2018年1月13日

712. JR東海 吉原き電区分所と東海道本線のき電吊架線 JR東海キヤ95系気動車(部分)

吉原き電区分所と東海道本線のき電吊架線 JR東海キヤ95系気動車


グーグルマップで表示名が出る
アプローチ:吉原駅 容易
新幹線の吉原き電区分所と同じ名称であるが、こちらは直流である。高床式のき電区分所である。き電区分所の銘板が捜したが無い。

東海道本線上下線のき電を区分4回線分。このき電区分所の吉原方から上下線がき電吊架線となっている。

吊下線が異様に太い。

武豊線での運用実績が上がってきたためであろう。JR東日本のインテグレート架線と同じ様式を取るが、き電線が運動会の綱引きのような太さである。JR東日本のダブルメッセンジャーき電線に匹敵する電流容量の大きな単条のき電線が張られている。

最近張り替えたようで電力係員が、見回りをしていた。 

富士方から通常の架線(シンプルカテナリー)で入りエアーセクションで き電吊架線となる。このき電吊架線方式の架線は、東田子の浦駅の直近まで敷設してあるが、こちら側はエアージョイントである。
また同様なき電吊架線方式は、原・片浜間でも観られる。
富士駅から沼津駅のこの区間は、直線の線形が続くので、高速貨物列車が最高スピードで駆け抜けていくため、上下一括き電の検討が、この吉原き電区分所(SP)を挟んで行われる可能性もある。特に静岡近辺は、JR東日本の通常のき電線区間と比較して電力対策が弱いと思う

原SSから富士SSまでの区間は約15kmその間に吉原SPが入るが、原SSから吉原SPまでは10kmあり、この原SS・吉原SP間を、き電吊架線にして電流容量の確保をするのであろう。
(函南SSから三島SSまでは約6km、三島SSから原SSまでは約10km、ちなみに富士SSから富士川SPを経て由井SSまでは約12.2km但し曲線の線形が多い)





富士川SPで取材中にJR東海の検測車が、パンタをおろしてヂィーゼルエンジンで運行してきたが、この部分の検測を行うためであろう。


吉原き電区分所 銘板がない

高床式

き電線引き出し 東海道本線上下線 左 吉原方に補助き電線がエアーセクション手前まで伸びる

吉原方 き電線上下
東田子の浦方 き電線上下

線路側 右 補助き電線が右 吉原方に伸びる

別角度 右 き電吊架線にき電分岐用の圧着端子が見える

き電吊架線にき電分岐用の圧着端子

き電吊架線にき電分岐用の圧着端子 上部き電線とは、ボルトで接合

東田子の浦方 き電吊架線方式で東田子の浦駅 付近まで

吉原方 き電吊架線のトロリ線に右 吉原き電区分所からの補助き電線からき電分岐線が伸びる
本線き電線は通過
き電吊架線の方が太い
き電吊架線 上部のき電線より太い

シンプルカテナリーとのエアーセクション部 電力係員が見守る
幸田駅構内での架線破断事故がちょうど き電吊架線の張替え時に発生したため
同様な箇所で点検中(列車の運行中の確認)
 


き電吊架線にチャックが噛ましてある

シンプルカテナリーとき電吊架線とのエアーセクション部 取り合い

き電吊架線とトロリ線のき電分岐線

この部分から右 き電吊架線となる エアーセクション終端部
拡大

エアーセクション部 パンタ通過


シンプルカテナリー部


シンプルカテナリー部からき電吊 架線移行部 セクション標識
エアーセクション開始

シンプルカテナリー部からき電吊 架線移行中

奥 左 吉原き電区分所

東田子の浦まで き電吊 架線

右  き電吊架線同士のエアージョイント部

き電吊架線が重いため 架線柱が増加している
右 き電吊 架線にき電線からのき電分岐線がつながる

き電吊 架線からシンプルカテナリー部へ移行中 エアージョイント


JR東海キヤ95系気動車
き電吊下架線部の検測に向かう
富士川き電区分所付近を通過するJR東海キヤ95系気動車 検測車
ディーゼル運行中 キヤ95-101 DR1編成ジーゼルエンジン部


先頭部は、突然現れたので録り逃がす

先頭車両のパンタは、あがっていない 新幹線高架下通過中

初めてお目にかかった

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