2018年1月30日

729. 東急電鉄 中目黒変電所(渋谷駅地上から地下化・回線変更)東横線 全面修正

中目黒変電所(渋谷駅地上から地下化・回線変更)
 
 
グーグルマップで表示名がでる
アプローチ:中目黒駅 容易
高架下に位置する。となりに東京地下鉄 中目黒変電所が同居する
受電:TEPCO 22㎸受電
高架下に表示通り

高架下 東急中目黒変電所

これは、過去の東横線が地上進行の時のき電系統図
地上進行だったので上下線一括き電だった。また横浜方に72D方式のデッドセクションがある
過去の単結線図
 
 ところが渋谷駅が代官山駅の渋谷方から地下化されたため安全及び副都心線との接続もあるため上下分離き電方式に変更された。
 東京地下鉄 中目黒変電所と直流母線でつながり電力融通が可能な配線となっている

東急電鉄が行っている地上部での直流デッドセクション方式
図中72Fが図Ⅱ.7.6では72Dとなっている


構内き電線の分岐点と変電所用分離断路器の分岐点(東急構内き電線の系統)
 渋谷変電所から並列き電されているき電線は、一旦この架線柱で引き止められて、右にT分岐するき電線2条1組×2と、駅構内をき電するき電線に分離する。下に2本のき電線が駅構内の東横線にき電するき電線1条×2あるが上下線用

裏から見た構図 緑 ケーブル化されて駅構内へ向かう上下き電線1条×2(上下)
青 下り方のき電吊架線にき電する下り方き電線から分岐したき電線2条一組
ここは、渋谷変電所と中目黒変電所の並列き電区間

紺 上り方のき電吊架線にき電する上り方き電線から分岐したき電線2条一組
こちらは、一旦下に引き下げられた2条1組×2から分岐して再度立ち上がり繋がる
紫 渋谷変電所ー中目黒変電所並列き電のき電線2条1組×2
黄緑 下から3本立ち上がっている。これは帰線の下り方(地下鉄を跨ぐ)

黄緑 この部分でダクトに収容 帰線確定


渋谷方 き電線は一旦 ダクトに収容され高架下へ この高架下の説明は後述する

 奥が先ほど上下き電線がケーブル化された場所。上部に新しい架空き電線が現れる。これについては後述する。1条×2(上下)にケーブルが駅構内に伸びる


 渋谷変電所からのき電線(ケーブル化)が上下線で1条×2でき電分岐箱に入り、再度引き出される。き電分岐箱からは構内き電用の上下線1条×2が引き出されて構内の上下き電吊架線に繋がる 

上下線で1条×2でき電分岐箱に入り、再度引き出される。ケーブルは400㎟

中目黒駅 中間部にある き電分岐箱
左からケーブル4本が引き込まれ分岐して2本が引き出されている

き電分岐箱から分岐する上下き電線。上下き電吊架線に繋がる
200㎟ケーブル使用


き電分岐箱からのき電線 渋谷方上下分離き電 下り方に繋がる

き電分岐箱からの下り方き電線は一旦屋根に上がり 下り方き電吊架線に繋がる
通過しているのは横浜方上下一括き電線とその上高配CVT6600Vケーブル


上り線側 き電分岐箱から分岐したき電線がき電吊架線に繋がる

ホーム上から 上り線側 き電分岐箱から分岐したき電線がき電吊架線に繋がる

ケーブル化された1条×2(上下)の終端部(渋谷変電所-中目黒変電所 き電区間)
1本が下り線の上下線別き電末端に繋がる。奥にセクションインシュレーター
もう1本が上り線の上下線別き電末端に繋がる
上部を通過するき電線2本(横浜方上下一括き電線)


奥 き電吊架線に繋がるデッドセクション部のき電線
手前 き電吊架線に繋がる渋谷変電所-中目黒変電所方 方上下線別き電線の下り方 
中心に見えるセクションインシュレーターの奥側がデッドセクション部で
手前側が上下線別き電の下り側となる

先ほどの2本のケーブルの末端 上部を通過しているき電線2本は地下鉄電留線き電用
き電分岐箱からの末端き電線1本が上り線の上下線別き電末端に繋がる


先ほどのき電分岐箱からの渋谷方上り 分離き電線がつながる
左に見えるセクションインシュレーターが左側上下一括き電部で
右側が上下線別き電の上り側となる

日比谷線中目黒変電所からの連絡き電線部4条1組
右 日比谷線中目黒変電所からの連絡送電線4条一括が高架側へ


高架側 手前の4条一括のき電線は、地下鉄中目黒変電所からの連絡き電線
東急電鉄 中目黒変電所の直流母線と繋がる

さて問題の変電所分離用断路器盤
代官山方き電線導入口と帰線引出口


別角度

東急 変電所分離用断路器盤
このパンチングメタルの後ろにある




横浜方 上下 一括き電

渋谷方 上下分離き電


延長き電用断路器 Line SW

断路器の単結線図
横浜方上下は、CV500㎟の4条ケーブル
渋谷方下り CV500㎟ 2条ケーブル 
渋谷方上り CV500㎟ 2条ケーブル
き電分岐線 CV200㎟ 2条ケーブル 

