2025年5月11日

1484. JR東日本 蒲須坂変電所 TEPCO受電開始 JR東北連絡線の送電線は残存

 蒲須坂変電所 TEPCO受電開始

ここもTEPCO受電に切り替わったが。JR東北連絡線の送電線はまだ残置されている。

1370. JR東日本 蒲須坂変電所 TEPCO受電は、まだ先と栃那線No.90鉄塔 2024年6月27日

 この時は、宝積寺変電所変電所はTEPCO受電寸前だった。しかし蒲須坂変電所は、栃那線の下に共架されている喜連川線と、蒲須坂変電所の最終受電鉄塔のケーブルヘッドが未接続状態であった。そのためまだ先と書いていた。


違う方向から接近 左 TEPCO電源JR蒲須坂線 右 JR東北連絡線電源
左 ケーブルヘッドにジャンパ線が繋がっている。 右は、この状態では不明


JR蒲須坂線 受電用ケーブルヘッドにジャンパ線が繋がっている

JR東北連絡線は母線へのジャンパ線が無い

別角度 完全に切り離されている

受電 C-GISでは2回線ともTEPCO受電中「白丸」表示
受電2号盤 920 遮断器「入」の状態なので2Lから構内に給電中

 このC-GIS受電盤は、宝積寺、蒲須坂、黒磯が一括購入品で同じものを使用。矢板だけC-GISを使わず屋外機器で受電をしている。なぜ矢板だけC-GISを使用してないかは、多分変電所構内が広く、既存の設備を有効利用しているためだと思う。


左 鉄塔が最終受電鉄塔 
 ここからケーブルでC-GIS盤に入りMOFを経由して右下のケーブルヘッドから引き出されて変電所母線に繋がる。


最終受電鉄塔は八番ということは栃那線下の喜連川線の接続点まで8基の鉄塔があるはず

右 ポリマ碍子製のケーブルヘッドから断路器を経由して変電所母線へ
中央部分 避雷器

ポリマ碍子製のケーブルヘッド(CH)

避雷器は既存の設備を利用
宝積寺と矢板はポリマ碍子製の避雷器を使用している


左 上 変電所母線とは断路器、遮断器を経由して整流用変圧器につながる


820遮断器の状態は「入」表示 2号変成設備は稼働中

昔からあった整流器2号
左 整流用変圧器とバスダクトで繋がるOT(所内変圧器)とシリコン製有機


左奥が新しくなった変成設備(整流用変圧器とシリコン整流器)
手前の土台は撤去された変成設備のもの

新しくなったと言ってもTEPCO受電前から稼働していた
遮断器の左、整流用変圧器のブッシングの間にC-GISからのケーブルヘッドが見える
断路器は投入状態

所内母線 奥に避雷器が見える

き電線引出部 真ん中の2本が太いのはアルミ撚り線510㎟と下り方がすべて上り勾配だから

上り線は325㎟の銅撚り線で下り勾配が続くから
電柱上の標識は以下に記載

エアーセクション部でき電線の延長があるため

エアーセクション部でき電線の延長があるため

変電所直下がエアーセクション 踏切より遠望


下り方(上り勾配) 510㎟×2とは豪勢な太さ 約2,000A流せる
上り方(下り勾配)325㎟×1で約1,000A流せる


上り線 電車線区分標とエアーセクション標識


下り線 電車線区分標とエアーセクション標識


インピーダンスボンドの中性点に繋がる帰線 左ハンドホールから引出


帰線電圧が600Vとはこれ如何に

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