2021年9月10日

1114.  東武鉄道 桐生線 藪塚変電所 桐生線complete

 藪塚変電所

 
アプローチ:治良門橋駅と藪塚駅の中間にある 歩く距離が長い 
受電:TEPCO 桐生線No.138鉄塔、東太田線No.13鉄塔間藪塚線分岐東武薮塚線66㎸2回線
き電:桐生線 
変成設備:シリコン整流器3,000kW×2 
高配設備 有


変電所建屋

奥 薮塚線分岐 手前 東武薮塚線



2回線受電 最終受電鉄構に特殊な形の断路器

水平対向型

断路器び次は遮断器、MOFへMOFの前には変流器(CT)がある

MOFの後は、パイプ母線で分配
この奥は高配変圧器

この部分は変成設備(シリコン整流用変圧器とシリコン整流器)
整流用変圧器とバスダクトで繋がるシリコン整流器

シリコン整流器は三相ブリッジ 3,000㎾

延長き電用断路器

別角度

新桐生方 き電線引き出し部
新桐生方、Zセクション用、セクションまで太田方き電線が延びる

太田方引き出し部
太田方2条、Zセクション用1条

変電所直下 架線柱手前 左側 Zセクションにき電線分岐装置が繋がる
右側 太田方 トロリ線にき電線分岐装置が繋がる
太田方はき電線2条がタイボンド

後部6の電車線区分標から次の区分標までがZセクション

奥にZセクション終端が見える

拡大 Zセクション終端の電車線区分標



インピーダンスボンド中性点につながる帰線

インピーダンスボンド中性点につながる
通常は、板状の中性点間だがここはケーブル接続
奥に出ているのは帰線

インピーダンスボンド容量は1,000A


参考資料(順不同)
渡部 洋平;鉄道事業者の電車線路設備:鉄道と電気技術,Vol.32,No.3,pp51-55,2021
関根 利文;東武鉄道の本線電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.22,No.2,pp.17-22,2011
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増),No.1,pp106-109,2008



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