2014年12月1日

194. JR東日本 二宮変電所(直流・交流)

二宮変電所
 
 
アプローチ:二宮駅 容易                                            
受電:東電湘南・中井変電所間二宮線よりJR二宮線として分岐                      
給電:東海道線、東海道貨物線、大磯変電所 地中66kV1回線 湯河原変電所方面 架空66kV 2回線
特徴:
昔は、大船変電所から二宮変電所までJR送電線が伸びていた。現在は分断され二宮変電所は、東電湘南変電所からのJR二宮線としての受電であるが、鉄塔はJR時代のままである。
途中 大磯付近で、東海道新幹線の試験線区に供給するためT分岐されて大磯の試験線区の変電所まで繋がっていた。
詳細
1988年大船・二宮線No.1~No.89間を東電が利用することになり大船・二宮間分断。二宮変電変電所は、東電 中井変電所・湘南変電所間からのT分岐で受電

1928年 東京・熱海間電化(最終変電所 湯河原変電所) 大船・二ノ宮・湯河原に変電所
国立国会図書館デジタルコレクション - 東海道線東京近郊電化写真帖 リンク
JR二宮線と二宮湯河原線の共架 矩形鉄塔4回線
JR二宮線 管理はJR
JR二宮線 各線ごとにMOFが繋がる チャンネル鉄構構造の変電所
JR二宮線 手前 GPT 断路器 MOF
JR二宮線 MOF
JR二宮・湯河原線
JR二宮・湯河原線
JR二宮・湯河原線
 
母線より整流用変圧器にケーブルヘッドを介してケーブルで繋がる
大磯方面 母線 
遮断器 設置前
母線は横並び
大磯線に繋がる断路器
大磯線1号 ケーブルヘッド
2組の変成設備 手前新型シリコン整流器 奥 PFC使用 シリコン整流器6,000kW級
両側に 直列リアクトル 一番左は高配 変圧器
PFC使用のラベル貼付
二宮変電所 インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線
右 東海道新幹線 大磯き電区分所 付近 旧JR二宮線(現在は、東電管轄)
東海道新幹線大磯き電区分所脇を通過するJR二宮線
新幹線の試験線区時代は、この送電経路から大磯にある試験線変電所までT分岐していた。
現在その試験線にあった変電所は、大磯き電区分所となっている。
東海道新幹線 生沢変電所の名前が線路脇の防護柵に残っている。
 
 


参考文献

落合 昭:屋外鉄構の移り変わり-チャンネル鉄構からコン柱まで(旧国鉄電気運転用変電所)-
鉄道と電気技術;2007,Vol.18,No.4,pp.57-62

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