2024年7月6日

1375. JR東日本 磐越西線 一部 非電化に伴うき電・変電設備の状況 翁島き電区分所

 3/28付けの福島民報朝刊で2024年7月以降に会津若松-喜多方間の非電化が随時行われるニュースがあった。以下参照

磐越西線・会津若松~喜多方で7月以降に架線撤去の方針 Web 4号車の5号寄り 2024/04/13 11:05記事

 当方としては、2021年に以下の記事を書いている。そのためで2024年7月になったので少し早いが状況を確認しに現地を訪問した。

1088. JR東日本 磐越西線 喜多方ー会津若松 非電化化 変電所位置から見た考察 2021/08/04記事

 この記事では、翁島き電区分所は延長き電化することになっていた。結論から書くと延長き電状態である。上戸変電所ー更科信号所まではほぼ平坦である。

以前の記事

郡山-喜多方間の高低差 
上戸変電所と翁島き電区分所を境に両端に25‰の勾配
資料より引用




断路器「閉路」 全投入

別角度
左 真空遮断器(VCB)の隣はCT(変流器・電流測定)


奥 会津若松方 中 NF 手前 上戸方


真空遮断器が付いているので表示を確認したいが建物邪魔でで見えない

真空遮断器は「入」のようだ

真空遮断器は投入「入」の状態


左 真空遮断器(VCB)所内変圧器OT 中心部 会津若松方の電圧測定VT(PT)
各方面別き電線には避雷器
右 上戸方 左 会津若松方


き電線引出 右奥にデッドセクション


セクションとしては機能しているが両端は上戸変電所き電

一応 惰行状態で運転していた。



デッドセクション通過前



デッドセクション 通過後 

参考資料
 戸石泰司ら;磐越西線郡山・喜多方間電化電車線路設備について:電気鉄道,Vol.21,No.8,pp. 2~7,1967
NDLのデジタルコレクションで個人送信データで内容が読める。https://dl.ndl.go.jp/pid/2313711/1/8

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