芝浦変電所
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| 外観 |
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| トンネルの換気を兼ねる 浜松町トンネルと芝浦トンネルその１ |
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| この道路の下には特別高圧ケーブルが敷設してあります。との看板 |
アプローチ：山手線浜松町駅 容易
受電：大井町交流変電所22kV地中1回線、浜松町交流変電所22kVからの1回線 合計2回線
き電：横須賀線
特徴：地下を走る横須賀線用変電所 同様な変電所は新秋津、西国分寺、生田、梶ヶ谷、、鍛冶橋等がある。換気、湧水汲み上げと浄化を行っている。浄化は、オゾン酸化とろ過方式で浄化された湧水は、新芝運河に放流されている。
横 須賀線・総武線快速の東京トンネルの湧水は、以前は簡単な処理を行い湧水として河川に放流していたが湧水の水質悪化に伴い、東京都の下水水質基準に適合しなくなった。そのため処理法の改善を行い放流する方法に変わった。芝浦変電所（芝浦立坑）に設置されている処理装置と田町排煙所（田町立坑）に設置されている処理装置が該当する。ここでは芝浦変電所に併設された処理装置の概略を説明する。田町湧水管理場の項も参照のこと
芝浦 湧水処理装置の概要
トンネル内から汲み上げた湧水をオゾンで曝気し、その後ろ過繊維を使用した高速ろ過を実施。曝気槽からの排ガス（オゾン含有）ダクトを通じて芝浦換気口より大気に放出。ろ過繊維に溜まった汚泥は逆洗で回収しスラッジ貯槽に貯留。ある程度溜まったら田町湧水管理場にタンクローリーで運んで、田町での汚泥と混合し遠心脱水機で水分を除き、貯留槽（ホッパー）に貯留。ある程度溜まったら産業廃棄物としてトラックで運搬廃棄。
芝浦湧水処理場の処理された処理水は、新芝運河に放流。放流口は、水面下なのでわかりづらいが放流していることは確かであり、護岸に工マークの付いた穴あき人孔がある。そのほかにJRのマークが付いた人孔があるがこちらは、浜松町交流変電所発、芝浦変電所、田町変電所、高輪配電所（旧品川坑口変電所）経由大井町交流変電所行きの22kV地中ケーブルが敷設されている。新芝橋の裏側、藻塩橋の裏側には、保護管で保護された22kVケーブルが4条敷設されている。
芝浦変電所からの処理水排出 最終人孔 ワゴン車の前 円形の人孔が処理水の排出経路
参考文献
磯島雅彦ら：横須賀線汐留換気所移転工事報告
東工技報；2004,Vol.17No.4,pp.196-207
佐藤尚樹ら：環境関連機械の適正な運転管理・保守についての研究 芝浦排水処理設備の最適運転方法の確立
Rolling Stock ＆ Machinery；2001,Vol.9,No.1,pp.48-51
受電：大井町交流変電所22kV地中1回線、浜松町交流変電所22kVからの1回線 合計2回線
き電：横須賀線
特徴：地下を走る横須賀線用変電所 同様な変電所は新秋津、西国分寺、生田、梶ヶ谷、、鍛冶橋等がある。換気、湧水汲み上げと浄化を行っている。浄化は、オゾン酸化とろ過方式で浄化された湧水は、新芝運河に放流されている。
横 須賀線・総武線快速の東京トンネルの湧水は、以前は簡単な処理を行い湧水として河川に放流していたが湧水の水質悪化に伴い、東京都の下水水質基準に適合しなくなった。そのため処理法の改善を行い放流する方法に変わった。芝浦変電所（芝浦立坑）に設置されている処理装置と田町排煙所（田町立坑）に設置されている処理装置が該当する。ここでは芝浦変電所に併設された処理装置の概略を説明する。田町湧水管理場の項も参照のこと
芝浦 湧水処理装置の概要
トンネル内から汲み上げた湧水をオゾンで曝気し、その後ろ過繊維を使用した高速ろ過を実施。曝気槽からの排ガス（オゾン含有）ダクトを通じて芝浦換気口より大気に放出。ろ過繊維に溜まった汚泥は逆洗で回収しスラッジ貯槽に貯留。ある程度溜まったら田町湧水管理場にタンクローリーで運んで、田町での汚泥と混合し遠心脱水機で水分を除き、貯留槽（ホッパー）に貯留。ある程度溜まったら産業廃棄物としてトラックで運搬廃棄。
芝浦湧水処理場の処理された処理水は、新芝運河に放流。放流口は、水面下なのでわかりづらいが放流していることは確かであり、護岸に工マークの付いた穴あき人孔がある。そのほかにJRのマークが付いた人孔があるがこちらは、浜松町交流変電所発、芝浦変電所、田町変電所、高輪配電所（旧品川坑口変電所）経由大井町交流変電所行きの22kV地中ケーブルが敷設されている。新芝橋の裏側、藻塩橋の裏側には、保護管で保護された22kVケーブルが4条敷設されている。
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| 座標35°38'57.4"N 139°45'18.6"E 地中ケーブル管路は、ガードを抜けて線路沿いに上がる。浜松町方面からの送電経路 |
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| 人孔の蓋に穴が無いのが、地中ケーブル用 浜松町方面 芝浦変電所かど |
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| 人孔の蓋に穴が無いのが、地中ケーブル用 田町方面 芝浦変電所先 新芝橋方面 |
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| 新芝橋 付近の人孔 座標35°38'45.9"N 139°45'13.3"E 田町変電所へ |
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| 新芝橋 裏 国鉄 東給電 2万の文字 22kVケーブル保護管 田町変電所へ |
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| 新芝橋手前 座標35°38'46.2"N 139°45'14.6"E |
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受電は、トンネル構内からではなく、浜松町交流変電所・大井交流変電所のT分岐及び浜松町交流変電所経由高輪配電所（旧品川坑口変電所）22kV 2回線
新芝橋を渡り終えた かすみ通り入口 座標35°38'43.0"N 139°45'12.3"E
奥にモノレール
 
