新鶴見交流変電所
グーグルマップでは、東日本旅客鉄道㈱給電技術センターと表示される。
敷地のほんの一部しか判明しない。航空画像からは全体が判明する。
ほとんどの設備がGIS化されている。東電川崎変電所からの新川線1,2号も終端鉄塔からCHで引き込まれて、川崎火力からの母線群に接続される。上画像左上から右下トラフが2条切ってあるがこれにケーブルが敷設されて接続される。画面中央の鉄構にある変圧器は、154kVから66kV、22kV に降圧するものだが、もう使われていないかもしれない。中性点にNRGが接続されている。
アプローチ:南武線尻手駅 容易
受電:川崎火力発電所154kV地中4回線、東電154kV新川線架空2回線
給電:武蔵境交流変電所154kV架空2回線、浜松町154kV地中3回線、JR大船線66kV架空2回線、羽沢変電所方面66kV地中1回線、横浜変電所22kV地中3回線、大井町交流変電所66kV地中3回線、蒲田変電所22kV地中1回線、新鶴見変電所66kV地中2回線、新子安変電所22kV地中1回線
受電:川崎火力発電所154kV地中4回線、東電154kV新川線架空2回線
給電:武蔵境交流変電所154kV架空2回線、浜松町154kV地中3回線、JR大船線66kV架空2回線、羽沢変電所方面66kV地中1回線、横浜変電所22kV地中3回線、大井町交流変電所66kV地中3回線、蒲田変電所22kV地中1回線、新鶴見変電所66kV地中2回線、新子安変電所22kV地中1回線
沿革
1928年新鶴見変電所に66kV潮田開閉所開設
1929年潮田開閉所⇒潮田変電所に変更
1930年川崎発電所の運開により新鶴見交流変電所と改称
1953年66kV新鶴見武蔵境線を154kVに昇圧。
昇圧前
千手・小千谷発電所からの154kVは、武蔵境変電所から66kVに降圧され
1.八王子
2.新宿
3.蕨
→大宮
→小岩
→赤羽
4.新鶴見 武蔵境間の送電容量が過負荷状態で、東海道線方面の電圧降下があった。
⇔川発
→大船
→田浦
→三島
→大井町
に給電されていた。
昇圧後
千手・小千谷発電所からの154kVは、武蔵境・新鶴見に給電
武蔵境
1.八王子
2.新宿
3.蕨
→大宮
→小岩
→赤羽
新鶴見 過負荷解消 東海道線方面 66kV送電線電圧が5%上昇
1.川発
2.大船
→田浦
→三島
3.大井町
と系統が分離された。そのため事故時の系統分離ができ、停電範囲を小さくすることができた。
東電連系点を武蔵境交流変電所から東電川崎変電所 新川線1.2号154kVと連系
特徴:常時連系している東電川崎変電所からの新川1、2号線に2002年154kV負荷時電圧調整器(LRA)1,2号153,000kVAを270,000kVA(147kV±10.5kV 1,060A)ガス絶縁変圧器に交換。自動無効電力調整器により変圧器のタップが自動で切替り東電との無効電力潮流をあらかじめ整定した値以下にする。
1929年潮田開閉所⇒潮田変電所に変更
1930年川崎発電所の運開により新鶴見交流変電所と改称
1953年66kV新鶴見武蔵境線を154kVに昇圧。
昇圧前
千手・小千谷発電所からの154kVは、武蔵境変電所から66kVに降圧され
1.八王子
2.新宿
3.蕨
→大宮
→小岩
→赤羽
4.新鶴見 武蔵境間の送電容量が過負荷状態で、東海道線方面の電圧降下があった。
⇔川発
→大船
→田浦
→三島
→大井町
に給電されていた。
昇圧後
千手・小千谷発電所からの154kVは、武蔵境・新鶴見に給電
武蔵境
1.八王子
2.新宿
3.蕨
→大宮
→小岩
→赤羽
新鶴見 過負荷解消 東海道線方面 66kV送電線電圧が5%上昇
1.川発
2.大船
→田浦
→三島
