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2022年2月28日

1205. JR東日本 四ツ谷駅 緩行線 インピーダンスボンド帰線配線径路変更 完工

緩行線 インピーダンスボンド帰線配線径路変更完工

元記事
32.  JR東日本 四ツ谷変電所(直流)
985. JR東日本 四ツ谷変電所 き電線引き出し鉄構のリプレース 

急行線側 インピーダンスボンド 12両化ホーム延長支障移転
1023. JR東日本 中央急行線 四ツ谷駅 記事修正 インピーダンスボンド交換 2,000A

緩行線側 インピーダンスボンド 配線径路変更

 緩行線のインピーダンスボンド中性点に繋がる帰線は、急行線の線路下を経由していたので一端架空配線で上に上げ、変電所のレタン(Returnに繋がる)変電所側レタンの工事が完了していないが運用が開始されたので完工とした。

緩行線下り方 インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線

緩行線上り方はA線と呼ぶようだ

緩行線下り方 帰線専用インピーダンスボンド

両帰線ともラックで上部へ移行

この部分で架空線化 方向転換して左へ

方向転換して左変電所側に移動

別角度

変電所側で再びケーブル化されダクトでレタンに向かう

変電所側レタンは、まだ仮設(黄色の枠板の部分)の状態 
コンクリのハンドホールが増設されて帰線端子板につながるのであろう。

四ツ谷駅 12両化ホーム延長部分
この下に急行線用インピーダンスボンドが設備されていた(基礎の部分)


2022年2月27日

1204. 富山地鉄 内山変電所Down Twitterより

 どうやら、地鉄 内山変電所が落ちているようだ。内山変電所本体の問題か。それとも宇奈月駅から送られてくる6.6㎸専用送電線の問題かを切り分ける必要がある。

Twitter投稿内容

塩カルふれあい月間投稿 内山変電所止まってる影響でUN2号(地鉄NRA)は遅延見込み 

本和堂さん 投稿 本日、NRAは全力で走れません。変電所の問題と言ってたけど、新たな「変電所キラー」の仕業としか思えない

塩カルふれあい月間 投稿 地鉄NRA、電圧低すぎてSIV再起動した(?)のか車内灯は一回消えたしワンマン関連装置は全部再起動した

内山変電所は、特殊な受電方法 地鉄宇奈月方 最終き電変電所

519. 富山地方鉄道 内山変電所(直流) 

750kWシリコン整流器容量 1,500V 500A 長屋ー宇奈月には最大1編成それも落ちたとするとノッチ制御

勾配部の最終変電所が内山変電所 ここが落ちると長屋変電所からのみのき電となる

520. 富山地方鉄道 長屋変電所(直流) 

1,000kWシリコン整流器容量 1,500V 667Aが最大出力 但瞬時的には120%まで可能

長屋変電所の富山方 魚津変電所、長屋変電所の並列き電で救済か?

2022年2月26日

1203. JR東日本 埼京線 武蔵浦和駅 北戸田方 工事用プラットフォームの使い道

 武蔵浦和駅 北戸田方 新プラットフォームの使い道

やはり、コンパウンドカテナリーからダブルメッセンジャーシンプルカテナリー(インテグレート架線)家 工事用車両の滞泊場所であった。

1198. JR東日本 埼京線高架部(新幹線並走区間)き電吊架線化・インテグレート架線(戸田変電所先ー武蔵浦和手前まで)




ドラム運転車

ドラム運転車

ドラム運転車


2022年2月25日

1202.  東北・北海道巡検30 JR北海道 函館本線・札沼線(学園都市線) 桑園き電区分所

 函館本線・札沼線(学園都市線) 桑園き電区分所

 

アプローチ:桑園駅
き電区分: 琴似変電所ー白石変電所ー篠路変電所


左 札沼線(学園都市線) 篠路変電所方のき電線がき電区分所に引き入れられる
右 琴似変電所・白石方函館本線上下のき電線がき電区分所に引き入れられる

左奥 札沼線(学園都市線)篠路変電所き電線



左 札沼線(篠路変電所方) そのとなり2回線は白石変電所・琴似変電所方下り

琴似変電所・白石変電所方下り、琴似変電所・白石変電所方上り


鉄構に札沼線(学園都市線)のケーブルが下りてきている

NF部  函館本線複線部と札沼線(学園都市線)単線部の放電器

函館本線上り方C-GIS化設備(断路器・遮断器)

函館本線下り方C-GIS化設備(断路器・遮断器)


札沼線(学園都市線)単線C-GIS化設備(断路器・遮断器)


函館本線上り方デッドセクション



函館本線上り方デッドセクション

旧型デッドセクション

琴似変電所上りき電線がき電区分所に向う




函館本線下り線デッドセクション

札沼線(学園都市線)と挟まれた部分にある函館本線 下り方デッドセクション
右架線柱ブラケットに琴似変電所下り線方のき電線がトロリ線に繋がる部分が見える
左ブラケットに白石変電所下り方のき電線がトロリ線に繋がる部分が見える
中心のブラケットに白石変電所上り方のき電線がトロリ線に繋がる部分が見える

