高崎線電化の資料を入手したので、計画時から現在までの送電系統、き電系統、各変電所についてまとめてみた。
作図が大きくなったので最大で表示
電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置 |
電鉄系変電所 開閉所 き電区分所 補助き電区分所 グーグル マイマップリンク
黄色線の部分 電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置と合っている |
参考資料
日本国有鉄道東京電気工事事務所計画課 編;高崎線(上野・高崎間)電化工事記録:日本国有鉄道東京電気工事事務所,1953,10月高崎線電化の資料を入手したので、計画時から現在までの送電系統、き電系統、各変電所についてまとめてみた。
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電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置 |
黄色線の部分 電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置と合っている |
参考資料
日本国有鉄道東京電気工事事務所計画課 編;高崎線(上野・高崎間)電化工事記録:日本国有鉄道東京電気工事事務所,1953,10月中央線12両化 武蔵小金井駅 き電点 支障移転工事は、まえに記事にしていたやっと完工して国分寺側から東小金井方に移転した。
1015. JR東日本 中央線12両化 武蔵小金井駅 き電点 支障移転工事 途中経過ブログリンク
この部分が移転
支障があるのはこの架線柱 断路器が設備されている き電吊架線から分岐 断路器上部につながる。 |
豊田車セ武蔵小金井派出 き電線 分岐を切断 |
断路器にき電線系統名がついてない |
茶色 武蔵境変~国分寺変 中央下 青色 豊田車セ武蔵小金井派出 |
豊田車セ武蔵小金井派出 き電線が分岐接続される |
やっと完成 |
JR東日本送電系統と繋がるTEPCO系統 2021年時点(2023年追記)
JR変電所に直接TEPCO送電線からの受電は、数多くあるが今回はJR東日本専用の送電系統と繋がるTEPCO系統を纏めてみた。(TEPCO送電系統に繋がる変電所は除かれている)
1. TEPCO湯沢発電所→湯沢線→JR東日本湯沢変電所(土樽⇔宮内送電系統系)
繋がている発電所:JR東日本 信濃川発電所(千手発電所・小千谷発電所)
TEPCO湯沢発電所は予備系
2. TEPCO群馬変電所→碓氷線→JR東日本高崎変電所(高崎⇔岡部)
TEPCO群馬変電所は予備系
4.TEPCO戸塚変電所→戸岩線→JR東日本大船変電所(田浦⇔新鶴見交流)
繋がっている発電所:JR東日本 川崎発電所
TEPCO戸塚変電所は予備系
6.TEPCO稲荷変電所←稲川線←JR東日本川崎発電所(振替給電)
TEPCO稲荷変電所は常時連系486. JR東日本 宮原開閉所 送電線張替機器配置換え ブログリンク
8.TEPCO中東京変電所→中信線(154kV)→JR東日本岡部交流・JR武蔵境交流(振替)
1. JR東日本 武蔵境交流変電所(直流併用)とその周辺ブログリンク
842. JR東日本 武蔵境交流変電所 再訪 追加ブログリンク
9.TEPCO鳩ケ谷変電所→鳩塚線→JR東日本蕨交流変電所(基幹)
226. JR東日本 東京交流変電所(東京直流変電所併設)とその周辺ブログリンク
単独記事は無い、総武快速線横須賀線に供給
330. JR東日本 矢板変電所(直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所ブログリンク
1034. JR東日本 小山変電所から 矢板変電所経由 黒磯変電所までのJR送電線 TEPCO乗換の現実 黒磯変電所までブログリンク
信濃川発電所(新小千谷発電所)は275kV発電で、途中TEPCO中東京送電線に繋がりTEPCO中東京変電所で降圧され154kVとなり、中信線として信濃川発電所(千手発電所・小千谷発電所)系岡部・武蔵境線につながる。
以下は単独TEPCO受電となった。
16. TEPCO宿郷変電所→JR東日本宇都宮変電所333. JR東日本 宇都宮変電所(直流) 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所ブログリンク
1032. JR東日本 小山変電所から 矢板変電所経由 黒磯変電所までのJR送電線 TEPCO乗換の現実 宇都宮変電所までブログリンク
一応 宝積寺からのJR架空送電線は繋がっているが断路器は開路であり、通常遮断器も開路であろう撤去された。
小山、小金井、雀宮、西那須野はJR専用架空送電線系統から外れ、TEPCO単独受電に変更
宇都宮は、TEPCO系からの受電は確定運用。JR専用架空送電線(宝積寺)から伸びていた、送電線は撤去された。JR日東日本矢板変電所からのJR送電線の南末端は宝積寺変電所となるがTEPCO66㎸受電に切替がもうすぐ行われる。(西那須野変電所 TEPCO受電に切替 2023/11確認)
下小代変電所
66kV 1回線受電 |
ホームからみた変電所全景 |
66kV1回線受電の大元の遮断器 |
左から受電 断路器、遮断器を経てオレンジキャップMOF、そして所内母線 所内母線右奥に高配用変圧器 右に変成設備2組 |
変成設備は、ブッシング受電 2組とも 整流用変圧器とはバスダクトでシリコン整流器に繋がる |
整流用変圧器 SRTR-No.2 |
バスダクトで繋がるシリコン整流器 SR-No.2 2,000kW 1,500V 1,333A |
整流用変圧器は2,200kVA 必然的にシリコン整流器は2,000kW |
SR-No.1 3,000kW |
整流用変圧器 SRTR-No.1は3,300kVA |
シリコン整流器 SR-No.1は3,000kW 1500V 2000A |
き電線立ち上がり 左 栃木変電所方 右 今市変電所方 Zセクションは、今市方に設置 |
Zセクション 今市方へ |
ちょっと変わったき電線分岐装置 |
上下一括き電のため上下き電線をジャンパ線でボンド |
下り方 インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 |
上り方 インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 |
Zセクション |
今市変電所
変電所 全景 跨線橋から |
66kV 2回線受電 |
2号回線側にVCT(MOF)断路器、遮断器がC-GISで設備 |
1号回線は、別途キュービクルで受電 |
66kV 2回線受電設備 |
高配 66kV降圧6.6kV変圧器はケーブル接続 |
高配用変圧器と各方面別高配断路器遮断器設備 |
整流用変圧器とシリコン整流器 整流用変圧器はケーブル受電 シリコン整流器とはバスダクトで繋がる |
き電線立ち上がり |
日光方 上下一括き電2条 立石方 3条き電 |
下小代方 上下一括き電 |
変電所からの帰線が繋がるインピーダンスボンド中性線 |
東武日光線
変電所全景 |
一般需要家と同じ回線を使用 6.6kV 1回線受電 |
変成設備2組と直列リアクトル |
負極盤とFL電力沪波器盤 |
直列リアクトルは 2,000A |
シリコン整流器は1,500kW×2 1,000A×2 |
変電所から引き出されるき電線 3条 1条当たり900A相当 |
き電線にケーブル3条が繋がる |
き電線は 今市方3条(上下一括き電) 右に構内き電が分岐 |
き電線は 今市方3条(上下一括き電) |
き電線は 今市方3条(上下一括き電) |
構内でき電 電車線に繋がる |
変電所からの主帰線がインピーダンスボンド中性点に繋がる |
構内はインピーダンスボンドでクロスボンド |
構内はインピーダンスボンドでクロスボンド |
構内はインピーダンスボンドでクロスボンド |
JR日光線の末端 ダンジョン間たっぷり |