目次と免責事項

2023年7月18日

1313. JR東日本 盛岡変電所移転 新設工事の背景

 盛岡市の洪水ハザードマップを見て氷解

 日本電設工業の2021年3月期決算説明会資料に東日本旅客鉄道㈱盛岡変電所変電設備新設工事の記載があった。

 変電所のある部分は、窪地で5~10m未満の浸水深地帯に該当。東北の要としての盛岡変電所が水没したとなると被害甚大。

盛岡市内 浸水ハザードマップ

  ちょうど変電所がある部分が5~10m未満の浸水深地帯に該当。この部分の嵩上げは、変電所稼働中は不可能なので、場所を移転することが考えられる。周辺を見回しても浸水しない場所はないので、これを0.3m~3m未満の浸水深地帯に移動する。完全に浸水を免れる訳ではないので嵩上げ工事が行われるかもしれない。

盛岡変電所停止の場合の並列き電検証が行われている

1294. 東北巡検13 沼宮内変電所・盛岡変電所・二枚橋変電所 (並列き電検証)

946. JR東日本 盛岡変電所(ATき電、BTき電20kV・同軸き電25kV) 東北本線 秋田新幹線(田沢湖線) complete

現場写真 154㎸機器の搬入と変電所建屋の工事が行われている2023年9月

記事追加

1332. JR東日本 盛岡変電所移転更新状況(受電、変圧器一次側まで)

1334. JR東日本 盛岡変電所 複電圧スコット結線変圧器と変電所移設先の変圧器と単結線図(予想)



参考資料

日本電設工業2023年3月期 盛岡変電所変電設備新設他2

日本電設工業2022年3月期第二四半期 盛岡変電所変電設備新設工事 

2023年7月14日

1312. JR東日本 国分寺変電所・吉祥寺変電所66㎸化 送電網強化

   国分寺変電所の仮設変成設備が撤去され66㎸化が終了した。仮設の66㎸変成設備は、新座変電所に送られて屋内機器(整流用変圧器・シリコン整流器)の交換が行われる。

 1307. JR東日本 新座変電所 屋内機器交換準備(仮設変成設備設置)

 国分寺変電所の内部を見る機会があったが、金属プラットフォーム(溶融亜鉛メッキ)の上に受電設備が構築されている。今 はやりのC-GIS化ではなく碍子碍管の66㎸ VCBが設備されていた。

 66㎸は境-立川線のT分岐2回線受電であろう。OFAケーブル交換の際に66㎸受電引き込みをしたようだ。

971. JR東日本 国分寺変電所改修工事 仮設変成用設備 運開 中央線編成増(12両化)に対応 


右にあった仮設変成設備も撤去された

線路側は、シャッターになり、その内部に金属プラットフォームの受電設備がある

 吉祥寺変電所の22㎸送電ケーブル(境-吉祥寺線2回線)は当初から66㎸運用を踏まえて66㎸ケーブルが敷設されていた。以前 吉祥寺変電所の不具合でノッチ制御での運行が行われていた時があるが、その時が66㎸ 化の最中であったものと思われる。

吉祥寺変電所は国分寺変電所が66㎸化される前にすでに66㎸化されていたと思われる。

マンション内に入口がある吉祥寺変電所

 左から多分66㎸降圧22㎸送変(高円寺SSのBacku用)だと思う。(22㎸給電の東中野SSは新宿SSから2回線受電、高円寺SSは、東中野SSから1回線受電、荻窪SSから1回線受電している。荻窪SSが落ちたら高円寺SSは東西線にも供給しているので、66㎸化された吉祥寺SSに66㎸降圧22㎸送変を入れて荻窪22㎸母線と繋いでBackupされると思う)
整流用変圧器2台

66㎸ケーブルが収容されているダクト

表示は2万ボルトケーブル注意

急行線側帰線立上り

緩行線側帰線立上り

急行、緩行線 き電線立上り

この部分はインテグレート架線化されているので一部き電線がエア―セクション部まで伸びている

三鷹駅構内66㎸収容ダクト


三鷹駅通過 全て66㎸化されている(ダクト内に管路が収容)

