2021年5月1日

1047.  富山地方鉄道 軌道線 千歳変電所 移転と旧富山ライトレールとの接続

 千歳変電所

地鉄 軌道線 千歳変電所が、地鉄富山駅高架化のため場所を移転した

この画像は、移転前の画像となる。移転先は、同じ敷地内の電鉄富山駅方
   
青色の小屋の部分に移転

旧 千歳変電所 変成設備は750kW×2 600V 移転前

旧 千歳変電所跡

旧 千歳変電所跡 跡形もない
アプローチ:電鉄富山駅 容易
受電:6.6㎸ 一般需要家共用線
き電:600V 旧富山市電側 


移転した新千歳変電所
整流用変圧器とはバスダクトで繋がるシリコン整流器

変電所銘板がまだない

明電舎の変成設備を2組導入

整流用変圧器(SRTr) 820kVA/2✖420KVA D種
一次側6600V 71.7A 二次側 480V 505A×2
二重三相ブリッジ(並列12パルス)対応


特長ある明電舎シリコン整流器本体 二重三相ブリッジ(並列12パルス)
旧 千歳変電所は750kW×2 600V 1250A×2
新 千歳変電所も多分 同容量


二重三相ブリッジ(並列12パルス)の説明
明電舎製

直列リアクトル(SL)無二重三相ブリッジ(並列12パルス)のため
電力濾波器(FL )無二重三相ブリッジ(並列12パルス)のため


一般需要家6.6㎸からの受電

変電所引込分部 6.6㎸


かつての 旧き電線・帰線が地下に潜る部分



旧ケーブル立上りをそのまま利用
変電所からのコルゲートチューブ内ケーブルを旧ケーブルと繋げてある

Nは帰線、F1~F3のき電線 旧千歳変電所出力と同じ条数

ケーブル収容人孔部は、変化無し

「ちてつ」と書いてある

奥の変電所からき電線は、コンクリートトラフ収容
6.6㎸受電ケーブルは、軽量プラスチックトラフ収容

富山駅周辺 接続部 


旧ライトレール側き電部 奥田変電所方 き電部


まだ、ライトレール側が工事中の時
将来的にこの先のライトレールがつながるとこの辺にセクションが出現するはず


旧ライトレールとの接続部 予想通りセクションが出現
二重斜線が、地鉄、旧ライトレールのセクションインシュレーター標識
奥が千歳変電所き電
手前が奥田変電所き電

電車線区分標識とセクションインシュレーター 地鉄系は2本斜線

セクションインシュレーターと標識
絶縁は碍子を使わず合成樹脂製ケーブルを多用

セクションインシュレーター部



千歳変電所側き電部

千歳変電所側き電

旧き電盤


新き電盤 「南北接続線」との表示があるため
セクションインシュレーター間を融通する延長き電DSがあるものと思われる。

参考

セクションインシュレーター部の電車線区標は、斜線2本の標識だが、エアーセクション部は斜線1本となる。

セクションインシュレーター部 斜線2本


エアーセクション部 斜線1本

調査中に出会ったインピーダンスストッパー 機作不明

通常のインピーダンスボンド

中性線しかでていない


表示名はストッパー 1000A インピーダンス4Ω インピーダンス位相±50%の文字 
昭和39年
京三製作所製

その後奥に通常のインピーダンスボンド 信号用

通常のインピーダンスボンド 信号用
但し 中性点用導線が先のストッパーに繋がっているようだ
上下線クロスボンド用直流コイル?



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