旧型デッドセクション
札沼線(学園都市線) 単線部デッドセクション


札沼線(学園都市線) 単線部 デッドセクション
き電区分所は、奥にある

旧型引留めデッドセクション

篠路変電所方き電線がき電区分所に向う


2022年2月20日

1201.  東北・北海道巡検29 JR北海道 函館本線 札幌駅の工夫 き電区分ポストの設備

 函館本線 札幌駅の工夫

駅の両端にエアーセクションでき電区分できる負荷断路器が設備されている。

通常状態
出典(「配線略図.net「https://www.haisenryakuzu.net/」)引用改変

琴似変電所が落ちた場合(桑園き電区分所延長不可能)
 この場合でも桑園側き電区分ポストを「閉路」にして桑園き電区分所で、き電区分すれば学園都市線は札幌乗入れ可能と判断できる。
出典(「配線略図.net「https://www.haisenryakuzu.net/」)引用改

白石変電所が落ちた場合(桑園き電区分所延長き電)
学園都市線、函館本線小樽方上下の乗り入れは可能。
出典(「配線略図.net「https://www.haisenryakuzu.net/」)引用改変



白石方にある負荷断路器が設備されているき電区分ポスト
一部しか見ることができない。あいにく車両停車中
負荷断路器が見える


車両が退いた 負荷断路器、VT(電圧測定)、避雷器で構成されている。
避雷器は、負荷断路器の両端に付いている。この右に部分に前画像の負荷断路器が設備されている。一応フェンスとコンクリ壁で個別隔離の状態となっている


桑園駅から見た桑園側き電区分ポスト
エアーセクションは、札幌方にある





桑園駅から見た桑園側き電区分ポスト
エアーセクションは、札幌方にある




2022年2月17日

1200. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄 新羽沢変電所 2022/2の現状

新羽沢変電所

 1194. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄(仮称)羽沢変電所 2021/9の現

2021年9月に現場確認に行ったが6ヵ月経ったので変化があることを期待して見に行った。
仮称羽沢変電所は、新羽沢変電所になったようだ。

都市鉄道利便促進事業ホームページ 電気工事関係 相鉄・東急直通線から引用

この部分のページ過去記載部が見られない。過去掲載は新横浜変電所の内部画像があった。


この概要図だと「新羽沢変電所」との呼称が使われている。
JR羽沢変電所との区別が必要なので新がついたのだろう

 ホームページから引用
66㎸2回線受電C-GIS設備 円筒形の機器はMOF 所内は66㎸配線は完了
1F部分に重量がある整流用変圧器とシリコン整流器が置かれる
    
 新横浜変電所のシリコン整流器は明電舎の以下の製品が使われているので新羽沢変電所も同様なシリコン整流器であろう
明電舎製

TEPCO洞道 換気口で工事

新羽沢変電所と洞道の位置関係

工事部 やはりこの部分で洞道から66㎸2回線ケーブルを立ち上げるようだ
廻りの金網が外されている

洞道からの洞道内66㎸ケーブル分岐工事だろうTEPCO負担
鉄道建設・運輸施設整備支援機構側が引込工事を行う 責任分界点は分岐部か?

羽沢横浜国大駅方 変電所敷地から2本のコルゲートチューブ 
口径的には各1本に66㎸トリプレックスケーブル1条を収容できる66㎸ 2回線
帰線用であった。

直流引き出し部
やはり2Fから引き出されている(1F天井部)

架台部 接地線が架台に接続


引き出されるケーブルは4条1回線が4回線

羽沢トンネル向け 新横浜方面上下 2回線 
変電所直下 JR羽沢変電所き電部につながる西谷方面上下 2回線

89T延長き電用断路器
断路器それぞれの端子にケーブルが接続されて下のトラフに収容される

ケーブルトラフは2組 
1組は新横浜方き電線収容、もう一組は直下のJR羽沢変電所き電線収容

 相鉄新横浜線き電線が引き止められているので、この部分から上部トラフにケーブル敷設
この下の部分のき電吊架線は、JR羽沢変電所からのき電なので、JRのき電吊架線からも分岐して変電所内に引き込まれる模様。羽沢横浜国大駅はJRき電なので、JR側が落ちた場合新羽沢変電所から構内き電を行うのだろう 羽沢変電所トンネル側

き電線2回線は相鉄新横浜線の新横浜方に繋がる 羽沢トンネル側
この部分でトンネル内に引き込まれ剛体架線と繋がり
き電吊架線の部分とエアーセクションを形成

実際は、新羽沢変電所から2回線新横浜方だけではなく、西谷方2回線もつながる(赤の線)
JR羽沢変電所き電線も西谷方につながる。 
(資料から改変)


新羽沢変電所1F部機器搬入部 重量物用

ここから左のトンネルが新横浜方 羽沢トンネル

JR線とのき電区分は、エアーセクションであるが、この部分でのエアーセクションは距離が不足するので、トンネル内 剛体架線部との間でエアーセクションを形成するはず

架線終端標識 この部分で剛体架線とエアーセクションを形成

剛体架線用の留め具がトンネル天井に見える


羽沢変電所トンネル内 帰線引き出し用コルゲートチューブ

上下線用で4本

奥に帰線用コルゲートチューブがみえる 高配用コルゲートチューブ
手前は66㎸受電用のコルゲートチューブ 帰線用コルゲートチューブ

トンネルの名前は羽沢変電所トンネル 直上が新羽沢変電所

前回の接地作業は、変電所周りの金網の等電位接地用であった。

参考資料
今岡真二ら;神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の電気設備(工事)計画について:鉄道と電気技術,Vol.29,No.5,pp.46-53,2018