吉祥寺駅構内を通過する66㎸収容トラフ

吉祥寺駅を通過する吉祥寺-荻窪線22㎸

吉祥寺駅を通過する武蔵境-荻窪線1回線

吉祥寺駅を通過する22㎸ 吉祥寺-荻窪線

154㎸接続部 武(武蔵境)-新(新宿)線

 これら一連の変電所66kV化は、中央線グリーン車増結(12両化)対応及び微量PCB含有変圧器交換等の計画に基づいて行われている。

 国分寺変電所の22㎸給電2回線は、専用線で武蔵境変電所から行われていた。吉祥寺変電所の22㎸ 給電2回線も同じく武蔵境変電所から行われ、直列に荻窪変電所の22kV母線1回線で繋がっていた。

以下 武蔵境交流変電所22㎸ 母線用GIS設備

武蔵境変電所内66㎸降圧22㎸ガス変圧器 2台のうち1台目

キュービクルの前には2万ボルトの表示

22㎸を分配する母線収容C-GISキュービクル 11盤
 左から送変2号二次、国分寺線2号、国分寺線1号、境吉祥寺線2号、境吉祥寺線1号、母線GPT/ES、22㎸ブスタイ、不明(多分整流用変圧器)、所内変、送変1号二次、配変の順 武蔵境交流変電所の22㎸は、直流き電部と配変に給電していると思われる。但し国分寺、吉祥寺は66㎸化されたのでこの盤は使用していない。
 一般的に交流変電所付属のき電用変電所(武蔵境、王子、上野、大井町)は22㎸給電である。例外は岡部交流変電所、蕨交流変電所、新宿交流変電所、神田交直変電所(66㎸化された)




このキュービクル型GIS内 国分寺及び吉祥寺は66㎸化のため使われていない

 左の22㎸ブスタイは、盤内表示を見ると22㎸母線2回線をタイ接続している。次の読めない盤内表示は、22㎸2回線からそれぞれ1回線分岐し直に配線されている。この武蔵境交流変電所内で、1回線ずつ接続されているのは、整流用変圧器しかない。一番右 所内変は、22㎸母線から2回線が分岐1回線になって所内変圧器に繋がっている。

手前の金属の箱は、電力洞道入口 車道を潜り、高架下まで伸びる
収容されているの境-新宿線154㎸、境-日野線66㎸、境-荻窪線66㎸、境-吉祥寺線66㎸

 荻窪変電所は、武蔵境変電所から直に66㎸給電が行われており66㎸降圧22㎸変圧器によって、吉祥寺、高円寺、東中野変電所に給電、同時に新宿変電所の154㎸三次巻き線付き変圧器によって降圧された66㎸及び22㎸のうち22㎸が東中野、高円寺に給電できる体制である。

28.  JR東日本 荻窪変電所(直流)

 山手線の変電所は、品川、巣鴨を除き66㎸化、 山手線沿線の配電所(池袋、総合、JR病院、渋谷、目黒、高輪)は22㎸化と住み分けているようだ。

 国鉄時代から23区内は22㎸送電で変電所が給電を受けていたが、徐々に66㎸化されてきている。まだ22㎸単独給電の変電所は田町、大井ふ頭、芝浦、両国、錦糸町、平井、巣鴨、日暮里だけとなっている。

 今回池袋変電所が66㎸ 化され66㎸降圧22㎸変圧器が新たに設置され、新宿交流変電所の22㎸系BackUp体制が強化された。

22㎸系統が優勢な時代の送電系統図(推定・2013年当時)

新宿-品川間は、重要区間にも関わらず1系統でき電、配電を賄っていた。同じく新宿-池袋間も同様である。

2013年当時の送電系統CAD画面(2013年当時のJR東日本Webから引用・改変)
武蔵境交流変電所部分を抜き出し

66㎸ 系統強化後の送電系統図(推定)

 吉祥寺変電所に66㎸が導入され66㎸降圧22㎸変圧器が置かれて荻窪変電所の22㎸母線強化された。高円寺、東中野は22㎸のままなので22㎸を強化する必要があった。
 また 池袋変電所に66㎸導入で66㎸降圧22㎸変圧器が置かれ、今まで新宿、王子からの22㎸送電だったものが強化された。池袋の新しく設置された池袋配電所は22㎸で受電。移転更新された渋谷、目黒は66㎸化されて22㎸系統から分離され強化された。