 この変電所分離用断路器盤の裏に東急電鉄の中目黒変電所はあるようだ。渋谷変電所方き電線2条×2が引き込まれ、また横浜方4条 上下一括き電のき電線が引き出されている。
 そして横浜方にあるデッドセクション用の72D方式のき電線は引き出されていない。中目黒開閉所は元住吉開閉所と同じ72D方式の直流高速度遮断器が別置きで設備されてる

高架部のき電線立ち上がり部を真下から見た図
左が渋谷変電所からの2条×2ケーブル500㎟が収容されているダクト
その隣のダクトが柿の木坂変電所(横浜方)への上下一括き電の4条のケーブル500㎟
右端は帰線(上方向が下り線、右方向が上り線)

ラックに収容された柿の木坂変電所(横浜方)への上下一括き電の4条のケーブルが横浜方へ
隣は帰線ケーブル3条のラック
ラックから架線柱に沿ったダクトにき電線・帰線が収容されている


左 ダクトに帰線3条、中心ダクトは高配CVTケーブル収容で奥に続くラックにCVTケーブル収容
一番右 横浜方上下一括き電線4条が収容されているラック


ラックがダクトに収容される部分 別角度
左 帰線収容ダクトは壁貫通で線路側へ、中心CVTケーブル収容ダクトはケーブル2本収容
一番右 横浜方4条上下一括き電収容が架線柱上部へ

高架上部
帰線部
左の下部のラックからのダクトが壁貫通の内側
左ダクトからトラフへ帰線収容 トラフからの帰線がインピーダンスボンド中性点に繋がる
上り線側


帰線が繋がるインピーダンスボンド中性点 帰線は3本
細いケーブル3本が繋がっているがこれは地下鉄線の
インピーダンスボンド中性点とのクロスボンド用

地下鉄線側帰線が繋がるインピーダンスボンドとクロスボンド


東急側からの3本のケーブルには名札が付いているが読めない



この下部に変電所分離用断路器盤がある
黄緑 下から3本立ち上がっている。これは帰線の下り方(地下鉄を跨ぐ)

緑の帰線は同一ダクトから出発

上記画像の緑の帰線は、下り線側インピーダンスボンド中性点に繋がる

横浜方上下一括き電線の行方
横浜方上下一括き電4条のき電ケーブルが架空き電線2回線となる

別角度 横浜方上下一括き電線は引出地点でタイボンドされている。赤〇部分


通過しているのは横浜方上下一括き電線とその上高配CVT6600Vケーブル

通過しているのは横浜方上下一括き電線とその上高配CVT6600Vケーブル

 奥が先ほど上下別き電線がケーブル化された場所。1条×2(上下)にケーブルが駅構内に伸びる。ここは、まだ渋谷変電所と中目黒変電所の並列き電区間上部に新しい架空き電線が現れる。これが横浜方上下一括き電線2回線となる。

このセクションインシュレーター部の奥がデッドセクション部
デッドセクション部をき電するため奥の架線柱からT分岐でき電線が手前の架線柱まで延びている。左架線柱にき電線が引き止められて下り方セクションインシュレーターの奥に繋がる
上部を通過しているのが横浜方上下一括き電のき電線2回線 奥の架線柱でT分岐

つまりこの奥の架線柱に沿ったダクトには横浜方き電線と72D方式のデッドセクションき電用き電線が収容されているので、中目黒開閉所はこの架線柱下部に存在しているはず
この部分元住吉開閉所と同じ構成

デッドセクション部のき電線引留め架線柱 分岐してデッドセクションへき電
裏側には上下線別き電線が引き止められている

参考文献 
日本鉄道電気技術協会編:変電き電シリーズ 直流高速度遮断器







































東急電鉄 全変電所・開閉所・き電室 調査結果がやっと完成

1406. 東急電鉄 全変電所・開閉所・き電室 調査結果

  このところ、しばらく東京近郊の私鉄の変電所を巡ってなかったので、まずは東急電鉄の変電所・開閉所・き電室巡りを行なってみることにした。 ネタは以下の文献 松原優平;鉄道事業者の変電設備(17):鉄道と電気技術Vol.35,No.2,pp.82-85,2024 ...

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