DHC芝流通センター前
   
ももよ通り
 
藻塩橋手前
 
藻塩橋下の国鉄特電表示 22kVケーブル保護管
田町排煙所手前の人孔 田町変電所に続く
以上が浜松町交流変電所から新橋変電所経由芝浦変電所経由田町変電所までの地中送電線経路
以下からは芝浦変電所の記事
22kVケーブル立上り 奥に曝気槽の排気ダクト 屋上の換気口に繋がる。
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| 高配変圧器用放熱器 |
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| SL |
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| 整流用変圧器用放熱器 |
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| 高速繊維ろ過装置のろ過塔 4本ある |
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| オゾン曝気槽 左建屋から、ステンのパイプでオゾン含有空気を送り込む |
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| スラッジ貯槽と排出用ボールバルブ |
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| 右 高速繊維ろ過装置 逆洗タンク 左 逆洗された高濃度スラッジを貯蔵するタンク。 スラッジは、タンクローリーで田町湧水管理場まで送られ、脱水処理後 汚泥として産業廃棄物となる。 |
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| 高速繊維ろ過装置 時々逆洗を行いろ過材を洗う |
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| 処理水槽 前 道路側にある排水パイプ用穴あき人孔 |
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| トンネル湧水を汲み上げて、ろ過処理を行い パイプで新芝運河に送り放流している。 放流場所には、穴の開いた人孔の蓋があり、水面下に放流口がある。新芝橋 田町寄り 田町湧水管理場に繋がるとの記載されているWebもあるが、 調査した結果、新芝運河に放流していることは確実である。 |
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| 新芝運河護岸にある穴あき人孔 |
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| 新芝運河に放流 |
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| 排出口が水面下のため見えない |
参考文献
磯島雅彦ら：横須賀線汐留換気所移転工事報告
東工技報；2004,Vol.17No.4,pp.196-207
佐藤尚樹ら：環境関連機械の適正な運転管理・保守についての研究 芝浦排水処理設備の最適運転方法の確立
Rolling Stock ＆ Machinery；2001,Vol.9,No.1,pp.48-51
