2025年9月16日

1521. 東急電鉄 柿の木坂変電所 東横線

 柿の木坂変電所

       

受電:22kV 2回線                                  変成設備:シリコン整流器3,000kW×2                                            き電:Tき電 東急の一般的なデッドセクションを設ける方式ではない

特徴:昭和初期の建物、送電線の受電ブッシングが特殊な形状


22kV地中送電線が立ち上がり架空送電線で変電所に引き込まれる

TEPCOは柿ノ木坂、東急は柿の木坂 No1.鉄塔1基だけ

柿ノ木坂線2Lは、Y分岐(目配7)される


TEPCO駒沢変電所から送電を受けている

Y分岐して近傍のダイエー(現イオンスタイル碑文谷)に供給

1Lは直接駒沢変電所から送電?

線路沿いに特高ケーブルが敷設されているが現在管路工事中

ケーブル収容管路が準備されている 1L,2L引き下ろし下部

コルゲート管に表示




ハンドホール部 推進工法の発進部?

マンホール部


コンクリトラフ収容から管路敷設に切替えの様子

コンクリ トラフの蓋 特高ケーブルアリの表示


駒沢変電所からの22kVが道路側(環七)から線路側にダクトで引き下ろされる

ダクトの標識

柿の木坂変電所 受電部 22kV 2回線 特殊なブッシングを使用

陶器の円盤が貫通部をカバーしている これは珍しい

横から見ると陶器の芸術品を見ているようだ

同じような形式のブッシングがあるJR東日本 水上変電所 こちらは66kV対応


柿の木坂変電所の奥沢方 架空き電線がケーブル化されて変電所までつながる

途中断路器盤を経由

この部分でT分岐 中目黒変電所と奥沢変電所からのき電線が繋がる
2台の断路器でT接続され変電所からのき電線が繋がる

断路器2台でT接続 上のブスバーには大電力(上下線)が流れている

中目黒方き電線もこの変電所付近はケーブル化されている

中目黒方 ここで架空のき電線となる

中目黒方 上下線き電線がタイボンド 上下一括き電

都立大方 上下線き電線がタイボンド 上下一括き電

柿の木坂変電所 帰線部 東急電鉄では帰線用インピーダンスボンドを「D」で表現する

線条に帰線がボンド CVケーブル500㎟を使用
中目黒方に短絡接地装置Ⅱ型が設備されている

中目黒変電所ー奥沢変電所間のき電線を工事時に検電接地する






































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