日暮里変電所 66kV受電変更?
今後の動向を注視
今後の動向を注視
日暮里変電所は、以前記事にしたころがある。
41. JR東日本 日暮里変電所(直流)とその周辺 ブログリンク
昔から22kV受電であったが、最近66kV受電の設備が徐々に追加されてきた。
この日暮里変電所の線路沿いには、66kVの上野王子線2回線が通過しているので、66kVを割り入れて66kV受電にするのは、容易い
奥に22kVから1.2kVに降圧する整流用変圧器、その前に沸騰冷却式シリコン整流器(PFCタイプ) 採番が4なので4組の変成設備がある。多くの線区に給電するため台数が多い 日本鉄道電気技術協会編 変電所一般 き電変電シリーズ のpp.21の写真3.1.1 整流用変圧器とシリコン整流器と同じ構図 |
2015年当時 ジオラマルーム 建屋は健在
JR東日本東京変電技術センターには、さらに特筆すべき施設があった。
東給電職員のための平屋の建物。
それはTOKYO S.Sジオラマルーム
グーグルマップに「TOKYO S.Sジオラマルーム」と表示されていたが最近削除された。 下の長方形の建屋
東給電職員のための平屋の建物。
それはTOKYO S.Sジオラマルーム
グーグルマップに「TOKYO S.Sジオラマルーム」と表示されていたが最近削除された。 下の長方形の建屋
現調 この建屋が該当 最近2017年8月解体撤去された |
鉄道模型の家 TOKYOのS.Sが判らなかったがS.S=SubStation=変電所である。 きっと内部には鉄道模型のジオラマが飾られているのだろう。見てみたい 最近2017年8月解体撤去された |
時系列で見ていく
2017年 解体
2018年 変圧器・シリコン整流器の設置
2019年 まだ断路器・遮断器は設置されていない
2020年2月 遮断器・断路器が設置された
断路器と遮断器 66kV仕様 |
一応 右から 断路器、遮断器、整流用変圧器SRTr、シリコン整流器SRの流れて変成設備は、整った。まだ不足しているのは、一番右の部分に、66kVケーブルヘッドと66kVケーブルトラフがない。またフェンスが無い |
整流用変圧器 出力端とシリコン整流器の脇にある正極、負極 母線断路器 |
昔からある22kV受電の変成設備用のシリコン整流器は健在 |
初回見落としていたこと
西日暮里駅が、田端⇔日暮里駅間に出来た際に、日暮里変電所 直下のエアーセクション(き電区分)が田端⇔西日暮里間に移設されていた
直上でケーブル化 4条で1回線 16条のケーブル |
ケーブル化して、西日暮里駅を通過 左側 西日暮里駅 右 日暮里駅 |
駅構内をケーブルで通過 トラフ |
き電線が収容されたラック 田端方 |
田端・西日暮里間でインテグレート架線につながる |
田端駅から西日暮里駅を俯瞰 この奥の部分にエアーセクションがある 左架線柱にケーブルの立ち上がりが見られる 奥にセクション標識 |
エアーセクションの位置は、Wクロスの奥にある ちょうどエアーセクション通過中 |