2018年1月5日

704. JR東海 岩淵変電所 新幹線

岩淵変電所
 

グーグルマップでは、JR変電所と出る
アプローチ:東海道線 富士川駅 容易
中部電力154kV受電2回線受電、降圧77kV 2回線予備線として沼津変電所に給電
FCのバックアップ電源
開業当時からの154kV受電変電所
高い塀に覆われ、中身がわからない。
新幹線線路沿いの白色の一連の装置群は受電側に設置された変位相SVC
グーグルの画像では以下のようだが、現物は違っていた。

過去のSVC設置時の状況

受電部に設置された変位相SVCが撤去されてRPCが設置された。

現状の岩淵変電所
RPCの増強が実施されて白の部分は、大きな建屋が立っている 2018年現在

ここでもJR東海旅客株式会社は、ガムテープで隠蔽されている

変電所全景 右奥に新設されたRPCが設置された建屋

154kV 中電60Hz受電 2回線 JR東海77kV岩淵・沼津間送電線 2回線


154kV 受電端 最終鉄構

コンデンサ型VTおよびオレンジキャップのVTおよびCT(MOF)が見える
スコット結線変圧器120MVAの前にあった降圧変圧器が無い(グーグル画像ではあった)

77kV 2回線 JR東海 沼津変電所への送電端

左に見えるのは新設降圧変圧器の放熱器 154kV降圧77kV


右 154kV 降圧 60kVスコット結線変圧器120MVAの放熱器
右 建屋側面からT座M座を引き出し右の母線につながる
T座、M座母線部 降圧変圧器の母線  ここから建屋のRPCにつながる
降圧変圧器の変則的な二次部分からの引き出し



RPCが収められた建屋
この建屋の後ろ側に多重変圧器が位置する

RPCとつながるケーブルヘッド
ケーブルヘッドと上部母線

新設RPC 全景


き電線引き出し部

き電線引き出し部 奥に見えるのはAT


下り線SN部(中セクション)のき電線がブラケットからトロリ線に繋がる

RPCを経てATを経由したき電線(パイプ母線化)
 

開業60周年記念 国鉄・JR東海 東海道新幹線 BT電化からAT電化最終形態までの変電所、き電区分所、補助き電区分所の変遷

1430. 国鉄・JR東海 東海道新幹線 BT電化からAT電化最終形態までの変電所、き電区分所、補助き電区分所の変遷(開業60周年記念)

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