2017年12月5日

673. JR東日本 作並き電区分所 BTき電 仙山線

作並き電区分所
 
 
アプローチ:作並駅 容易
仙山線唯一のき電区分所と架線電圧補償装置AVCRが備えられている。仙山線は、羽前千歳・東仙台変電所間で き電を行っている。羽前千歳SS脱落時、延長き電を行うため両変電所の中間地点にAVCRが置かれている。作並の場合 東仙台→羽前千歳の昇圧となる。
 ACVRは方向性があるので、両方向に対して能力を発揮するためにはACVRの前に断路器で切替装置を形成させる必要がある。作並には設備されていない。院内SS、新大宮SSには過去にACVRが設備されていたが撤去された。近年は双方向性のSVCが取り入れられている。


デッドセクション部はき電区分所よりかなり離れた場所に位置する。
 愛子駅には、仙台からの折返しのためのエアーセクション間の遮断器が置かれている。(愛子駅以北切り離し)


タップ切替変圧器 左サイリスタスイッチ 右横後ろ 遮断器


遮断器のうしろCTとOTと右断路器 この部分は左右対称

ACVR本体

交流架線電圧補償装置 制御部



左タップ切替変圧器 右サイリスタスイッチ

タップ切替表示灯とその下切替回数カウンター
一定数以上の切替発生で接点交換 過電圧保護用のVCBがあり
機械式接点切替なので寿命がある

スイッチ自体はサイリスタ素子を利用

左右にOT

き電線引き出し 左 直トロリ線につながる
右 デッドセクション仙台方まで伸びる

左 羽前千歳変電所 右 東仙台変電所

右き電線が断路器を経て変圧器につながる

仙山線 デッドセクション 

き電区分所からのき電線が仙台方につながる

車中より
 おまけ 作並駅



1360. 東京地下鉄 銀座線 浅草変電所(仮称)と花川戸機器棟(仮称)運用まじか

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