2015年7月26日

295. 流鉄  馬橋受電点(廃止)と唯一の変電所 西平井変電所6.6kV3回線受電(直流)

馬橋受電点(廃止)と唯一の変電所西平井変電所6.6KV3回線受電(直流)
 
グーグルマップでは表示名がでない。また画像が古い。最近更新された。現在 変成設備は2バンクである。画像では1 2バンクがしか見える。
場所:南流山駅 武蔵野線、つくばEX
アプローチ:容易

流鉄馬橋線は、以前は馬橋駅からJR電源を受電していたが、路線の中間点に6.6kV3回線受電の西平井変電所を自前で建設してJR電源から切り離して運用されている。
特徴:6.6kV3回線受電(1回線は高配用) 1,500V 降圧直流化

 馬橋駅にはJR常磐快速線との連絡線がまだ健在であるが、架線はセクションで分離されている。
 流鉄 馬橋駅には、かつでJRから受電していた際のき電区分所が今も残されており、内部に直流高速度遮断器が残されている。


西平井変電所

変成設備は2バンク


当初は6.6kV 2回線受電だが3回受電になった



き電線と帰線の立上り

き電線 単線なので左右に分離


セクション表示

力行標



新しく変成設備を新設 6.6kV 3回線受電


電力量計

帰線が繋がるインピーダンスボンド
 
流鉄 馬橋駅

DC 電圧は1500Vをクリアー
 


JRとの受電切替部だった断路器

き電線がJRき電線近傍まで伸びているが接続はされていない


近傍のJRき電線は、武蔵野線 馬橋支線




快速線から側線が分岐 横取り装置 ここからは甲種輸送電車は入れられない
 
JR側では架線終端表示

分岐の先には車止め その手前に快速線への分岐ポイント
 快速線は奥方向が進行方向なので、甲種輸送電車は、後退で入線しなければならないが、側線の線路長は編成分確保できる

車止め部 線路が絶縁されているのでこの部分がJRとの責任分界点



JR快速線の側線との架線接続部にセクションインシュレータ


側線の先は、架線が無く車止め
その手前に流鉄への分岐
JR常磐快速線の側線(架線あり)には枕木の車止め 
流鉄の側線?は砂利の車止め 架線が無い
甲種輸送電車は、快速線の側線に一端入り、分割してDLで流鉄に入場させるしかない


快速線の側線から流鉄への分岐 梃子式ポイント連動形 流鉄側に車止め
流鉄側線上には、架線が無い

JR受電点 奥にある建物に直流高速度遮断器が
設置されているが切り離され稼働していない

JRとの受電点

断路器 右 JR 左 流鉄


断路器は断の状態 奥JR側 手前 流鉄側

左右のき電線が、そばの倉庫にある直流高速度遮断器に繋がる


この建物に直流高速度遮断器が
設置されているが切り離され稼働していない
現在 倉庫として利用  昔はき電区分所だった


倉庫内にある直流高速度遮断器のアークシュート部 き電区分所の名残

倉庫内にある直流高速度遮断器のアークシュート部の下部 接点があるはず


ここ

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