2014年12月1日

78.  JR東日本 宮原開閉所(交流)

アプローチ:高崎線宮原駅 容易 
埼京線ができるときに誕生した新しい開閉所。
高崎線、埼京線、大宮地下駅の電源強化対策                                        受電:東電井戸木線からの66kV架空2回線 MOFがあるはずである。東電受電点の為                                給電:66kV地中ケーブル 日進・上尾方面 上尾方面は2回線化準備中か
この開閉所から高崎方面1回線が上尾変電所に地中ケーブルで接続されている。上尾方面は現在1回線の老朽化張替え工事が行われているようである。

大宮方面は、地中2回線が出ており、次の供給点はπ分岐で日進変電所となる。
特徴:増築終了。以前は、鉄塔からの架空2回線が屋上のケーブルヘッドに繋がっていた。増築のため2号線の送電線に支障がでたため、2号線は1号鉄塔より引き下ろされてケーブルヘッドに繋がり、地中ケーブル化されて開閉所屋上の2号線ケーブルヘッドに繋がる。そのため2号線が捻転した鉄塔が取り残されている。今後撤去されるであろう。
増築しているので、たぶん分路リアクトルとGIS設備の設置を行ったと考える。


宮原開閉所 全景
2号線引き下ろし鉄塔 以前はこの鉄塔から送電線の下を潜り、
捻転の鉄塔に宮原2号線は繋がっていた。

ケーブルヘッドは、最新のポリマ碍子製


JR宮原線2号は、一旦ポリマ碍子のケーブルヘッドに繋がり地中ケーブルで建屋屋上の受電口に繋がる

宮原線2号は、ポリマー碍子のケーブルヘッドから
断路器につながり受電口のケーブルヘッドに繋がる
以前の架空線が繋がっていた門型鉄塔が残る
以前 2号線が繋がっていた鉄塔
こちらはJR宮原線1号 引き下ろし碍子にマルチホーンが付いている(鳥獣障害・雷害対応)

東電の鉄塔から直接引き下ろされている



2号線鉄塔 別角度 2号線は鉄塔側にマルチホーンが付いている(鳥獣障害・雷障害対応)

東電の鉄塔は上部は、三橋線で下部が井戸木線 どちらも東電上尾変電所系
日進変電所に繋がる大宮宮原線2号(地中ケーブル)

日進変電所に繋がる大宮宮原線1号(地中ケーブル)

上尾変電所に繋がる宮原上尾線1号(地中ケーブル) 右のケーブル立ち上がりは、JR宮原線2号
おなじみ6.6万ボルトの注意標識















以前ケーブルは、トラフ中に砂が充填されていたが、トリプレックスケーブル(CVT)
にすることにより砂の充填が不要となっている。CVT化後のトラフ 砂がこぼれている
開閉所周辺で行われている管路の整備作業
一般的に管路の整備は、将来の増強を考えて2回線分敷設される

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