2024年1月13日

1345. パイプ型地中送電線の敷設跡 その後 撤去作業

 パイプ型地中送電線(PGCケーブル)の径路は過去に記事にしてきた

983. JR東日本 パイプ型地中送電線の敷設跡 2020年

1026. JR東日本 パイプ型地中送電線の敷設跡 その後 トレンチ確認 2021年

 青のラインが旧道を経由していたパイプ型地中送電線(PGCケーブル)ライン途中から都市計画道路 道場三室線になる

 今回中山道から旧中山道間のパイプ型地中送電線(PGCケーブル)の撤去作業が行われた。あらかた撤去されているが、浦和変電所への径路はまだ撤去作業が始まっていない。歩道にトレンチを掘って調査は行われている。

2023年12月末日で作業は一旦終了


中山道近くの埋設標

埋設標は続く

撤去跡

撤去作業中 仮舗装


調査用トレンチ跡 JRの印
この部分は現在パイプ型地中送電線が撤去されて仮舗装されている


別角度 パイプ型地中送電線は1本の埋設
この部分は現在パイプ型地中送電線が撤去されて仮舗装されている


調査用トレンチ跡 JRの印 
この部分は現在パイプ型地中送電線が撤去されて仮舗装されている

調査用トレンチ跡 JRの印
この部分は現在パイプ型地中送電線が撤去されて仮舗装されている


この部分は現在パイプ型地中送電線が撤去されて仮舗装されている


旧中山道 パイプ型地中送電線は2本となる まだ撤去されてない部分

奥が線路でその奥がJR東日本 浦和変電所

埋設標

トレンチ跡 四角い印は人孔を設置するため?
NTTは深さ2.6mに管路が埋設

Gはガス管?1.23mに埋設 JRの管路は1.92mに埋設

奥が線路でその奥がJR東日本 浦和変電所

その後(調査後?)元に戻った


埼京線高架下の旧南与野線埋設標 この周辺は手つかず


埼京線高架下の旧南与野線埋設標 この周辺は手つかず

埼京線 高架下に資材置き場があった。

 パイプ型地中送電線(PGCケーブル)の内部に収容されていた送電線の含侵絶縁体の絶縁油は低濃度のPCBが含まれていたようだ。


 このPGCケーブルは、防食した鋼管を直接埋設し、その鋼管内にケーブル心線3条を引き込み、管内に圧力を掛けた窒素ガスを封入したもので、ケーブル重量及び長尺引き込みが可能な国鉄で初めてものであった。(OFケーブルのオイルの代わりに窒素ガスが使われているようなもの) 常時ガス圧をモニターしなけばならない欠点があった。そのためこの箇所以外に敷設されたことはない。絶縁紙に含侵された絶縁油に微量PCBが含有されていたことになる。

 さいたま市の低濃度PCB保管場所一覧に、このパイプ型送電線の敷設ルートに沿った地名が記載されている。道路下に一時保管されていたとの見解であろう。

令和4年度末 PCB廃棄物保管状況等(低濃度)
事業所名称:東日本旅客鉄道株式会社 エネルギー企画部 道場三室線
住所(市区)さいたま市浦和区
住所(市区以下)常盤3・7・8丁目先、中央区大戸4・5・6丁目先
届出者:東日本旅客鉄道株式会社
区分:※1 数量状態フラグ・・・1:保管中のみ
   ※2その他数量フラグ・・・○:集計基準単位以外に集計される数値が存在する  

令和5年12月末には部分的に撤去されているので年度代わりには状況が変化すると思う


多分 パイプ型地中送電線(PGCケーブル)パイプに内蔵されていた送電線のぶつ切りが管理保管されている倉庫 パイプ型送電線パイプ部鋼管は、直接ケーブルと触れていない(補強層、プラスチック層、カーボン層がある)ので、この倉庫には送電線のぶつ切りが管理保管されていると思う

立て看板

拡大

埋設標 これがパイプ型送電線の上の道路に点々と埋まっていた

パイプ用架台 V部分にパイプを載せる



1360. 東京地下鉄 銀座線 浅草変電所(仮称)と花川戸機器棟(仮称)運用まじか

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