鹿児島補助き電区分所
1142. JR九州 鹿児島本線 西鹿児島変電所(BTき電)⇔鹿児島中央駅⇔鹿児島駅⇔鹿児島補助き電区分所⇔鹿児島ATP(ATき電) デッドセクションがないBT-AT接続部
この中に鹿児島補助き電区分所のことがGoogle Street
Viewで探した画像を元に記事にしてある。今回実際に観察してきたのでUpする。
かなり特殊な今まで見たことも無いき電方法であった。
文献によると西鹿児島ー鹿児島間はATき電を行なうような設計をしたようだが実際はBTき電のままで完結している。
鹿児島補助き電区分所だけではATき電が行えないので、その先の鹿児島ATPを含めた調査となった。
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鹿本線と表示があるNF 鹿児島中央駅を通過
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鹿児島補助き電所方面には2回線のNFが延びている 途中 保安器に繋がる。保安器の片方は接地されている
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鹿児島補助き電区分所
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大理石製 伊集院き電区分所も大理石製だった
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鹿児島補助き電区分所が右にある 鹿児島方奥からNFが2回線補助き電区分所に引き込まれる トロリ線からき電線が引き出される
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補助き電区分所に引き込まれる鹿児島駅方トロリ線から分岐したき電線 補助き電区分所内を経由したき電線が手前側に引き出される
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補助き電区分所 アレスタ、VT、断路器、遮断器(VCB)、断路器、アレスタを経由して引き出されている
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表示板が読めない 左はEL基地線TF 右は日豊線TF その下は都城方面と書いてある かつてはEL基地線TFが引き出されていたが廃止されたようだ
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BTき電のトロリ線から引き出される都城方面TF
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鹿児島補助き電区分所内 機器配置 横から
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鹿児島補助き電区分所内 機器配置 後ろから
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遮断器(VCB)は「入」 西鹿児島変電所から送電中
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補助き電区分所から引き出されるき電線 TF 都城方面
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補助き電区分所から引き込まれるき電線 TF 西鹿児島方面上り
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鹿児島駅方からのNF2回線が太い1回線となる
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AT(単巻変圧器)に向かう途中にあるBT
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NFと鹿児島補助き電区分所から引き出されたTF き電線が経由
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避雷器(アレスタ)の下に日豊線TFの表示
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BTとしては小型 |
エアーセクション部
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電車線区分標 |
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エアーセクション部 区分通過表示
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鹿児島補助き電区分所から引き出されたき電線日豊線TFがエアーセクション隼人側に繋がる
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別角度 |
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トンネルを通過 NFは保安器(左)を経由
最初は、このトンネル内にデッドセクションがあるもと思っていたが前面展望の動画を確認したがデッドセクションはなかった。また日豊線TFがエアーセクションの隼人側に繋がっていたのでデッドセクションはトンネル内に無い
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AT(単巻変圧器) 鹿児島変圧ポスト 鹿児島ATP 仙巌園駅方にある
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トンネル出口 |
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鹿児島変圧ポスト 鹿児島ATP 普通の単巻変圧器 AF,TF側に避雷器が繋がりAF側がATき電線として引き出される。TF側はトロリ線に繋がる NFはケーブル化されて下に降りている。PWが裸線で引き出されて左方向に延びる |
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鹿児島変圧ポスト 鹿児島ATP 普通の単巻変圧器 |
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右 避雷器TF側 TF側はトロリ線に繋がる 左 避雷器AF側 NFはこの架線柱で引き留められてケーブルで下に向かう |
この末端ATで20KVを相間40kVにしてATき電線として隼人き電区分所まで送電を行なっている。
これと似ているのが以下のき電区分所になる。
また途中TFき電線がトロリ線に繋がり再度ATにTFが繋がる例は以下の変電所の第一ATと似ている。
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このAT収容建屋の脇から引き出されているのがNW(中性線)
これがインピーダンスボンドの中性点に繋がるはずであるがインピーダンスボンドが見つからなかった。多分インピーダンスボンドの中性点にNFとPWが繋がると思う。 |