急東横線地下区間の電気設備;鉄道と電気設備Vol.
15,No.4,pp.21-26,2004

富士電機カタログ 横浜高速鉄道株式会社 みなとみらい線 電力管理システム

松原優平;鉄道事業者の変電設備(17):鉄道と電気技術Vol.35,No.2,pp.82-85,2024