2023年現在の武蔵境交流変電所 66,22kV母線C-GIS盤の配分

1209. JR東日本 池袋変電所 老取 進捗状況(時系列)2022年2月から完工まで                  

1192. JR東日本 池袋変電所 老取 進捗状況(時系列)2022年1月まで

824. JR東日本 池袋変電所老取・池袋配電所、池袋変電所66kV大井町電源導入

40.  JR東日本 池袋変電所(直流)とその周辺

809. JR東日本 目黒変電所 老取

37.  JR東日本 目黒変電所(直流)

35.  JR東日本 渋谷変電所(直流)とその周辺     

2023年7月13日

1311. JR東北本線 東仙台変電所 火災停電 当たり 高配系でした


東仙台変電所が落ちた後の遅延・運休区間
仙石線は直流き電なので一時運転停止となったがその後動き出した

tbc東北放送から引用 時系列

配信

 JR東日本によりますと、設備点検のため運転を見合わせていた東北本線の槻木ー松島(上下)、常磐線の仙台ー亘理(上下)、仙山線の仙台ー北仙台(上下)は午前0時38分、運転を再開しました。

配信

 JR東日本によりますと、信号機の電源が停電したため設備点検を行っている影響で、東北本線の槻木ー松島(上下)、常磐線の仙台ー亘理(上下)、仙山線の仙台ー北仙台(上下)で運転を見合わせています。 JR東日本は原因を調査中としていて、運転再開の見込みは立っていません。

7/12(水) 23:36

 JR東日本によりますと、仙台市宮城野区原町6丁目にある、線路近くの変電所の点検の影響で、東北本線の白石ー小牛田と仙山線の仙台ー愛子のいずれも上下で運転を見合わせています。運転再開の見込みは立っていません。


河北新報より引用

12日午後10時40分ごろ、仙台市宮城野区原町6丁目にあるJR東日本の東仙台変電所で火災が発生した。JR東によると、火災の影響で、東北線は白石―小牛田間、仙山線は仙台―愛子間のそれぞれ上下線で運転を見合わせている。仙石線も一時運転を見合わせたが、再開した。

686. JR東日本 東仙台変電所 東北本線 BTき電

 東仙台変電所は、多数の線区にき電を行っている。現在始発から平常運転しているのでき電用設備の火災ではない。


東北本線 白石駅ー子牛田間駅には

白石駅ー白石補助き電区分所ー北白川変電所(高配無し)ー岩沼き電区分所ー長町補助き電区分所ー東仙台変電所(高配有り)ー塩釜き電区分所ー鹿島台変電所(高配有り)ー小牛田駅

がある。

688. JR東日本 北白川変電所 東北本線 BTき電

930.  JR東日本 鹿島台変電所(BTき電) 東北本線

 変則的な運休区間なので特徴的なのは高配変圧器(信号電源等に)の変電所配置にあると思う。本来はき電区分所で区分するので、東仙台変電所が落ちた場合 岩沼き電区分所、塩釜き電区分所でき電区分するはずである。


仙山線 愛子駅ー仙台駅間には、変電所・き電設備はない。但し愛子折り返しの区分開閉器がある。(仙台-愛子折り返し用・今回はこの区間が運休)

JR東日本 愛子補助き電区分所 DS=Disconnecting switches  遮断器VCB設置


常磐線 仙台駅ー亘理駅 亘理変電所(高配有り)ー岩沼き電区分所ー長町補助き電区分所

637. JR東日本 亘理変電所 常磐線 (BTき電) 常磐線最後の変電所


空港アクセス線は、停電時終電だったので除外。

仙台空港駅-名取駅間はデッドセクションがあり相互の延長き電は行っていない。 

 高配設備がない場合、線条変圧器から信号用電源を採るか、東北電力等の外部電源を採る場合がある。

 tbc東北放送の情報だと信号系統の電源が燃えたとのことなので高配系がやられたとみて良いだろう。本体のスコット結線変圧器が燃えたなら復旧に時間が掛かる。しかし高配系ならば延長き電で回復は速い。

追記

以下仙台放送から引用

左下 作業員が群がっているのは高配設備
やはり高配系のトラブル

 以下ミヤギテレビから引用 7/13/13:00

RSTの表記が見える6.6㎸設備なので高配系でした。



2023年7月7日

1310. JR東日本 蕨交流変電所 2号系154㎸降圧66㎸変圧器搬入終了 その他現状観察

  2021年10月の火災から約1年と9ヵ月で新しい2号主変圧器154㎸降圧66㎸が越谷貨物ターミナルから蕨交流変電所へ運び込まれた。まだトレーラーに載せられたままだが、そのうち引き出され、基礎工事が終わったコンクリ台に固定され、放熱器板や付帯設備が設備されるであろう。

