2014年12月1日

37.  JR東日本 目黒変電所(直流)

目黒変電所
 
どうやら目黒変電所は、隣接する土地に新築移転するようだ。
建築確認申請
届日:2012/12/21
場所:東京都品川区西五反田3-5-12 現在の目黒変電所の隣に位置する
建物:鉄骨造4F建
面積;587.12㎡ 延床面積:1961.83㎡
着工;2013/04/01
完工:2015/07/31 計画は遅れている。

アプローチ:目黒駅 容易 戦前からの古い建物
受電:22kV 新宿交流変電所⇔大井町変電所π分岐 1回線 
給電:山手線内外、山手貨物線上下

新着記事あり
 
 

戦前の目黒変電所 文献より引用 現在建直し中
き電線引き出し部は、戦前も同じ部分

戦前からある由緒正しき建物 広大な土地に老朽化した変電所が建っている
 

建物の裏には、直列リアクトル SLが2台ある。


正面には整流用変圧器6,780kW、整流器6,000kW、配電用変圧器の放熱器が並ぶ
埼京線 恵比寿延伸のため変成設備1組増強( 整流用変圧器6,780kVA・シリコン整流器6,000kW)
この組み合わせが、都市部での標準的な変成設備の基本単位となり、この組数を増やすことで増強を行う。

山手線上下 き電線・緑と両脇に山手貨物線(埼京線)のき電線・この画像では2本しか写っていない。
山手貨物(埼京線)帰線は靑の表示
山手線側 き電線
インピーダンスボンド中性点に帰線が繋がる。

インピーダンスボンド中性点に帰線が繋がる。
大井新宿線通過

目黒駅付近を通過する大井(町)新宿線1,2号66kV
目黒駅ではインテクレート架線の上部のき電線が建物構造物と近接しすぎるため一旦絶縁し、き電線で延長している
同様な例は、鶯谷駅、巣鴨駅等に見られる。
参考文献

日出山勝:八高南線(八王子~高麗川間)電化の開業 埼京線恵比寿方面延伸工事の完成
鉄道界;1996,Vol.37,No.2,pp.29-36

目黒変電所
東海道線東京近郊電化寫眞帖よりの引用
鉄道省東京電気事務所 編 鉄道省東京電気事務所,1928発行

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