2021年1月30日

1023. JR東日本 中央急行線 四ツ谷駅 記事修正 インピーダンスボンド交換 2,000A

中央線 12両化(グリーン車)対応電車線工事の一環
ホーム延長 市ヶ谷方のインピーダンスボンド 支障移転工事のようだ





2,000Aインピーダンスボンド
左 上り線用 右 下り線用

上下線個別で設置 中性点が上下線で結ばれていない

インピーダンスボンド側ケーブル端加工済

2,000A級のインピーダンスボンドは650kgあるようだ



インピーダンスボンド中性点側端 帰線 


変電所内に仮設敷設

変電所側端 帰線引き入れ部分

移転されるインピーダンスボンド 右2台 上り線用
上り線側は、中性点は相互に接続、この部分に変電所からの帰線が繋がる
左 1台は下り線用

色分けされたインピーダンスボンドに繋がるケーブル 新インピーダンスボンド用
かつてこの部分には、線条を絶縁する部分(絶縁継ぎ目)があったが撤去されたようだ
そのため上り線用インピーダンスボンドがその部分を跨いで2台設置されていた。

変電所側への帰線が収容されたピット
変電所側 帰線収容ピット 今回はピット経由ではないようだ
このピットの中にレタンがある


下り線側インピーダンスボンド


上り線用インピーダンスボンド 中性点へ排流器からの細いケーブルがつながる
線条へのケーブルは撤去されている


東京ガス 排流器
この付近のガス管はまだ鋼管が使われているようだ
Pパイプ側 Rレール側 実際はインピーダンスボンド中性点に繋がる


SS=変電所 R側とはインピーダンスボンド中性点で繋がる


緩行線側インピーダンスボンド 交換されない

緩行線側インピーダンスボンド


過去の緩行線インピーダンスボンド中線点に繋がる帰線は断面積が大きい


 急行線側も断面積が大きい

緩行線側の中性点から変電所への帰線は、急行線側の中性点に繋がっていない
緩行、急行別で変電所の負極母線側に繋がるようだ
こちら側が排流器につながっていた






上下線帰線が合流する例
(今回の四ツ谷駅のインピーダンスボンドは合流しない形をとる)
長坂変電所


上り方 インピーダンスボンド 中性点に帰線がつながる
帰線の本数が多いのは、下り方の帰線も合流しているため

浦和変電所
線路側 インピーダンスボンド 中性点に繋がる帰線 東北客線用
東北貨物線用き線が合流



帰線が集約するレタンボックス レタンとはリターンのこと
四ツ谷SSは、ピットの中にレタンが隠れているようだ

負極(帰線側)が集約されるレタン 奥は母線断路器のキュービクル


参考資料 大 境 彰;電 食 防 止 の 排 流 法:Boshoku Gijutsu, Vol.36,No.12, 799-805 (1987)



















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