1138. JR東日本 蕨交流変電所 火災 号外  ←2021年火災発生

 1号主変圧器はLTC付(負荷時タップ切替)変圧器で、一次154㎸、2次66㎸、三次22㎸の仕様なので、2号主変圧器も仕様としては同じ物が採用されると思うが、小型化されるであろう。

手前 左の1号主変圧器と比較すると小さい
奥のブルーシートが掛かっているのが焼損した2号主変圧器と付属装置

コンクリート土台は完成、トレンチも構築されている。接地線も多数引き出されている


 土台に固定後、放熱器の取付、LTC付変圧器だと154㎸降圧66/22kVの配線が行われるがGIS化されるので単なるパイプが装置間を結ぶだけ。分路リアクトル、22㎸降圧6.6㎸のキュービクルの設置。既存のC-GIS母線2号への繋ぎこみ。鳩塚線2号の繋ぎこみ、経産省の立ち合い試験で運開となる。
2013年当時の蕨交流変電所 毎日新聞記事から引用
まだ気中配線の2段母線で一部運用されていた。
 現在 右手 四角いプラットフォーム上に新しいC-GIS化された直流変電所用母線が構築され鉄構が全部解体された。また直流変成設備3台も新しい物に交換された。

過去の1,2号母線。整流用変圧器3台、配電用変圧器1台、浦和線に分岐

右奥が配電用変圧器DTr

焼損 2号主変圧器

 最初は鳩塚線1号受電の154㎸降圧66/22㎸ 10万KVA LTC付(負荷時タップ切替)変圧器が1969年に設備された。1969年~1981年までは蕨交流変電所は、154㎸受電1回線であった。

1981年 
 鳩塚線2号受電設備新設 154㎸降圧66/22㎸ 10万KVA LTC付(負荷時タップ切替)変圧器が設備された。これが焼損した変圧器となる。1981年から42年ほど経過しているので、老朽化で交換まじかの時期であったかもしれない。またチャンネル鉄構の受電設備からC-GIS設備になる計画であった。もしかしたら、すでに2号主変圧器は発注を掛けていたかもしれない。作製が1年と9ヵ月で終わっている。実際はもっと短い制作期間だったと思われる。

1981年設置の2号主変圧器
ブルーシート内には22㎸降圧6.6㎸の所内変圧器が収容されていた。

焼損する前の2号主変変圧器 
左にある22㎸降圧6.6㎸キュービクル(トランス室)が焼損
 一番右にあるケーブルヘッドから主変1号が繋がるC-GIS母線につながっていた。奥に見える整流器及び整流用変圧器は、交換前の設備 現在は交換されているし、鉄構部分は撤去されている。


中性点引出口 ブローパイプにはブローアウトの跡がない
ケーブルが引き出されている

中性点が繋がる抵抗器群 中性点接地保護装置
前画像のケーブルからケーブルヘッドに配線され、さらに抵抗器群に繋がる

66㎸ブッシング 一番手前のブッシングが焼損している
66㎸ 引出ラインポスト碍子 1基がアークで溶損している

3次側 22㎸引出部 ブルーシートで包まれているキュービクルに繋がる
 奥のパイプは変圧器内圧が高まった場合ブローアウトするパイプ。変圧器内で過熱発生。最初内圧が高まり白煙を吐き出しブローアウトし、その後 霧状の絶縁油に隣接するトランス室の炎が引火。パイプからでた絶縁油蒸気が爆発的に燃えた。と同時に66㎸ブッシングから漏れ出ていた絶縁油にも引火アーク発生。

NHK NEWS Webから引用 GIS部は右のパイプ部分(154㎸側)


主変圧器上部から出ているパイプがブローアウトした
手前円筒形の装置は154㎸受電のケーブルヘッド(GIS化)と受電設備(断路器・遮断器等)



健全な1号主変圧器(154㎸/66/22㎸)

2代目の主変1号 2005年に設置 全体をGIS化 火災時こちらの変圧器は健全だった。
2005年交換された1号主変圧器 全体がGIS化されている

1号 主変圧器(LTC付)10万KVA 154㎸降圧/66/22㎸

1号主変圧器に付帯する設備 真ん中のキュービクルに1号主変圧器22㎸母線が繋がっているこのキュービクルから分路リアクトル、所内変圧器22㎸降圧6.6㎸に分配されている。
多分この1号所内変圧器は使用されていない


