2017年11月11日

649. 送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦について考察  続き


JR送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦(新幹線爆弾・在来線爆弾の運行)について考察  続き
 
 
 
11月12日 シン・ゴジラがTV放映されるので、以前(2016年) 映画館で公開時に作成した、JR送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦の可能性についての考察部分を、図示してみることにしました。
この考察は、あくまで仮定における考察なので、「はじめにお読みください」に書いてある文書の下 「免責」をお読みください。

JR送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦は、過去文章にしましたが、想像力と実際に変電所を見て歩いた感覚が無いと判りづらいと思い時系列でどのような状態であったかを示してあります。過去にUpした記事を読んでいただき、この図で全体を俯瞰して頂くとシン・ゴジラ ヤシオリ作戦が可能であるかどうかが判ります。

JR東日本 送電系統図を書くにあたって参考にした図(全て公知公開情報)参考文献から引用 順不同











[
JR東日本 首都圏送電系統図 pdf注意 東京電気システム開発工事事務所のWebから引用 





JR送電網とシン・ゴジラ ヤシオリ作戦

 シン・ゴジラ進行前






 シン・ゴジラ 1回目上陸
1回目のシン・ゴジラ進行で、映画では京浜東北線・東海道本線は活きており、京浜急行が途絶していたがあの大きさの物体が進行したと仮定すると、とても京浜東北線・東海道本線が活きているとは考えられないので、ここでの仮定は、鉄道は、全て途絶したとした。
最後に、京浜運河にシン・ゴジラが消える際に、新幹線大井回送線及びモノレールも破断させているとした。


諸説あるが、このように考えた ポイントマーカーは電鉄設備(変電所位置)






 シン・ゴジラ 2回目上陸と休眠
2回目のシン・ゴジラ進行では、目黒付近を通過し霞ヶ関方面で、光線を放射して周辺のビル群を薙ぎ倒しているが、JR新橋変電所、田町変電所、浜松町交流変電所は、被害軽微と仮定した。


ゴジラ進行径路 青が2回目 1回目は赤 ポイントマーカーは電鉄設備(変電所位置)
 


 シン・ゴジラ ヤシオリ作戦 発動
   



参考文献
近江正太郎ら:JR東日本自営電力系統への静止形調相機の導入について
IEEEJapan,2013,IST-13-48 ,TER-13-74, pp.97-101
黒岩雅夫;東京100km圏のエネルギー安定供給を支える:鉄道界,2010,Vol.51,No.4,pp.73-75
自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社 東京支社 電気部給電課
野崎幸雄ら;東京100km圏変電所更新・増強工事におけるコストダウンの取組
鉄道と電気技術,2000,Vol.11,No.3,pp.15-19
加藤雄造ら;国鉄自営電力の送電設備について:電気鉄道,1986,Vol.40,No.11.pp.26-29
船越 昇;首都圏における運転用電力の現状と将来計画:電気鉄道,1975,Vol.29,No.3,pp.13-15
井草正三;国鉄武蔵境給電区:電気鉄道,1975,Vol.29,No.8,pp.28-31
佐々木和利:国鉄 武蔵境―蕨間 送電線路昇圧計画:電気鉄道,1966,Vol.20,No.2,pp.22-25

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