藤島駅から酒田変電所を挟んで本楯駅駅間の複線部分
電化計画時のき電系統図 現在と大きな変化はACVRが温海,仁賀保き電区分所に設けられている |
藤島ー本楯間を抜き出し |
区分箇所は、余目駅の酒田方
左に下り方エアーセクションがあり、断路器で区分
右に上り方エアーセクションがあり、断路器で区分
AFも断路器で区分 ここから酒田方は同一電源線路別き電区分となる。
酒田変電所
左 村上側2回線(同一電源) 右 秋田側 1回線
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き電線引き出し部全景 村上側は、上下線別の断路器がある(同一電源) |
村上側は、上下線別の断路器がある(同一電源) |
余目のエアーセクションで同一電源線路別き電だった き電区分は酒田変電所を終端としている。
酒田変電所から酒田駅方は、同一電源上下一括き電となっている。 酒田駅を出発して本楯駅方しばらく進むと、エアーセクションがあり区分している箇所がある。この先は本楯駅で複線が単線となる。酒田駅側は同一電源上下一括き電であり、エアーセクションの先は単線となるので計画図と同じとなっている。
本楯駅酒田駅方のき電区分
構造的にはAF,TF間に断路器があり、エアーセクションで区分した両端の電圧(AF,TF間)を測定しているようだ。VTの碍子が44㎸耐圧仕様である。
負荷断路器は使用しておらず、単に断路器が2台 頭頂部におかれている。
さて、この設備が何を意味するか TF,AF間の電圧を測定していることは確かだ。
簡単な模式図に表してみた |
参考資料
日本海縦貫線近代化工事記録:奥羽本線秋田・青森間、羽越本線村上・秋田間;日本国有鉄道仙台電気工事局 編 1974