新しく設けられた所内変圧器盤 多分 2号主変圧器使用不能のため1号主変圧器からの22㎸を2台の所内変圧器22㎸降圧6.6㎸に分配している



1号主変圧器から主C-GIS設備へ

主変圧器から1本の3相一括パイプ母線がC-GIS設備(左)に伸びる

C-GIS設備 2重母線 母線1号と書いてあるのは予備端子箱
 1号主変圧器からの受電66㎸は主変1号ユニット110に入る。次の310ユニットは給電 蕨-上野1号線、一番左のBT600ユニットはブスタイ 1,2号母線をタイ接続

C-GIS設備 全体
 左から120主変2号ユニット(焼損した2号主変圧器からの66㎸受電)、720ユニット境-蕨2号受電、710ユニット境-蕨1号、520ユニット浦和2号給電、510ユニット浦和1号給電、330ユニット蕨-赤羽1号給電、320蕨-上野2号給電、BT600ユニット(ブスタイ)、310蕨-上野1号給電、110主変1号ユニット66㎸受電 2号主変圧器が焼損して使えないので境-蕨2号から2号母線に給電されているようだ。

2枚とも同じ内容
主変2号ガス制御回路使用中
主変2号ガス制御回路は主変2号盤から切離し実施
蕨2号ガス制御回路とパラ接続し蕨2号にて表示出力(遠制出力)
(GIS側で制御/パラ接続)
主変2号GIS制御電源仮設中
主変2号GIS制御電源は主変2号盤から切離し実施
蕨2号GIS制御電源より供給しガスモニタ回路電源供給
(GIS側で制御/接続中)

 地中送電ケーブルが長くなるので分路リアクトル3台が蕨-赤羽1号、蕨-上野1,2号の各ケーブルに並列に繋がっている。SHLの表示 分路リアクトルならSHrが表示となるがJR東日本ではリアクトルにLを使っている。似たような表示でSL=直列リアクトルがある

母線側予備端子に繋がる新しくできたC-GIS盤へのケーブル
1,2号母線それぞれから引き出されている。

右 C-GIS 予備母線1,2号からケーブル2回線が引き出され新しいC-GIS設備に繋がる
新しいC-GIS左からのトラフは4回線分 DTr、SRTr1~SRTr3へのケーブル収容


母線1,2号66㎸から引き出されたケーブルが繋がる新しいC-GIS設備 盤面は4面
これが毎日新聞記事の四角いプラットホームに該当

蕨交流変電所から直流変成設備に送られる
左からDTr配電用変圧器、SRTr1~3号ユニット

SRTr2号ユニット、奥にシリコン整流器とSL直列リアクトル、正極、負極母線断路器

右奥 SRTr2号、手前SRTr3号、其の奥SRTr1号左にシリコン整流器とSL直列リアクトル
鉄構は切断されて基礎だけ残っている

別角度 左SRTr2・シリコン整流器・SL、正面 SRTr1・シリコン整流器・SL
SRTr2の位置が横向きなのは理由がある。

左 燃えた2号主変の上 古い整流用変圧器(気中接続)、シリコン整流器、SL(2台一括)がまだ残っている。SRTr1~2の新しい整流用変圧器、シリコン整流器は設置されている

古い整流用変圧器、シリコン整流器、SLを撤去した後にSRTr3が設備されている
架台上の所内変圧器1,2号 負荷開閉器1,2号はまだ設置されてない

DTr高配変圧器


出入り口

かつては看板が掛かっていた

別の出入り口 看板が無い

別の出入り口 看板が無い


別の出入り口 看板が無い


き電線、帰線引出口には変化はない

帰線引き下ろし
貨物上下、客上下、浦電、電上下各4本ずつの引き下ろし

電上下、浦電の帰線が繋がるインピーダンスボンド中性点全部で12本
手前(右インピーダンスボンドから)と奥(左インピーダンスボンドから)の線路にインピーダンスボンドを介してつながる(京浜東北線)
浦電は南浦和のさいたま車両センターに伸びているかと思ったら電上下と同じインピーダンスボンド中性点に帰線がボンドされていた。