2020年9月22日

1002. 野岩鉄道 男鹿高原変電所(直流)

男鹿高原変電所(直流)
1002号記念
アプローチ:男鹿高原 容易
特急車両が止まる秘境駅?
林道終点には、銅鉱山があった。(越路銅山) そのため当初の駅名は越路駅となっている。

受電:野岩鉄道 三依変電所からの専用線6.6kV 近傍のTEPCO配電線からではない。
但し、低圧はTEPCOからの配電線が引き込まれていた。1Φ100V、3Φ200V

会津鉄道、野岩鉄道 変電設備 位置関係
会津鉄道、野岩鉄道、東武までの変電所間隔 大体10㎞ SS=変電所
会津田島から会津高原までは、登り勾配
同じく 東武立石から男鹿高原までは登り勾配
会津高原⇔男鹿高原間に頂点がある(分水稜)
変成設備(会津鉄道 会津田島、七ヶ岳登山口、野岩鉄道 男鹿高原、三依、川治SSとも同様な設備容量を持つ)
整流用変圧器 1,700kVA=1,200V×818A×√3、6.6kV降圧1,200V    
シリコン整流器 1,500kW 1,500V 1,000A
共に定格D種 100%連続 150% 2時間 300% 1分

整流用変圧器の定格から約900Aまでは電流を取れる。瞬時だったら1,000Aは大丈夫
き電線は、2条 510㎡ トンネル内もき電吊架線(2条)使用 

 男鹿変電所 故障対応で三依変電所から会津高原 区分開閉所(会津鉄道側)まで2条のき電線が敷設 電圧降下対策

インピーダンスボンドが無い 帰線接続
延長き電用断路器が、遠制 動力式 交流側受電停止の場合 速やかに投入して延長き電を行う。
500系リバティ入線時には、VVVFの出力を抑えて入線する。
新型特急車両 500 系リバティ (Revaty) の概要について 鉄道車両工業 482 引用



野岩鉄道 2019年度 安全報告書からの引用 機器更新前
一番 左 男鹿高原変電所、次 三依変電所 順に 川治変電所
三依変電所から男鹿高原変電所まで連絡送電線があることが判る
男鹿高原変電所の直流出力部 延長き電用断路器(動力式)起動SWがある
三依、川治の延長き電用断路器は、手動式(この盤では表示されていないので投入できない)
野岩鉄道 2019年度 安全報告書からの引用 機器更新後
機器は、男鹿高原SS 動力式断路器(延長用)を除き作動中 画面一番左
おなじみ 男鹿高原

おなじみの構図

目的は、こちら


交流受電盤、整流用変圧器、シリコン整流器、正極(89P)負極(89N)母線断路器


三依変電所からの6.6kV 連絡送電線 トリプレックスケーブル最近交換したばかり 上に変電所


6.6kV 一次側受電 整流用変圧器

整流用変圧器 SRTr 受電側に避雷器が無い

整流用変圧器銘板 一次側 6.3kV受電
1,700kVA=1,200V×818A×√3 二次側 1,200V 818A

シリコン整流器 1,500KW(三依、川治も同じ仕様)


正極(89P) 負極(89N) 母線断路器 正極側にCT
負極側は手動 下部に投入バーあり

電力沪波器

直列リアクトル
直列リアクトル 別角度

き電線 引き出し部
延長き電用断路器が動力式(遠制) 男鹿高原変電所の特長

会津高原方(区分開閉所)と三依方(三依変電所)

帰線 引き下し

帰線は、一端 「吸上」と書かれた接続箱へ
多分 ダイオードが入っている

接続箱からレールへと繋がる

帰線側 「吸上」とレールの関係
き電線 引き出し部 三依SS方 2条 会津高原方2条 510㎟×2

三依SS方から1条分離してき電区分のエアーセクションへ
2条のき電線は、会津高原方へ510㎟×2

き電区分 エアーセクションと電車線区分標

スパンパイプ振止めの多用


き電吊架線は2条のき電線 変電所引き出しき電線510㎟より若干太い?

1005. 野岩鉄道・東武鉄道 新藤原 区分開閉キュービクル(野岩⇔東武)並列き電

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