矢板変電所 小山⇔黒磯間のJR送電線に繋がる変電所
TEPCO受電に切り替え中
グーグルマップ場所:矢板駅
アプローチ:容易
受電:東電 新栃木変・那須町変間 沼原線2号(現在は栃那線に名称変更)分岐JR矢板線154kV
154kV側 沼原線のはずだが表示が違う 再掲 |
小山から黒磯までのJR送電線経路 H24当時 文献引用 |
送電:交流・蒲須坂(小山)方面と西那須野方面 直流・東北本線
特徴:66kVと154kVの共架の送電線が見られる。66kVは小山変電所から遥々送電されており、途中の東電片岡開閉所からの154kVの送電線と共架される。154kVは、この変電所で66kVに降圧され、黒磯方面と宝積寺方面に送電されている。154kV側にはMOFが無く、降圧後の66kV方にMOFが設備されている。
154,000V受電 |
154kV受電 66kVは、この鉄塔で分離して66kV受電部へ反転 |
154kV受電 断路器 |
断路器 遮断器 避雷器 奥に154kV降圧66kV 変圧器 |
断路器 遮断器 避雷器 奥に154kV降圧66kV 変圧器 MOFは154kV側には無い |
奥に154kV降圧66kV 変圧器 さらに奥にオレンジキャップのMOFが見える |
154kV変圧器用中性点抵抗器 |
154kV変圧器用ルアクトル類中性点設置用 |
154kV変圧器用抵抗器群 |
66kV側変電設備 母線側避雷器 |
66kV側変電設備 西那須野 蒲須坂方面 整流用変圧器とシリコン整流器 |
66kV側変電設備所内母線 |
黒磯方面送電口 左にオレンジキャップMOFが微かに見える |
き電線引き出し口 |
下り方面はき電線が太い |
インピーダンスボンドに繋がる帰線 |
154kV 66kV 共架の行方 かなり離れた場所の片岡開閉所から共架となる。
参考文献
矢野一朗:東北線大宮-宇都宮間及び山陽線西明石-姫路間の電気運転設備について
電気鉄道;1958,Vol.12,No.4,pp.2-9
「自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社東京支社電気部給電課
蒲須坂(小山)方面は捻転している右 送電鉄塔 左西那須野線 |
154kV 66kV 共架 |
片岡開閉所 入り口 |
片岡開閉所 改修作業 鉄塔解体 |
片岡開閉所 奥のブロッキングコイルがあるのが矢板変電所行き154kV |
左 蒲須坂(小山)からの66kV送電線 右 154kV 東電沼原線2号 |
蒲須坂(小山)からの送電線 片岡開閉所 |
左 154kV 沼原線2号分岐 右 蒲須坂(小山) 66kV JR線 |
154kV側 沼原線のはずだが表示が違う |
小山からの66kV 1回線 |
参考文献
矢野一朗:東北線大宮-宇都宮間及び山陽線西明石-姫路間の電気運転設備について
電気鉄道;1958,Vol.12,No.4,pp.2-9
「自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社東京支社電気部給電課