3.大井町
と系統が分離された。そのため事故時の系統分離ができ、停電範囲を小さくすることができた。
東電連系点を武蔵境交流変電所から東電川崎変電所 新川線1.2号154kVと連系
特徴:常時連系している東電川崎変電所からの新川1、2号線に2002年154kV負荷時電圧調整器(LRA)1,2号153,000kVAを270,000kVA(147kV±10.5kV 1,060A)ガス絶縁変圧器に交換。自動無効電力調整器により変圧器のタップが自動で切替り東電との無効電力潮流をあらかじめ整定した値以下にする。
川崎火力からの川鶴線1~4号は母線直結方式で発電機からの電源を直接LTC付10万kVAガス絶縁変圧器に繋ぎこんでいる。154kVから66kV、22kV降圧 3次巻線 OFAケーブルのため主変圧器の3次側に30kVAの分路リアクトル設置。
154kV母線からは浜松町線1~3号が1975年から1~2号東海道線沿い、2008年から3号横須賀線沿いに敷設され、浜松町交流変電所の主変1~3号に繋がっている。その他66kV降圧22kV送電用ガス絶縁変圧器もある。154kV系では武蔵境交流変電所(信濃水力)、蕨交流変電所(東電鳩ヶ谷)とならぶ重要外部電源の入口
154kV母線からは浜松町線1~3号が1975年から1~2号東海道線沿い、2008年から3号横須賀線沿いに敷設され、浜松町交流変電所の主変1~3号に繋がっている。その他66kV降圧22kV送電用ガス絶縁変圧器もある。154kV系では武蔵境交流変電所(信濃水力)、蕨交流変電所(東電鳩ヶ谷)とならぶ重要外部電源の入口
東電 川崎変電所からの新川線1,2号 154kV 受電及び給電 電力融通箇所 奥は、武蔵境新鶴見線154kV |
ケーブルヘッドと避雷器 新川1,2号線 |
ケーブルヘッドと避雷器 新川1,2号線 |
新鶴大船線 66kV 立上がり 大船変電所まで架空、途中新横浜で小机分岐地中化 |
ブロッキングコイル |
真中 鉄塔 武蔵境新鶴見線 154kV |
横須賀線と変電所間にある二万ボルト 地中ケーブル埋設標柱 |
地中ケーブル 横須賀線側からの導入部 |
66kV化されたはず |
最後までGFケーブル22kVであったが66kV仕様CVTに交換された新鶴横浜線1号 |
地面には特高埋設標 |
川崎火力発電所からのOFAケーブル 川鶴線1,2号用圧力油槽 |
圧力油槽 川鶴線1~3号と浜松町線1~3号の油槽 画面中央 円筒形のタンク
川鶴線1~3号ガス変圧器 |
川鶴線4号ガス変圧器 |
新川線接続 LRA負荷時電圧調整器(LRA:load ratio adjuster)2号機 |
新川線接続 LRA負荷時電圧調整器(LRA:load ratio adjuster)1号機 |
154kV川鶴線 母線 |
左 ガス絶縁変圧器 円筒形の装置GPT(EVT)その隣 CT |
新川線接続 LRA負荷時電圧調整器(LRA:load ratio adjuster) |
154kV母線から分岐する浜松町線154kV |
主変圧器(MTR)とのGIS 154kV 母線接続部 |
川崎火力1号機 接続川鶴線1号154kV |
川崎火力3号機 接続川鶴線3号154kV |
浜松町線2号154kV 東海道線経由 |
浜松町線3号154kV 横須賀線経由 |
154kV 母線 右とガス絶縁変圧器群 左 |
LRA JR側 |
変電所じゃなくてプラントにような配管の取り回し |
後ろにガス絶縁変圧器 |
オブジェ化した旧形式の変圧器3次巻線付き 左 中性点はNRG接続 |
参考文献
山口欽一:武蔵境・新鶴見間 送電電圧昇圧工事の効果について
電気鉄道;1953,Vol.7,No.11,pp.2-4