2023年1月21日

1279. JR東日本 秋田新幹線 倒木 停電 1/20 原因推定

 秋田新幹線 倒木 停電 1/20 原因推定

読売新聞オンライン

体震わせ「早く暖かい場所へ」…緊急停車した秋田新幹線の乗客、暗い車内で2時間

記事引用

 20日午後9時半ごろ、JR田沢湖線の盛岡―神代(秋田県仙北市)間で停電が発生し、同じ線路を走る秋田新幹線が盛岡―角館(同)間で運転を見合わせた。JR東日本によると、停電は、倒木が電線に接触した影響とみられる。21日未明に復旧し、秋田新幹線は始発から運転を再開した。

引用終わり

朝日新聞デジタル

秋田新幹線、停電で真っ暗な車内に乗客1時間 21日始発から再開

記事引用

 JR東日本秋田支社によると、停電は雫石―赤渕駅間での倒木の影響とみられ、秋田県内では上下線計3本の秋田新幹線が区間運休した。

引用終わり

この間のき電系統は、盛岡側(定位)末端ATとして盛岡変電所のATを運用

定位き電方向 ATP(Auto-transformer Post)には、き電区分設備はない。あるのは補助き電区分所とき電区分所、変電所である。

盛岡変電所(末端ATとして運用)
補助き電区分所は、事故時のき電区分、誘導障害、電圧保持のために設けられている。
赤渕補助き電区分所 エア―セクション いかにも倒木がありそうな感じ
赤渕補助き電区分所から約470m盛岡寄り
赤渕補助き電区分所とエア―セクションの位置
 ↑
大地沢ATP
 ↑
田沢湖ATP
https://goo.gl/maps/Fqpa1k9UsDpxy9oD8
 ↓
大曲き電区分所
911. 東北巡検その六 JR東日本 大曲き電区分所(ATき電)

 当初の停電区間 盛岡-神代間で停電となっているが、倒木で田沢湖変電所が落ちたと判断できる。その後の調査で、角館-大曲間が問題ないとの判断で、田沢湖変電所 角館方 送電で角館-大曲間は運行ができた。
 
 赤渕駅緊急停車の新幹線は、赤渕補助き電区分所のエア―セクションより盛岡側で倒木があれば、そばに赤渕補助き電区分所があるので、ここの遮断器を開路にすれば、田沢湖変電所からの き電で車内補機電源は確保できたはずであるが、停電と言うことで、倒木は、赤渕補助き電区分所のエア―セクションと赤渕補助き電区分所間で起きたものと推定できる。(約470m離れている)エア―セクションをもし通過して盛岡側に列車がいれば、盛岡変電所(定位解除)からの送電で盛岡までは運行できたはずである。
 赤渕駅は、新幹線の交換駅となっており新幹線の有効長は確保できるがホーム長は無い。

あくまで個人の推定です。

1349. JR東日本 どうすれば新幹線は、大宮折り返しができるか(き電系から見た夢想)

1349. JR東日本 どうすれば新幹線は、大宮折り返しができるか(き電系から見た夢想)

  端的に言えば新与野き電区分所⇔新大宮変電所間のき電を東京方で新与野き電区分所を縁切りすれば良い(ATき電線及びトロリ線・上越新幹線トロリ線き電線)  但し単なる縁切りだと末端にAT(単巻き変圧器)がないので誘導障害、線条電圧の上昇、インピーダンスの上昇があるのでAT(単巻き変...

人気の投稿