2017年12月12日

680. 阿武隈急行 槻木き電区分所 AT-BTデッドセクション

槻木き電区分所 AT-BTデッドセクションと槻木駅の阿武隈急行線区分
 
グーグルマップで表示名が「阿武隈急行」とでる
アプローチ:東船岡駅 容易
ATとBTの区分用デッドセクションが設置。保原変電所脱落時にJR東日本 北白川変電所からのBTき電で丸森駅までを救済 救済き電時の電力量を計算できるように計量用のCTとVTがBTき電側に設置されており融通した電力量を積算できる。そのためATがほかのATPより容量が大きい

文献より阿武隈急行線き電系統




奥 槻木き電区分所 と架線死区間予告標識

槻木き電区分所


左より PF BTき電トロリ線から TF トロリフィーダAT区間トロリ線 NW 中性線
AF ATき電線 保原変電所より

左より PF BTき電トロリ線から TF トロリフィーダAT区間トロリ線 NW 中性線
AF ATき電線 保原変電所より
PFき電線には、計器用変圧器が2つつながる ATき電線には所内変圧器がつながる


き電区分所構内 遮断器(BTき電用)とATが大物設備

左 ATき電線につながる所内変圧器、こぶりな2つはBTき電線につながる計器用変圧器
遮断器(縦長碍管の形状)、右 AT 裏にCTが2つ

遮断器の横 CTが2つ。1つは計量用(右)


ATに左 ATき電線、真ん中NW(中性線と放電器)左TF トロリフィーダ線がつながる。
トロリフィーダー線にはさらに断路器がつながる(BTき電)
 線路容量3,000kVA 自己容量1500kVA 
 

トロリフィーダー線にはさらに断路器がつながり(BTき電)2つのCTを経て遮断器につながる 表側一つは計量用

トロリフィーダー線にはさらに断路器がつなが(BTき電)り2つのCTを経て遮断器につながる 裏側

BTき電線とつながる断路器は「開」 救済き電無しの状態

CTの銘板


BTき電側につながる2つのVT(計器用変圧器)
左は計量用

所内変圧器

所内変圧器 銘板

ATから引き出されたAT、FTにき電用避雷器がつながる

左 保原方 ATき電線

右 槻木方BTき電線と保原方TF デッドセクション両端につながる

奥 BTき電部分にBTき電線PFがつながる
手前ATき電部分にTFがつながる

デッドセクション部


デッドセクション部


車中より 奥BTき電区間 手前ATき電区間 デッドセクション


デッドセクションを抜けて力行標

 
 槻木駅構内
阿武隈急行線 エアーセクション部 加圧ビーム 黄色着色


エアーセクション間は、断路器でつながる

阿武隈急行線 エアーセクション用断路器

電柱に標識

阿武隈急行き電

中線が阿武隈急行 エアーセクションで東北本線下り線と区分
上部にセクション標識

槻木駅 停車 阿武隈急行線

東北本線と阿武隈急行線の区分点(電気的)レール絶縁

奥JR東日本東北本線 手前 阿武隈急行線


槻木駅 阿武隈急行ホームの中間改札口

参考文献
八巻 和政;阿武隈急行線の電気設備:1990,Vol.44,No.5,pp.39~46

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