き電区分ポスト
在来線の交流電化区間では見たことがあったがまさか東海道新幹線にもあるとは思わなかった。
補助き電区分所の簡易版 ATが無く断路器だけでエアーセクション間のTFとAFを区分する断路器なので一端停電後、断路器を開放する。加圧状態では開放できないように加圧検知装置がついている。
1179. 東北・北海道巡検15 JR北海道 函館本線 五稜郭駅ー函館駅間のき電系統設備 き電区分ポスト
東海道新幹線 き電区分ポスト
名古屋駅方には新枇杷島変電所があり、このき電区分ポストの東京方には熱田き電区分所がある。
下り線側き電区分ポスト
上り線側 き電区分ポスト
構造はいたって簡単。AFき電線に碍子を割り入れて分割。トロリ線はエアーセクションを作りTFき電線を引き出す。 AF,TFき電線間に断路器を挿入
ATき電線AFに碍子割り入れAFを引き出す |
エアーセクションを作る 摩耗検知線入りトロリ線を使用 ブラケットに摩耗検知の表示器が付いている |
逆光なので良く見えない |
断路器を2台設置 AF、TFき電線を繋ぎこむ |
加圧時はもちろん操作禁止 操作出来たら大アーク放電 |
別角度 |
検電装置が付いているので加圧時は操作できない |
加圧状態を検知するノブが出ている |
加圧検知器 静電誘導で検知 |
同様な加圧検知器は、多数JR東日本では使われている。